経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

免疫力

2007-05-22 09:44:08 | ひとりごと
関東の大学で「はしか」が流行っていると言う。
大学を「学校閉鎖」しているところもある。

はしかと言えば“子供の病気”みたいな認識で育っているのでとても不思議な感じがする。
それでも“はしかは一度経験すればもうかからない”と言うこともよく言われていた。その理由は免疫力がついたからだという理屈だ。

自転車に乗り始めたときにチョッとうまく走れると調子に乗ってスピードを出しハンドル操作がおぼつかなくなり転ぶ。膝小僧を擦りむき、自分で出したスピードが原因で転んだので誰も責めることはできず、痛くて涙は出るが泣くわけにもいかない。
そんな経験をすれば今度は「どれだけスピードを出せば転ぶ危険性があるか」を学ぶことができる。
つまり転んだとう言う経験(ある意味で失敗)がノウハウとなって自分の身につき対応ができるようになるのである。免疫ができたと言うことと同じである。
何度も転べば転んだ数だけノウハウが増えていく。
目標を設定してそれを成し遂げるためにはどんどんチャレンジをして“ノウハウ”を蓄積していく。経験を積めば積むほど免疫力は高まっていく。

人生の先輩(上司、両親や祖父母)は経験が多いまたは長い。その分だけノウハウが詰まっているのである。素直に耳を傾けることは自分のノウハウを貯めるには近道でもある。そこに自分自身のチャレンジ精神を加えていけば、加速度的に成長が期待できる。

自転車でこけた痛さは必ず役に立つ。
やっぱり自分で経験しなきゃ、
自分で体験しなきゃ、
自分で食べてみなきゃ、
自分で行って見なきゃ、
自分で買ってみなきゃ。

どんどん動くことはどんどん成長させてくれるよね。