
このように葉っぱの先端に切れ込みが入っているのが「カラスノエンドウ」の本来の葉です。
この形が、昔のお侍が使っていた矢の矢筈(矢の末端の弦に番える部分)に形が似ているので「ヤハズエンドウ」という名前になったようなのです。
それに白花が付いていたので、先日のはシロバナヤハズエンドウ。

こちらの方が見慣れているように思いますが、これより細くて先がとがっているのが「ホソバヤハズエンドウ」という種類です。
こんなに細いです。(左の下です。右下はシロバナヤハズノエンドウの葉です)

雑草と呼ばれる植物にも、こうして様々な変化がみられるのは興味深いですね。
せっかく良い図鑑を持っているのに、こんな細かいところまで読み込んでいなかったことを羞じました。
これを昔の人は「宝の持ち腐れ」と、軽蔑して笑ったのですね


そういえば、数年前、畑で白いのを見かけたは、と、
ちょっと探してみようか~と思ったら、遅かった、
舅様が、草刈り機でなぎ倒した後でした、残念~
カラスノエンドウも、沢山の変化形が有るのですね。
やはり、日当たりや肥料の環境にもよるのかな?
色んな環境などが影響するのでしょうね。最近では農薬の影響も、場所によってはあるようです。
空も、変化があるのでしょうか?
私の所では、虹が全く見られず、不思議に思い、寂しくもあります。