そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

オオイヌノフグリはアメリカにも♪

2017年02月27日 | どんぐり屋のつぶやき
今朝の朝日新聞の「朝日歌壇」に、こんな歌が載っていました。

>天界の輪廻と森羅万象の小さき証言者いぬふぐり咲く  (アメリカ)郷隼人

この歌を目にして、一瞬
「あ、アメリカにも咲いているのだ!」となんだか感動しました。
この「いぬいふぐり」はもちろんオオイヌノフグリでしょう

オオイヌノフグリはヨーロッパの原産で、世界の各地に咲く春の草花です。
なので、アメリカに咲いていたとしても、何の不思議もないのですが、こうして文字になると海の向こうで咲いている青い小さな花が、改めて目に浮かびました。

朝日歌壇をごらんの方はよくご存じと思いますが、郷隼人さんはアメリカの刑務所に長く服役されている方で、優れた歌人でもあります。
心に残る短歌をお詠みになるので、ファンがたくさんいらっしゃいます。

そして私も、つたない一首を
>アメリカにもいぬふぐり咲くと知りし朝 郷さん元気でと青空に祈る


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写真は、以前に見たことがある、雨に打たれてびしょ濡れになりながらも、けなげに咲いていたオオイヌノフグリです。
この花は、雨の日は花を閉じているというのが定説ですが、こんな反骨精神のある花も!

ですが、自家受粉をする植物なので花が咲けば必ず実をを結ぶ、という説はどうなるのでしょう?
この写真でも、花粉はすっかり流れてしまっていますよね?

以前にこの写真を写した時に、そんなことにたいそう疑問を感じたことを覚えています。
どう思われますか?




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コメント (4)
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