経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

ドキュメンタリー2

2007-05-14 07:06:29 | 移動の達人
アンドレが座席に座ったままおとなしくしていて、そのまま時間はどんどんと流れます。

周りの人達は何事もなかったようにおもいおもいの時間を過ごしています。直後に着席している人はさすがに前のアンドレが気になるようで、落ち着かず座席の隙間から前をうかがっています。

そんな時間が1時間以上続いた後、機長らしき人が来てアンドレとなにやら話し込んでいます。30分以上続いたでしょうか?シートベルトを外しました。
手錠はつけたままです。
立ち上がり座席のすぐ前のトイレに行くようです。
トイレに入る直前で手錠は外されました。(おいおい大丈夫か?)

トイレに入ってからかなり長い時間30分以上も経ったでしょうか、突然「バーーーン!」とトイレのドアが開きました。
そしてすぐに閉まりますがレールが外れて閉まりません。外で待っていた機長とトムがこじ開けようとしますが開きません。

歪んだトイレのドアの隙間からお互いになんだか言い合っています。(マズイんじゃないの?)
押し問答が続きやがてトイレのドアが半分外されて空きました。
アンドレが半身を乗り出しながら機長(副操縦士)、トムらと話し合いを続けています。時折アンドレが大声を出しますがトムを中心として対応しているメンバーは冷静です。

アンドレがトイレから飛び出てきても客席に行かないように副操縦士らしき人が通路の前後に立ちはだかっています。
まだなにやら話し合っています。そんな状況が1時間ぐらい続いたでしょうか。

(番外)
前に着席していた50歳ぐらいの日本人夫婦。暗い機内で読書灯をつけて手荷物の中からなにやら取り出しました。
ビデオです。そしてなんと撮影を始めました。(オイオイ)
確かに機内は暗くなっていますが、あんたのところは読書灯で「スャbトライト」状態です。それに全く気がつかずおっさんは隠れながら撮影しています。
アンドレ(トイレ)との距離は座席6つぐらいしか離れていません。
こちらに気がついたら丸見え状態です。

気が気でなかったので「向こうから見たらスャbトライト状態で丸見えですよ。」と座席の隙間から耳打ちし、やっと事態に気がつきビデオをしまいました。
全く何考えてんだか・・。
逆上してきたらどうするんだろう。
「何とかなるさ」なんて甘っちょろい日本人の判断は国際社会では通用しません!

アンドレと機内スタッフとの“話し合い”はまだまだ続いています。

続く・・。