そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

満開の八重桜

2013年04月19日 | 3~5月の草木
お薬をもらいに、かかりつけの医院へ行ったら、先生が大事に育てておられる八重桜が、見事に咲いていました。

この写真は、子供のお砂場の片隅に吹き寄せられた、花びらです。
ふわふわしてて、美味しそう~でしょ?

まわりにも散り敷いた花びらが。



医院を開かれた時に「千円で買ってきて植えたのよ」とのこと。
今や、空に向かっておもいっきり枝葉を伸ばしています。


これが散り果てると、今年も春から初夏へと、季節が移っていくのですね。


明日は二十四節気の中の「穀雨」です。
たくさんの穀物を育てる雨が降る季節、一雨ごとに緑が濃くなっていきます。

それでも「八十八夜の別れ霜」という言葉があるくらいですから、農業関係の方は気を抜けない季節でもありますね。
茶畑では、昔は古いタイヤを燃やしたりしたようですが、今は大きなファンが風を送って霜を防いでいます。


<満開の山桜散らす風吹けば
         かすかに花の香りただよう>
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逝く春うるわし

2013年04月17日 | 3~5月の草木
一年の仕事を終えて

いま竹は 秋の色になって 葉を落とす

枝を離れた竹の葉は

風が吹くたびに

くるくる くるくる 回りながら

遠くまで 旅をする


ソメイヨシノは

蕊だけを残して 散り果て

それを待ちかねたように

山桜が いっせいに花をひらく


夕暮れの青い光の中に

そこだけが明るく 輝いている


きれいだよ、さくら

今年も咲いてくれてありがとう


あしたか あさってには

吹雪のように 散ってゆく

きれいだよ、さくら



一つ歳を重ねたわたしへの 

お祝いの花吹雪をありがとう



< 四月まれの 我が身がうれし やまざくら >
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キクモモ

2013年04月16日 | 3~5月の草木
毎年見ていたのに、名前を知らずに過ごしてきたこの木、昨日Twitterで名前を教えていただけました。

キクモモというのだそうです。
さっそく画像検索してみたら、そのとおりでした。

上の写真では、花の様子が詳しくわからないですよね。
大きくしてみます。


桃の花の色ですが、花びらが細く分裂していて、見事です。

調べてみると、Wikipediaには、
>キクモモ(菊桃、Amygdalus persica cv. Stellata)はバラ科サクラ属の落葉小高木でモモの1品種。名前は、花弁が細長くキクに似ていることに由来する。別名は、ゲンジグルマ(源氏車)。

濃い紅色の八重咲き。花期は3月下旬から4月上旬ごろ。

江戸時代に中国北部より渡来し観賞用に改良され、現在に至る。


小さな川の畔に植わっていて、毎年実に見事な花を見せてくれています。
秋には紅葉も綺麗だったと記憶しています。

15年ぶりに知った名前です!!



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そろそろ水滴の季節ですね

2013年04月15日 | 水滴・凍露
原料は同じでも、寒い間は凍露・霜・氷などが楽しみでしたが、そろそろ水滴の季節が始まりました。
お待ちどうさまです

というわけで、その姿を求めて外に出てみました。

何気なく写してきた中に、あれ? と思うものがありました。
上の写真です。

向かって右側に、なんだか突き出している部分がありますでしょう?
まるで、この水玉の中に何かが入っていて、それを包み込んでいるような??
そんなことってあるのでしょうか?

今となっては、もう一度見ることもかなわず、「ハテナの水滴」です。


そしてこれはとても大きな水玉!!

カラスノエンドウの葉っぱにうまく挟まれて、落ちることなく留まっている様子です。


これも、葉っぱの付け根にはまり込んで、落ちもせず、うまい具合に止まっていました。



水玉人生も、止まる場所次第で、長く輝けたりすぐに落ちたり、色々のようです・・・



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拝啓 若葉の候

2013年04月13日 | 3~5月の草木
みなさまお元気でいらっしゃいますか?

今朝の大きな地震、被害はありませんでしたでしょうか?

