さくらの花が散るのを見届けて安心したように、仕事の終わった蘂（しべ）も次々と落ちて、自らの足元を紅く染めています。
その様子は「さくら蘂降る」と、俳句の季語にもなっています。
花びらとは違う紅い色が春の終わりを告げるかのようで、見る人の心に惜春の想いをかきたてるのでしょうか。
まだ枝に残る蘂です。
近くでしげしげと眺めることは少ないですが、よく見れば細かなつくりがきれいですね。
けれど、お花見の頃のような賑わいはおろか、わざわざ蘂の降る姿を見に来る人もいないようで、辺りは静まり返っていました。
＜花愛でし人いまは来ず 蘂の降る＞
その様子は「さくら蘂降る」と、俳句の季語にもなっています。
花びらとは違う紅い色が春の終わりを告げるかのようで、見る人の心に惜春の想いをかきたてるのでしょうか。
まだ枝に残る蘂です。
近くでしげしげと眺めることは少ないですが、よく見れば細かなつくりがきれいですね。
けれど、お花見の頃のような賑わいはおろか、わざわざ蘂の降る姿を見に来る人もいないようで、辺りは静まり返っていました。
＜花愛でし人いまは来ず 蘂の降る＞
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このような色の蘂ばかりではないのですが、赤い色がいいですよね。
葉っぱと終わってしまった桜の花が、哀愁を感じさせます。
昨日の嵐で遅れて咲いていた山桜もすっかり散りました。
これからは、若葉の色が日ごとに変化していきますね♪
下を歩くと頭の上に降ってきたりして、ちゃんと見てよと声をかけられている気分になります。
これはたぶんソメイヨシノの蘂だと思うのです。
他のさくらは、また違った色をしています。
色々な植物の花の終わった後や実やタネは、それぞれに個性があって、面白いですよ☆
蘂は見れまして？
桜の種類によって色や形が少しずつ違っていると思うのですが、どうでしたかしら？
染物をするのは、例えば紅梅の赤や、さくら色など、花で染めるのではなくて、枝や皮を煮出して色を採るらしいですね？
おもしろいなあ～～と思いません？
花蓮さんが蘂を写されたら、きっとステキな芸術作品に出来上がるのでしょうね？
拝見したいものです♪
蘂も時間がたつと色褪せますが、花びらほどに柔らかくないので、少し長い時間きれいなように思います。
これはソメイヨシノだと思いますが、八重の品種など、もっと薄色で、それはそれできれいです。
私も歳時記を見なかったら、気が付かなかったかもしれないです。
「見つつ観ざりき」（こちらに記事が有ります。http://blog.goo.ne.jp/mori15donguri0402/e/72b4b97bdb8db818bb4a62d385a9c484）という言葉が在りますが、まだまだしっかり見ていないことだらけです。
もう少しでいいから長生きしたいです！
ソメイヨシノは実が出来ないと聞いたことがありますが、他の種類だったら小さなサクランボが出来るはずです。
いわゆるサクランボ（食べられるもの）の出来るのは、また違う木のようですけど。
一週間のご無沙汰で、散歩に出ると葉桜に
返信。それはそれできれいなのですが
どこか寂しげでした。
森のどんぐり屋さんにお聞きしようと思ったのですが、下に落ちた花を見ると
さくらんぼの実見たいにツガイでくっついていますけどあの桜にさくらんぼはなるのでしょうか？？
「蘂」の美しさを教えて下さいました。ありがとうございます！
花の見方をこれからは変えなければと、いたく感動しています。
今年は３月の初めから、桜を撮ってきましたが、散った花びらもきれいだと思っていましたが、しべという発想はありませんでした。花びらと違って、色の赤さも落ちていないんですね。
こんなにも綺麗だったんですね。。。
今まで、桜の花は見ていたのですが、
花びらが散った後のしべに注目したことはありませんでした。
これ自体がまるで花のよう！
今。。散り始めなので。。
今度は、しべを見てこようと思いますね。
教えて頂きありがとうございました！
花弁のさくら色は、ここから流れて出来ていたりして？
「蘂見」に行ってまいります！
しべ自体を 森のどんぐり屋さんがこうして
アップしてくれなかったら私もしげしげと
見ることはなかったでしょう？
しべって花のように愛らしいですね。
今度から私もしべを気をつけて見てみたいと
思います。