そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

ユリノキの一年

2016年05月25日 | 3~5月の草木
近くの学校の校庭に、大きなユリノキがあります。

ユリノキはアメリカ東部の原産で、日本には明治の始めにやって来ました。
チューリップに似た花を咲かせるのでチューリップツリーと呼ばれたり、葉の形がお祭りのときに着る半纏の形に似ているので、ハンテボクと呼ばれたりしています。

今の季節、沢山の花をつけるのですが、高いところに咲くことが多いので、なかなか気がつきません。
上の写真のような花ですが、大きくしてみましょう。

下から見上げると、ほんとにチューリップに似ています。

雌雄同株なのですが、どういうわけか花の沢山咲く木と、めったに花をつけない木があるようです。
高いところに花が多かったりしますし、日当たりなどが関係するのでしょうか?


春の始めの若い葉っぱ。


初夏の頃。


夏には大きな木陰を作ります。

そして秋。

とてもきれいな色に!


秋の終わりには、葉っぱが落ちて実が目に付くように成ります。


こんな形をしています。


この中にタネが入っています。

ちょっと判りにくいですが、手前の細長いのがタネです。
風に乗って、くるくる回りながら飛んでいきます。


学校や公園によく植わっているので、ご存知の方も多いでしょう?
花を見れるといいですね





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コメント (2)
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