今日は11日、先ほど、心からの思いを込めて、黙祷を捧げさせて頂きました。
行方不明の方が、まだ2,671名もいらっしゃるのですね。
ご家族のお気持ちを想うと、本当に心が苦しくなります。
最近、私は311 HELP.comで見つけて連絡を取った方が、「もうほとんど支援の求めに応じてくださる方がいらっしゃいません」と、悲しげであったのが忘れられません。
身近に被災者の方がおられないあなた。
あなたにとって、あの出来事は、もはや遠い日のことになってしまったのでしょうか?
もしかすると、今もなお、支援を求める人が大勢いらっしゃるということが、感覚的に理解できないのかもしれないですね?
でも、現実はたとえばこんな風景が広がっているのです。
ブログ「大鎚の空・いわし雲」より。
まだまだ仮設やみなし仮設にお住まいの方々、あの日に受けた心や体の傷が癒えず、なかなか立ち上がれない方、幾つものローンを抱えてもがいておられる方・・・その他にも、様々な苦しい生活があります。
大切なご家族をなくされたあなた、その哀しみは5年や10年過ぎたって、癒えるものではありません。
まだ2年ですもの、悲しくて当たりまえ、、、
今も悲しい方、どうかご自分を責めないでくださいね。
悲しいのは、決してあなたが弱いからではありません。
当たり前のことなんですから!!
まだまだ、涙の出るときは、しっかり泣いていいのですよ。
涙は、多少なりとも、哀しみを癒してくれますから。
もちろん、大いに頑張って前進中の方もたくさん!!
けれど、そんなあなた、
頑張りすぎて、心身の健康を害されませんように・・・
いま、離れた土地に住む私達に出来るのは、何?
それは、色々なニーズの中で、ささやかでも、自分にできることを見つけて応援を続けていくことではないでしょうか?
みなさん、どうかよろしくお願いいたします。
東北のこと、福島のこと、忘れないで下さい!
あなたの応援を待っている人たちは、まだまだたくさんいらっしゃいます。
今日は、私の好きなこんな詩をご紹介しましょう。
詩は『愛をこめて生きる』(渡辺和子著・PHP文庫)よりの引用です。
ニューヨーク大学のリハビリテーションー研究所の壁に書き残された、患者さんの詩だそうです。
大きなことを成し遂げるために
力を与えてほしいと神に求めたのに
謙遜を学ぶようにと 弱さを授かった
偉大なことができるように
健康を求めたのに
より良きことをするようにと 病気を賜った
幸せになろうとして
富を求めたのに
賢明であるようにと 貧困を授かった
世の人々の賞賛を得ようとして
成功を求めたのに
得意にならないようにと 失敗を授かった
この続きは、神への感謝の言葉で結ばれています。
自分の望みは何一つ叶えられなかったけれど、自分にとって必要なことが与えられたと、心から感謝しているのです。
これを書いた人は、きっとクリスチャンだったのでしょう。
私も含めて多くの人が、大きな力をほしいと思い、健康や富や成功を願います。
でも、叶えられるとは限らない・・・
叶えられないことの方が多いのではないでしょうか。
私も人生半ばで突然に病を得て、治療法がないといわれ絶望しました。
仕事には自信があったのに、小さな失敗からリストラに遭いました。
夫の事業の失敗から、何もかも失くして子供の学級費を払えないような生活もしました。
そのたびに「どうして私だけが・・・」と嘆き悲しみました。
しかしその後、この詩を目にする機会があり、気持ちが変わったのです。
神さまの配慮があったかどうかは別にして、これは究極のポジティブシンキングだと感じました。
自分の身に起きることは、すべて自分に必要なこと。
大切なのは、それをどう生かすかなのだと、『人生には何ひとつ無駄なものはない』(遠藤周作著・朝日文庫)にも書かれています。
まだまだしんどい気持ちのあなたは、どうぞお体を大切に。
気持ちを強く持って、毎日、新しい一歩を踏み出して下さいますように。
写真は、ある日の空の彩雲です。
彩雲が現れるといいことがあるとか、あなたにも、どうか良いことが有りますようにと、お祈りしつつこの写真を選びました。
行方不明の方が、まだ2,671名もいらっしゃるのですね。
ご家族のお気持ちを想うと、本当に心が苦しくなります。
最近、私は311 HELP.comで見つけて連絡を取った方が、「もうほとんど支援の求めに応じてくださる方がいらっしゃいません」と、悲しげであったのが忘れられません。
身近に被災者の方がおられないあなた。
あなたにとって、あの出来事は、もはや遠い日のことになってしまったのでしょうか?