私の所では携帯電話のエリアメールに起こされました。
ほとんど同時にガタゴトと揺れ、飛び起きて玄関のドアを開けました。
ドキドキでしたけど、おかげさまで被害はありませんでした。


さてさて、サクラもあっという間に散り果てて、若葉の季節の到来です。

上の写真は、伸び始めのカエデの葉が、朝日を受けて透き通るように輝いているところです。


これはユリノキ。

下になっている葉は、なんだかハート型みたいですね?
若々しい色です。


これはイヌビワの若葉。

秋には明るい黄色に染まります。


そして、これはアセビの残りの花と、新芽の取り合わせ。


そうそう、花が着いていた枝には、若い実も出来上がっています。

やがて木の実は赤くなって、とても可愛いのです♪
また写してきますネ。




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募米活動にご協力をお願いします

2013年04月11日 | 本の紹介・その他いろいろ
今日は11日、3・11に亡くなられた方々の月命日ですね。
さきほどお祈りをさせて頂きました。


ところで、つい最近、ご紹介があって新しく支援を始めた人がいます。

お米の余裕がないので、子供には3食食べさせているけれど、自分は1食で辛抱していると言われたので、それは大変と、とりあえずお米を送りました。

そうです。 あの募米活動さんを通じて知り合った人です。

みなし仮設(国などが借り上げて、無償で被災者が借りている住まい)にお住まいです。
みなし仮設には、支援が届きにくいとは聞いていましたが、残念ながら本当のようです。
お米が届いて「命を繋いで頂きました」というメールを頂き、私は絶句しました

あれから2年以上にもなるのに、未だ、このような苦しい生活をしている人がいるなんて・・・
もしかすると、いえ、もしかしなくても、これは決してこの方一人だけではないのかも?

働けないご事情があるようで、それが一因になってもいるようですが、それにしてもねえ。


気持ちの上での支えになることなど、滅多にできることではありません。
でも、お腹が減っていては元気も出ませんから、せめて三食ご飯を食べていただくことなら、私にもできます。
この人が、色々な補助を受けながら働くことができるようになるまで、私も経済的には苦しいですが、足りないかも知れませんが、お米の支援を続けようと思っています。


募米活動さんは、いろいろなご都合もあって、活動スタイルを変更されましたが、活動をやめるということではありません。
詳しくはこちらをご覧ください。
そして、少しでもご協力いただけたら、嬉しいです。

私は楽天市場のお米のくりやというお店から送っています。
高いお米は無理ですが、少し安くて送料のいらないものを選んでいます。

他にも通販のお米屋さんはたくさんあると思います。

また、お手元のお米の中から一カップを、という支援でも良いでしょう!
厚めの封筒で定形外で送れますからネ。

送り先は、募米活動さんにメールでお問い合わせお願いします。

募米活動さんのところへは、支援の申し込みも届きますが、支援を望んでおられる人に比べて、支援してくださる人が全く足りないと、管理人さんが嘆いておられます。

皆さん、その気がないのではなくて、実情をご存じないからと思うのです。

今日のこのブログ記事、リンクフリーです。
どうぞあなたのブログでもリンクをお願い致します
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何やってるんだか? と思いつつ・・・

2013年04月09日 | マクロで写す雑草や昆虫など
ここ大阪では、満開のサクラが、春の嵐に散り急いで、残念なことでした。

それでも小さな虫たちも活動を開始している様子!

上の写真は団地内の法面(宅地造成などで、切土や盛土により作られる人工的な斜面のこと)に埋め込まれている水抜き用の細い土管。実はプラスチックですが、その中を覗いて歩くと、たまに面白いものが見られます。

昨日も覗いていると、この写真の穴の中に、」どうやらクモが網を張っている様子。
奥が暗いので、あまり虫は捕まらないと思うのですがねえ?

