そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

「鯛の鯛」収集その後の成果

2009年04月27日 | 鯛のタイ・耳石・鯛の九つ道具
これは、とってもかっこいいでしょう?!

「カサゴの鯛の鯛」です。
カサゴは関西ではガシラと呼ばれ、大変美味しい魚です。


カサゴの胸鰭をつけたままで切り落とし、煮てみました。(焼くより煮る方が採りやすくなります)
そして皮などをきれいに落として、ヒレの本体の骨(これも骨でいいのでしょうか?)を付けたまま、きれいにしてみたのです。


ちなみにヒレの骨を取り外して、鯛のタイだけにすると、こんな形です。



これは「アマダイの鯛の鯛」
関西ではグジなどと呼ばれます。一夜干しだったので、胸鰭部分から上を切り落として煮てみたら、わりに楽に取れました。
何事も趣味に苦労はつきものです(笑)

平凡な形なので並べただけでは、あまり面白くないので、こんなふうにしてみました
着物に付ける紋のようでしょう?


最後は、以前にもUPしたことのある「ニシンの鯛の鯛」です。
以前のは、一部分がちょっと欠けてしまっていたので、再挑戦です。

ニシンは春しか手に入らないので、失敗すると一年待たねばなりません。
長い一年でした

しかし一年のうちに腕を上げたので、今回はきれいに採ることが出来ました
しかしまあ、ニシンほど難しいものも少ないと思います。
骨が薄く、しかも繊細なのです。

それとナイショですが、こんな形に立たせるのが困難で、両面テープをごく小さく切って、そっと貼っているのです

何かと手のかかるニシンなのでした・・・



「鯛の鯛ってなに?」「どうやって採るの?」という方は
こちらへどうぞ
または、この記事の真ん中上の、日付の横の部分をクリックしてみてください。関連記事を見ていただけます。



にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

コメント (13)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春を見送る | トップ | 野の花の後姿 »
最新の画像もっと見る

13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは! (peko)
2009-04-27 19:39:58
うえ~~~っ びっくりしましたぁ
最初の画像!!!
どんぐり屋さんの事だからマタマタ新品種を発見!かと・・・
種を明かして何故かホッと
カサゴが食べたくなりました。
白身で淡白であって凄く美味しいの

いろんな魚を食べてきたのに「鯛の鯛」置いておくべきでした、後悔
すぐ忘れるんだから・・・
返信する
おおっ!モヒカンだっ!! (くまじろう)
2009-04-27 21:23:51
アマダイの鯛はちょっとムーミンっぽいですね。
ニシンのはイルカの横顔みたいです。
スーパーの鮮魚売り場は宝の山なのね~
返信する
見つけタイ (コジパピ)
2009-04-27 21:37:34
タイのタイを昔に見たことありますが、何とか見つけタイなあと思います。
どんな魚にもあるものなんでしょうか? 海老タイは知ってますが・・・

向かい合わせの子達の可愛いこと!
上手く撮られますねえ。
どんぐり屋さんにはどんなものでも
被写体にされるんですから、驚きです。今度は何が出てくるか、楽しみ~~

返信する
コメントありがとうございます♪ (☆お返事です(森のどんぐり屋))
2009-04-28 09:19:33
pekoさんへ
ガシラ、美味しいですよね~高いけど、、、、これを買ったときも、大きいのと小さいのが並んでて、これは小さい方です
鯛のタイ、集めだすと面白いから、ご主人様とご一緒にぜひ!

くまじろうさんへ
ムーミン! 可愛いな♪
ニシンはスーパーでは買えなくて、産直の会の企画で買いました。
カズノコが入ってたんですよ~

ゴジバビさんへ
鯛のタイは、記事にも書きましたように、胸鰭を動かすための骨ですから、大小はありますが胸鰭のある魚は必ず持っています。

でも、鯛のものに似た形が多いですけどね。
そうそう面白いものばかりではありません
返信する
Unknown (chocolat*)
2009-04-28 11:39:23
私にはとてもとても・・・・
食べて捨てるだけ・・・の
興味すら湧き出ないものを
こんな風に撮られるなんて
目の付け所がやっぱり
森のどんぐり屋さん!すごい!!

見る分には すごーーいで済みますが
ご苦労なさって写真を撮る。。。
こらまた 乙なものですね。
返信する
コメントありがとうございます♪ (chocolat*さんへ(森のどんぐり屋))
2009-04-28 13:59:31
こんなものを蒐集する人たちがいて、手引書のようなものもあるのです。
結構有名人もハマってたりしています。

写真写すのはチリモンよりはるかに楽なのですが、骨を壊さずに採るのは、モノによっては苦労します。
きれいに出来上がると「やった~~!!」ってうれしいのは他の趣味と同じですネ
返信する
インディアンだ♪ (クレア)
2009-04-28 14:35:25
見事ですね!さすがです!!
私はいつも崩してしまいます根気がないのか不器用なのか、魚が小さいのか

蘂見は寒さと忙しさが重なって、逃してしまいました・・・そういえば、自然のものでの染色には花は使わないですね・・・
返信する
すごい!! (ブルーベリー)
2009-04-28 22:58:02
すごいです^^
こんなにキレイに採るという作業を考えただけでも森のどんぐり屋さんって器用だな~って思います。
鯛が食べたくなりました。
返信する
コメントありがとうございます♪ (☆お返事です(森のどんぐり屋))
2009-04-29 12:57:02
クレアさんへ
>私はいつも崩してしまいます
もしかして、焼魚でしょうか?
煮てあるのだと、わりにうまくいくのですが・・・
焼き魚の場合は、胸鰭ごと大きく取って、一晩お湯に浸しておくといいですよ。
それと、やっぱり馴れが大切なので、諦めないで!!
私もどれくらい壊してきたことか・・・

ブルーベリーさんへ
面白かったですか?
器用というよりは、失敗の積み重ねから、コツを体得したような気がします。

鯛の骨は固くてとりやすいので、採ってみてくださいネ。
返信する
Unknown (はこふぐ)
2009-04-29 17:11:52
僕も鯛のタイ集めしてたことがあるんですが、カサゴはウスメバルにとてもよく似ていますね。アマダイは、僕も持ってます。ニシンとカサゴは、持ってません。でも、イシダイ、サンマ、サワラ、ホウボウ、マアジ、マダイ、アカアマダイ、クロマグロ、ヒラメ、トビウオ、マハタ、シイラ、サケ、ハタハタ、カマス、スズキ、キンメダイ、ブリ、マサバ、イサキ、ウマズラハギ、カンパチ、スケトウダラの鯛のタイを持っています。
返信する

コメントを投稿

鯛のタイ・耳石・鯛の九つ道具」カテゴリの最新記事