千曲市森のあんずが見頃というので温泉の帰りに寄りました。気温は10度で北風が強く花冷えの日でしたが、週末の明日からは春の陽気ということで絶好の花見日和となるでしょう。一番標高の高いあんずは三分咲きで満開は週明けになるでしょう。おすすめは、週明けの3日間です(あんず祭りは8日まで)。桜(ソメイヨシノ)も咲き始め最上部のあんずと枝垂れ桜も満開になるでしょう。
妻女山の貝母(ばいも)とカスミザクラ、ヤマザクラ、オオヤマザクラは15日以降満開になるでしょう。当ブログでアップします。今日は長野県の小中高大の入学式。途中で入学式を終えた可愛い小学生とすれ違いました。

毎年撮影する在来種のあんずの花。樹全体ではまだ三分咲きでした。

在来種は集落の中や畑の角にあります。樹高が高いので分かります。

右奥に見える大木は、樹齢300年を超えると伝わる古樹です。森のアンズは、天和年間(1681~1683年)元禄時代、伊予宇和島藩主伊達宗利侯の息女豊姫が、松代藩主真田幸道侯に興し入れの際、故郷の春を忘れじとして国許よりアンズの苗木を取り寄せ、松代東条地区に植え付けたのが始まりとされるのですが、それ以前にも少しはあった可能性はあります。安永年間(1772~1780年)松代藩は、森村・倉科村・生萱村・石川村などへ苗木を配布し、栽培を奨励しました。

栽培用のあんずの樹。花の蜜を吸うためにヒヨドリが集まっていました。

これも在来種のあんずの樹。

この畑は五分咲きぐらい。あんずの種類や標高、日当たりなどで開花のスピードが異なります。

禅透院の鐘楼と在来種の杏の花。右奥はやはり満開のサンシュユ(山茱萸)。禅透院は、曹洞宗佐久郡前山村貞祥寺末派で、弘治元年(1555)創建。

サンシュユの花のアップ。

在来種のあんず。

在来種の花のアップ。

あんずの花は、枝に沿うようにくっついて咲くので梅や桜と区別できます。

禅透院の山門と向こうにはあんずの畑。レンギョウとユキヤナギも咲き始めました。コブシやモクレンももうすぐ咲きます。

興正寺山門と枝垂れ桜。まだ三分咲きです。

諏訪立川流の天才、和四郎富昌作の「子持ち竜」の木彫。和四郎富昌は八幡の武水別神社の再建中でした。そこで、森出身の弟子・宮尾八百重を案内役に住職、世話人、名主らが建築現場に赴き建築を依頼。引き受けた富昌は三月頃から、父富棟が寛政二年(1789)に建築した善光寺大勧進の表御門形式を参考に絵図面を制作。四月には八百重の家に投宿し近くの薬師山に登って酒宴を催し、満開の杏花を愛でたといわれています。夜は篝火の下で鼓を鳴らし謡曲の「鞍馬天狗」を吟じ、見事な龍を描き上げ、村人や近郷近在の話題をさらい、村では日本一の宮大工が来たと喜んだそうです。興正寺は、浄土宗西京大谷知恩院の末派で、創立年は不詳。

