そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

大暑の朝に

2014年07月28日 | 昆虫&生き物
7月23日は大暑(たいしょ)
この頃は、一年中で一番暑さの厳しい頃と言われます。

確かに数日前の暑さは、生きているのがやっととため息をつきたくなるような、酷さでしたね。
昨日の雨以来少しマシにはなりましたが・・・


その23日の朝、いつもの道を散歩していると、上の写真のような光景が目に入りました。

気になって近づいてみると、なんと脱皮したばかりのクマゼミが・・・
なんでまたこんな溝の中でと、とても気になりました。


こんな場所では、子供に見つかったり、アリに発見されたり、ネコなどの小動物にみつかる危険性がとても高いと思うのです。

気になるけれど、つれて帰るわけにも行かず、「早く飛び立てるといいね」とそっと声をかけて立ち去るしかありませんでした。


朝の早い時間だったので、マツヨイグサの花がまだ開いていました。
マツヨイグサはいくつかの種類がありますが

これは、しぼんだ花が赤っぽい色になっているので「マツヨイグサ」だと思います。
あまり育っていないので、小さな花でそれがかえって愛らしさを感じさせます。

そして、どんなに日照が続いていても、朝には必ずたくさんの水滴をまとっているのはスギナです。

朝日を受けてキラキラと輝く姿は、真夏の朝の一幅の清涼剤とも言えるでしょう。



そして今朝、セミのいた場所を見に行ってみました。
でも、抜け殻ごと見えなくなっていたのです。

何が起きたのでしょう・・・悲しかったです。



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コメント
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