いつも枕元に置いて、毎晩開いてきたこの本たちも、とうとう終わりの数ページになってしまいました
これらの本を、寝る前に開くのが毎晩の楽しみになってから、もう何年になるでしょうか・・・
さすがに覚えている言葉や短歌、俳句などが増えてきました。
前にも書いたことがありますが、最も心に残っているのは
<花散るや伽藍の枢(くるる)落としゆく>
という一句です。
凡兆という俳人のことは、この本を見るまで知りませんでした。
はらはらと散る花を西日が照らしているでしょうか・・・その中で、本堂の扉や窓の錠をかけてゆく僧の姿が影絵のように目に浮かびます。
かすかな音が響いているのでしょう、その音がかえって静かさを感じさせるという様子がが心憎いばかりです。
向かって左の『ことばの歳時記』の4月8日のページに載っています。
『ことばの歳時記』は新潮文庫で、一日1ページに季節に応じて俳句や言葉や行事が取り上げられていて、その解説が楽しいのです
いろんな言葉の語源なども教えてくれるので、物知りになります!
真ん中の本は「今週の歳時記」(長谷川櫂・筑摩書房)という副題がついてます。
一週間ずつ、その時期の季語をいくつか取り上げて、俳句や短歌を紹介しています。
一年分ですから、楽しみながら歳時記の勉強ができます。
右の本は、『日めくり 四季のうた』(長谷川櫂・中公新書)で、一日一つの俳句、短歌、川柳、漢詩などを取り上げて、簡単な解説をしています。
一日分が短いので読みやすく、自分なりの想像も掻き立てられてなかなか面白いです。
こうして見ると、私は長谷川櫂さんの感性に共感を持っているようですね。
というわけで、眠りにつく前のほんの数分ですが、生活とは無関係な世界へ連れて行ってもらって気持ちのリフレッシュができています。
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これらの本を、寝る前に開くのが毎晩の楽しみになってから、もう何年になるでしょうか・・・
さすがに覚えている言葉や短歌、俳句などが増えてきました。
前にも書いたことがありますが、最も心に残っているのは
<花散るや伽藍の枢(くるる)落としゆく>
という一句です。
凡兆という俳人のことは、この本を見るまで知りませんでした。
はらはらと散る花を西日が照らしているでしょうか・・・その中で、本堂の扉や窓の錠をかけてゆく僧の姿が影絵のように目に浮かびます。
かすかな音が響いているのでしょう、その音がかえって静かさを感じさせるという様子がが心憎いばかりです。
向かって左の『ことばの歳時記』の4月8日のページに載っています。
『ことばの歳時記』は新潮文庫で、一日1ページに季節に応じて俳句や言葉や行事が取り上げられていて、その解説が楽しいのです
いろんな言葉の語源なども教えてくれるので、物知りになります!
真ん中の本は「今週の歳時記」(長谷川櫂・筑摩書房)という副題がついてます。
一週間ずつ、その時期の季語をいくつか取り上げて、俳句や短歌を紹介しています。
一年分ですから、楽しみながら歳時記の勉強ができます。
右の本は、『日めくり 四季のうた』(長谷川櫂・中公新書)で、一日一つの俳句、短歌、川柳、漢詩などを取り上げて、簡単な解説をしています。
一日分が短いので読みやすく、自分なりの想像も掻き立てられてなかなか面白いです。
こうして見ると、私は長谷川櫂さんの感性に共感を持っているようですね。
というわけで、眠りにつく前のほんの数分ですが、生活とは無関係な世界へ連れて行ってもらって気持ちのリフレッシュができています。
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