経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

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聞きわけがある耳。<3,456本目>

2011-02-03 08:02:00 | ひとりごと
人間が備えている機能って本当に精巧で緻密だ。
(PCの変換って本当に、便利だ”ちみつ“なんて読めるけど、やっぱり書けない)

人の言うことを聞かない、“聞き分けのないひと“もいますが、
人間の耳は何でも聞こえます。

ビジネスシーンではお客様やお取引先、同業者や競合先などから
良い評判も悪いうわさも聞こえてきます。

それは聞きたいとか聞きたくないとかに関わらず耳に入ってきてしまうのですが、
それでも、アタマは賢いので
その情報も価値認識を自由に選択することができます。

気にしなくてもいいことは気にしない。
気にしてもどうにもならないことは、下手にもがかない。

“聞き流し”ちゃえばいいんです。

機能的に人間の耳は素晴らしく(耳だけではなく人間って神秘的で高機能なのですが)、

例えば、電車に乗っていた時に一番大きな“音”は
電車が動く音です。

車輪と線路の接点から聞こえる音が一番大きいのです。
むしろそれは騒音と言ってもいいでしょう。

ところが、その音よりも小さいはずのお隣の人が話している声を聞き取ることができるです。

かつてよく話題になった電車のマナーで、
「ウォークマンの音のシャカシャカがうるさいから気をつけて」というのがありましたが、

まさにそれ。

イヤホンから聞こえる音よりも「デシベル的」には車輪の音の方が大きいはずなのに、
“気になる音“の方が大きく聞こえると認識してしまうのです。

耳は、聞こうとすることを選んでいるのですね。

「人の話を“よく“聞く」というのは、
話を選んで聞くと言うことになり、やはり価値があるのです。

自分が持っているもので使えるところはいくらでもあります、
存分に使いこなして充実した時間を過ごしましょう!










晴れ@気温上昇。
インフルエンザにも気をつけて来てくれてありがとうございます。


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