山門脇の石仏と「旧阿吽(あうん)獅子」嘉永四年 尾張なんとかと書いてある瓦。4つあります。これも見事なものです。

山門から見上げる左に三峯山。右奥は山頂は見えませんが鏡台山。両山とも拙書でコースを載せています。

わりと古い栽培種のあんず。最近は作業しやすい様に横に伸ばすのが主流。

最上部のあんずはまだ三分咲き。満開は日曜か週明けでしょう。

左に戸隠連峰、右に飯縄山。麓は春ですがまだまだ冬山です。

在来種の大きなあんずの樹と長屋門のあるお屋敷。風が冷たいので帰ります。来週また来ましょう。
最近、詐欺電話やスパムメールが多くて閉口しています。ご連絡はできるだけパソコンメールでお願いします。なお、サイドバーにあった直接私にメールが届くメッセージは、昨年末でサービスを終了しました。
●モリモリキッズ・スペシャルのブログで、最近大流行りの南米文学(ラテンアメリカ文学)の紹介を始めました。『百年の孤独』『族長の秋』『蜘蛛女のキス』など。注目作品ばかり。
■「ブラジルへの郷愁」レヴィ=ストロース 川田順造訳 みすず書房。文化人類学、また構造主義におけるバイブルのひとつ(妻女山里山通信)
引き続き『アマゾンひとり旅』を順次掲載中。■ブラジル料理を2回に渡って掲載。ブラジル音楽も。。■モリモリキッズ・スペシャル をクリック!!!
■ 「村上春樹さんのピーター・キャットを中心とした70年代のクロニクル」というムサビの美大生時代に彼のジャズ喫茶でアルバイトしていた当時のブログは世界中からアクセスがあります。この文章をクリックで見られます。ロンドンに5週間住んでいて、Queenのフレデイ・マーキュリーの恋人のメアリー・オースチンが勤めていたBIBAの店で当時の私の恋人が彼女からジャケットを買った話。70年代の美大生の赤裸々な日々が見られます。
●インスタグラムはこちらをクリック。ツイッターはこちらをクリック。YouTubeはこちらをクリック。米子大瀑布、絶滅危惧種のナミルリモンハナバチ・キバネツノトンボ・北信流など。これからどんどんアップしていきます。。
もう一つの古いチャンネルはこちら。76本のトレッキングやネイチャーフォト(昆虫や粘菌など)、ブラジル・アマゾン・アンデスのスライドショー。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄でお願い致します。コメント非公開希望の方はその旨を書いてください。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。掲載の写真は有料でお貸しします。他のカットも豊富にあります。お問い合わせください。
妻女山の貝母(ばいも)とカスミザクラ、ヤマザクラ、オオヤマザクラは15日以降満開になるでしょう。当ブログでアップします。今日は長野県の小中高大の入学式。途中で入学式を終えた可愛い小学生とすれ違いました。

毎年撮影する在来種のあんずの花。樹全体ではまだ三分咲きでした。

在来種は集落の中や畑の角にあります。樹高が高いので分かります。

右奥に見える大木は、樹齢300年を超えると伝わる古樹です。森のアンズは、天和年間(1681~1683年)元禄時代、伊予宇和島藩主伊達宗利侯の息女豊姫が、松代藩主真田幸道侯に興し入れの際、故郷の春を忘れじとして国許よりアンズの苗木を取り寄せ、松代東条地区に植え付けたのが始まりとされるのですが、それ以前にも少しはあった可能性はあります。安永年間(1772~1780年)松代藩は、森村・倉科村・生萱村・石川村などへ苗木を配布し、栽培を奨励しました。

栽培用のあんずの樹。花の蜜を吸うためにヒヨドリが集まっていました。

これも在来種のあんずの樹。

この畑は五分咲きぐらい。あんずの種類や標高、日当たりなどで開花のスピードが異なります。

禅透院の鐘楼と在来種の杏の花。右奥はやはり満開のサンシュユ(山茱萸)。禅透院は、曹洞宗佐久郡前山村貞祥寺末派で、弘治元年(1555)創建。

サンシュユの花のアップ。

在来種のあんず。

在来種の花のアップ。

あんずの花は、枝に沿うようにくっついて咲くので梅や桜と区別できます。

禅透院の山門と向こうにはあんずの畑。レンギョウとユキヤナギも咲き始めました。コブシやモクレンももうすぐ咲きます。

興正寺山門と枝垂れ桜。まだ三分咲きです。

諏訪立川流の天才、和四郎富昌作の「子持ち竜」の木彫。和四郎富昌は八幡の武水別神社の再建中でした。そこで、森出身の弟子・宮尾八百重を案内役に住職、世話人、名主らが建築現場に赴き建築を依頼。引き受けた富昌は三月頃から、父富棟が寛政二年(1789)に建築した善光寺大勧進の表御門形式を参考に絵図面を制作。四月には八百重の家に投宿し近くの薬師山に登って酒宴を催し、満開の杏花を愛でたといわれています。夜は篝火の下で鼓を鳴らし謡曲の「鞍馬天狗」を吟じ、見事な龍を描き上げ、村人や近郷近在の話題をさらい、村では日本一の宮大工が来たと喜んだそうです。興正寺は、浄土宗西京大谷知恩院の末派で、創立年は不詳。

山門脇の石仏と「旧阿吽(あうん)獅子」嘉永四年 尾張なんとかと書いてある瓦。4つあります。これも見事なものです。

山門から見上げる左に三峯山。右奥は山頂は見えませんが鏡台山。両山とも拙書でコースを載せています。

わりと古い栽培種のあんず。最近は作業しやすい様に横に伸ばすのが主流。

最上部のあんずはまだ三分咲き。満開は日曜か週明けでしょう。

左に戸隠連峰、右に飯縄山。麓は春ですがまだまだ冬山です。

在来種の大きなあんずの樹と長屋門のあるお屋敷。風が冷たいので帰ります。来週また来ましょう。
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■「ブラジルへの郷愁」レヴィ=ストロース 川田順造訳 みすず書房。文化人類学、また構造主義におけるバイブルのひとつ(妻女山里山通信)
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もう一つの古いチャンネルはこちら。76本のトレッキングやネイチャーフォト(昆虫や粘菌など)、ブラジル・アマゾン・アンデスのスライドショー。
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