1年前に完成したサンルーム。夏の間は日射による高温対策として、昼間は4台のファンを太陽電池の余剰電力で回して冷却していた。冬になると日射がある昼時は室温は30数度、一方夜間は外気より2,3度高いだけなので、氷点下となることも予想される。今年は去年よりも寒さ対策を強化して、何とか室温変動を抑えると同時に、昼間はここで過ごせるよう冬支度を進めている。
先ずは側壁、ポリカ板戸の内側にビニールシートを張る。少し霞んでしまうが、日光はしっかり入り、外の景色もそれなりに見えるので、これで良いだろう。張ったのは巾1.8mのビニールシートなので、繋ぎ目は両面テープで隙間風が通らないようにする。
天井は景色を眺める訳ではないので、大人買いしてきた、4mmの定尺中空ポリカ板を嵌め込み、作成したコの字型の留め具で固定しておく。
難儀したのが、去年作った保温育苗箱の改造、これに丸1日かかってしまった。昨シーズンは下半分のみ中空ポリカ板で、後はビニールシードで覆っていたものを、中間板をとりはずし、網棚とした後、全面を中空ポリカ板で覆う構造に変更した。
これで温室内に小温室ができたので、暖かい環境を維持できれば、植物の冬越しとか春先の育苗に活躍してくれそうだ。(小温室は室温を育苗ヒーターと冷却ファンを使いデジタルサーモで制御している)
最後に、冬であっても直射日光が当たると、サンルーム内の温度は30数度になってしまう。なので、冷却ファンが動作した時のみ風圧で開くように、冷却ファンの後にフラップを取り付けた。
ファンを制御するデジタルサーモの取付は又、後日の予定。