
今日は旧暦の2月20日です。この前後に吹く強い西風を貝寄風(かいよせ)と呼び、俳句の季語にもなっています。
幼い頃、海沿いの街に暮らしていたので、冬から早春は非常に風の強い日が多かったように記憶しています。
そんなある夜、父が句帳を開いて墨をすりながら教えてくれました。
「今夜のような風を、かいよせと呼んで、こんな字を書くんだよ」
私は、強い風に波が高くなり、いつも遊びに行く海岸に貝殻が打ち寄せられている様子を思い浮かべました。
父が他界し、海から遠い街に暮らして、貝寄風と呼ぶにふさわしい風の音を聴くこともなくなりましたが、今でも貝殻は大好きです。
<遠き日に父と聴きたる貝寄風に似て吹き荒れる今宵の風は>

これは、去年の5月にも載せた写真ですが、友人が旅行をしたときに送ってくれたお土産です。
珍しい色のサクラガイが気に入って、いつも大切に飾っています。
幼い頃、海沿いの街に暮らしていたので、冬から早春は非常に風の強い日が多かったように記憶しています。
そんなある夜、父が句帳を開いて墨をすりながら教えてくれました。
「今夜のような風を、かいよせと呼んで、こんな字を書くんだよ」
私は、強い風に波が高くなり、いつも遊びに行く海岸に貝殻が打ち寄せられている様子を思い浮かべました。
父が他界し、海から遠い街に暮らして、貝寄風と呼ぶにふさわしい風の音を聴くこともなくなりましたが、今でも貝殻は大好きです。
<遠き日に父と聴きたる貝寄風に似て吹き荒れる今宵の風は>

これは、去年の5月にも載せた写真ですが、友人が旅行をしたときに送ってくれたお土産です。
珍しい色のサクラガイが気に入って、いつも大切に飾っています。
波に洗われて丸くなったガラスの欠片もありますね。
もはや人工物とは思えないくらい石になってるのが好きです。
春の強風は、釣り人にとって釣り糸が飛ばされるので
ちょっと難儀なのですが、そんな呼び方もするんですね。
ちょっと見方が変わりそうです。
爺の所は今日もスッゴイ風ジャヨ。
コチラは「八風(ハップウ)」と言って何時もピューピュー風が唸っているんじゃ。叉今日も雪が降って明日は積もるじゃろうな~。
波に洗われた物は何でも綺麗じゃのう。流木なども綺麗じゃし、世間に洗われた人間様も?かな?
同じ波でも世間の波はチョット違うのう。
そう、アワビなんです! 虹色がきれいですよね~
ガラスの欠片、色の取り合わせが絶妙で、友人のセンスが伺えますでしょ?
春の強風、名前は風情があっても、危険には変わりないですから、気をつけてくださいね。
そちらの風は四方八方から吹き付けるのでしょうね?
かないませんね。
世間の波も、やっぱり人間を磨いて角を落としてくれると思います。さらされているときはつらいですけれども・・・
「貝寄風」ちょっとロマンチックですよね。
海の貝はカラフルで形も面白いですね。
桜貝綺麗ですねぇ。
浜名湖では、アサリかシジミに牡蠣ガラ位です。
こちらも、風が荒れています。
ドオぉンンと地響きの様な音が響いているので
少し心配になっています。
ただでさえ、我が家は風の通り道にあり、
いつも風の当たりが強いんですもの。
今夜は、台風並みに警戒が必要かも?!
かっては、漂流物、漂着物はネリヤカナヤの神からの贈り物として喜ばれたいました。奄美での話です。
蛙、届きました。楽しいです。
私も大学生の頃西表島へ行って、色々な貝殻を持ち帰りました。
それは実家にまだ飾ってあります。
そのうちその貝殻の写真も撮ってみようかしら・・・
湖では、そこに住み着いている貝しか、貝殻にならないでしょうから、ちょっとさびしいですね。
ですけど、アサリもシジミも貝殻の模様は実に色々で、地味ではありますが集めると楽しいですね。
一時凝っていました。
私の生家も風の通り道に有りました。だからよけいに父子で風の話題が出たのかもしれません。
今でも、そのように考えておられる方がいらっしゃるようですよ! 私もこの写真のようなものを見ていると、そんな気がしますもの。
蛙、気に入っていただけてよかったでした!
こちらではアダンの炭が好評で、めずらすがられています♪
西表島の貝殻なら、珍しいものがたくさんあるのでしょうね・・・あこがれます。
ぜひお写真を拝見したいです!!
耳の当てると、南の海の風の音が聞こえるのではないでしょうか?
「親父、餌木に使っちょったとは、アワビやったかね?」
「おー、アワビやらサザエん分厚ちー所を使いよったどー。」
鰹一本釣りに使う疑似餌(餌木)の胴体に、貝の光る所を貼り付けて使っていたそうです。
キラキラ光って、鰯に見えるのかな?
今ではいくらでもプラスチック製品がありますが、昔の人の知恵はすごいですね。
すごい、カッコイイという言い方は軽薄ですが、まさにカッコイイです!!!
鰯に見える・・・魚の目の見え方に関する知識は全くない私ですが、きっとそうではないかという気がします。
どうやって剥がすのでしょう?
その技術もスゴイな!!
何かの番組で、鰯は大きい魚に襲われると、わざと鱗をはがして目眩ましにすると言うことを聞いたことがありますし…。
それは、貝から剥がすのではなく、短冊状(長方形)にヤスリなどで切り取って、少し薄くなるように削るようです。
そして、型にはめ込んで鉛を流し込み、疑似餌にするのですよ。
昔はよく身近にあったのですがねえ。