経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

なにかありましたら・・・・

2007-05-01 07:35:00 | ひとりごと
特に自己紹介などで、よく使うフレーズですが、
この言い方ではその人に話しかけるきっかけがつかみにくいですね。

“何か”がわからないので「“ゼロ”から教えてください」と言っているような感じでどんなことが知りたいのかがはっきりしません。
そして「・・・(何かありまし)たら・・」のこの“たら”も曲者で、かなり受動的な表現と受け止められますね。
よく言う「タラ・レバ」の世界です。

「こんな風に考えている」とか「これについてはお任せください」と言うように、自分から主体的に問いかけると反応を得やすくなります。

よく似た場面では「何でも・・・」と言うのもありますが、これもまた“何でも”は的が絞られていないので接点を見つけるのが大変です。
それよりも「これだけは・・」と言う焦点を絞ってみるとはっきりと見えてきます。

スピーチや接客でも同じですが、自分が話していることに「タイトル」をつけてそれを意識して話をすると言いたいことが鮮明になってきます。
more流「プレゼン道場」の極意より)