もしかすると、今もなお、支援を求める人が大勢いらっしゃるということが、感覚的に理解できないのかもしれないですね?
でも、現実はたとえばこんな風景が広がっているのです。
ブログ「大鎚の空・いわし雲」より。
まだまだ仮設やみなし仮設にお住まいの方々、あの日に受けた心や体の傷が癒えず、なかなか立ち上がれない方、幾つものローンを抱えてもがいておられる方・・・その他にも、様々な苦しい生活があります。
大切なご家族をなくされたあなた、その哀しみは5年や10年過ぎたって、癒えるものではありません。
まだ2年ですもの、悲しくて当たりまえ、、、
今も悲しい方、どうかご自分を責めないでくださいね。
悲しいのは、決してあなたが弱いからではありません。
当たり前のことなんですから!!
まだまだ、涙の出るときは、しっかり泣いていいのですよ。
涙は、多少なりとも、哀しみを癒してくれますから。
もちろん、大いに頑張って前進中の方もたくさん!!
けれど、そんなあなた、
頑張りすぎて、心身の健康を害されませんように・・・
いま、離れた土地に住む私達に出来るのは、何?
それは、色々なニーズの中で、ささやかでも、自分にできることを見つけて応援を続けていくことではないでしょうか?
みなさん、どうかよろしくお願いいたします。
東北のこと、福島のこと、忘れないで下さい!
あなたの応援を待っている人たちは、まだまだたくさんいらっしゃいます。
今日は、私の好きなこんな詩をご紹介しましょう。
詩は『愛をこめて生きる』(渡辺和子著・PHP文庫)よりの引用です。
ニューヨーク大学のリハビリテーションー研究所の壁に書き残された、患者さんの詩だそうです。
大きなことを成し遂げるために
力を与えてほしいと神に求めたのに
謙遜を学ぶようにと 弱さを授かった
偉大なことができるように
健康を求めたのに
より良きことをするようにと 病気を賜った
幸せになろうとして
富を求めたのに
賢明であるようにと 貧困を授かった
世の人々の賞賛を得ようとして
成功を求めたのに
得意にならないようにと 失敗を授かった
この続きは、神への感謝の言葉で結ばれています。
自分の望みは何一つ叶えられなかったけれど、自分にとって必要なことが与えられたと、心から感謝しているのです。
これを書いた人は、きっとクリスチャンだったのでしょう。
私も含めて多くの人が、大きな力をほしいと思い、健康や富や成功を願います。
でも、叶えられるとは限らない・・・
叶えられないことの方が多いのではないでしょうか。
私も人生半ばで突然に病を得て、治療法がないといわれ絶望しました。
仕事には自信があったのに、小さな失敗からリストラに遭いました。
夫の事業の失敗から、何もかも失くして子供の学級費を払えないような生活もしました。
そのたびに「どうして私だけが・・・」と嘆き悲しみました。
しかしその後、この詩を目にする機会があり、気持ちが変わったのです。
神さまの配慮があったかどうかは別にして、これは究極のポジティブシンキングだと感じました。
自分の身に起きることは、すべて自分に必要なこと。
大切なのは、それをどう生かすかなのだと、『人生には何ひとつ無駄なものはない』(遠藤周作著・朝日文庫)にも書かれています。
まだまだしんどい気持ちのあなたは、どうぞお体を大切に。
気持ちを強く持って、毎日、新しい一歩を踏み出して下さいますように。
写真は、ある日の空の彩雲です。
彩雲が現れるといいことがあるとか、あなたにも、どうか良いことが有りますようにと、お祈りしつつこの写真を選びました。