そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

最後まで自分らしくありたい

2013年06月30日 | 本の紹介・その他いろいろ
先月、なだいなださんが亡くなられました。

難しいことを、私などにも解るように書いてくださるので、学生時代からのファンでした。

6月27日の朝日新聞朝刊「オピニオン(論壇時評)」のページに、作家高橋源一郎氏が、そのなださんの絶筆の中から引用されていた文章です。

「正直言うと、どうせ死ぬんだから、ふがいない政治、今の社会をいっそ見放してしまえ、と冷めた気持ちになることもないとは言えません。だけど私はやはり、生きている間は社会に責任があると思っています」

ガンで、遠くない将来にこの世を去ってゆかれるとわかっていた83歳のご発言、立派だと思いました!
私は、なださんよりずっと若いのに、今の世の中を見ていて、あまりのことに呆然として<何もかも投げ出して、気楽に生きてみようか>などと思う日もありました。

でも、この、なださんの言葉を拝見して、「おい、しっかりしてくれよ!」と背中をどやされた気分でした。

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近く選挙があります。

今の日本では、投票率が50%にも届かなくても、やり直し選挙はありません。
それが虚しくて、棄権される方も多いのではありませんか?
どうせ、世の中何も変わりはしないのさ、と。

変わらないならまだマシです。
うっかりしていると、とんでもない方向に変わりかねないのが、今ではないでしょうか?

自分の意思表示としての「白紙投票」をしましょうという声も大きくなっています。

行きましょうよね、投票所へ
コメント (4)
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