雨が吹き込んだのか、網には細かな水滴がついていました。
暗いので、弱くストロボを光らせて写して見ました。

すると、こんな感じに。

おまけで、上の方に虹色の糸が・・・

最近は、ストロボを一番弱く光らせて、露出補正を-0,7くらいで写す時がしばしばあります。
フラッシュたいてマイナス側に露出補正をするなんて、何やってるんだろ??と思いながらも、結構良い結果が出るので、遠慮なく(?)やっておりまする。


もう一つ、私にはちょっと珍しかった昆虫が!!
これです。

オオトビサシガメのメスです。

エレベーターの横の壁にいました。
珍しかったので捕まえようかと思ったのですが、なんとなく悪い予感がしたのでやめておきました。
某掲示板で教えてもらってサシガメの仲間とわかりました。
捕まえなくてよかった~




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07年の4月のブログ画面でお届けしてきた”春”をもう一度♪

2013年04月08日 | 本の紹介・その他いろいろ



gooさんがピックアップしてくれた写真ですが、自分で見てもやはり懐かしいです。

珍しいものはありませんが、どうぞ見てくださいネ。


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あの世でも じっとしていない両親と お花見をする

2013年04月05日 | 3~5月の草木
すこし前のことだけど

「千の風になって」という歌が しばしば流れた時があった

あの歌を聞いて 私は

そんな当たり前のことを なにをいまさら唄うのよと

不思議だった


だって 私の父も母も

おとなしくお墓の中に眠ってるとは とても思えなかったもの


やれやれ やっと自由になれたぞ!

ふたりとも そう思って 世界中を 駆け巡ってるに違いないと

私は思っていた

それは お葬式のすんだ 一週間後くらいからだった


何か 相談したいことができると

お気に入りの椅子に ゆったり腰掛けて

じっと目を閉じて

父や母に語りかける


お墓の中に眠っていないから

すぐにやってきて いろんな話を聞かせてくれる

いつの日も

わたしは 決して一人ぼっちではなかった


だから 今年の特にきれいな色のさくらも

東屋のベンチに腰をおろして

両親と一緒に見ています


父ちゃんは 俳句をひねり

母ちゃんは 絵筆をうごかし

私は 能がないので おやつを食べて・・・

楽しい家族のひととき



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ツバキの花の水滴に笑われちゃいました

2013年04月02日 | 本の紹介・その他いろいろ
一日1ページずつ、話題が変わっていくのが気に入って、毎晩寝る前に開いている本があります。

長年の愛読書なので、もう表紙は色あせて、中身もバラバラになっていますが、大事にしています。
てとも楽しい本です。
言葉の歳時記』(金田一春彦著・新潮文庫)といいます。・・・今でもamazonで買えます。中古ならすごく安いです!

題名は歳時記となっていますが、特に俳句関係の本ではなく、その日、その日に関連するさまざまな話題満載なんですよ。


その4月1日、昨日の日付のページに、面白い苗字のお話が載っていました。
以下はそのページからの引用です。

四月一日と書いて、ワタヌキさんと読むそうです。
富山県の魚津・滑川方面に多いとか。
旧暦の四月一日は衣替えの日。
今まで来ていた綿入れの着物を脱いで、あわせに着替える日なので、こんな読み方が!

栗花落と書いて、ツユリさん。
梅雨のころになると栗の花が散るので、ツユイリというのを略してツユリさんと読むらしいです。

日月と書いて、タチモリさん。
ツイタチのタチと、ツゴモリ(旧暦の頃は、一ヶ月の最終日を晦日と書いてツゴモリと読んでいました)のモリをくっつけたらしいということですが、これはもう笑っちゃうしかない?
あ、ツゴモリさん、ゴメンナサイ


と、こんなウソのようなホントのお話を書いていたら、ツバキの花の上から、水滴が横目で見て薄笑いしてました(上の写真) あら、恥ずかしい


乙女椿さんがいろんな人名地名を書いて、メールを下さいました。
>人名で珍しい読み方たまにありますけど、清を『さや』って読むひと少ないです地名は名古屋の鶴舞だと公園をつるま、駅をつるまい、岐阜県各務原市をかかみがはら、坂祝町を(さかほぎ)と素直に読めない地名がありますね大阪の放出や十三も。
コメント (8)
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