まず妻女山展望台で撮影。その後、私の車を駐車場にデポして撮影スタッフのワゴンで象山の駐車場へ向かいました。今回のコースは、拙書でも紹介していますが、象山--母袋城跡--825m深山最高地点--展望岩--鞍骨城跡--二本松峠--陣馬平--斎場山--妻女山でした。
メンバーは、歴史作家の三池先生、TBSのディレクター、地元のカメラマンとミキサー、そして私の5人です。電話で打ち合わせの際に、ディレクターから、三池さんは謙信の妻女山布陣はなかったという説で、林さんとは異なるのですが大丈夫ですかと聞かれたのですが、当時生きていたひとは現在誰もいないので、色々な説があって当然ですと。話を聞くと、三池さんもガチガチの凝り固まった方ではないとのことで、これは面白い山行になるかなと思いました。今回のガイドの依頼は、長野コンベンションビューローと松代夢空間です。
◉◉それから私がガイドしたBS-TBS「諸説あり!」川中島の戦い(仮)の放送時間です。
11月11日(土)夜10:00〜10:54 興味があったら観てください。私も少し映るかもしれません。
BS-TBSの歴史番組のガイドで鞍骨城跡へ。秋めいてきた妻女山山系(妻女山里山通信)
◉夢空間松代主催の「妻女山 紅葉と歴史のハイキング」 10月29日(日)。インタープリターをします。お問い合わせ・お申込みは松代夢空間へ。 026-278-1277 リンクは昨年の様子です。 今年は「はなや」での昼食がないので各自用意してください。昨年はたくさんキノコが採れましたが、今年はどうでしょう。前日に下見をしてお連れしますが、こればっかりは自然が相手なのでなんともいえませんね。幸運を祈りましょう。
妻女山展望台から合戦の舞台となった川中島のパノラマ。千曲川の堤防の両側に広がるのは長芋畑。葉が枯れると掘り始めます。晩秋の葉を焼く煙は風物詩。向こう側の堤防の向こうには、長野冬季オリンピックの開閉会式場だった野球場やサッカースタジアムがあり、公園の南西の端には、山本勘助が討ち死にしたと伝わる「勘助宮(かんすけのみや)」があります。
(左)展望台から松代城方面。戦国当時は海津城。(中)象山神社を抜けて登山開始。象山の山頂手前の広場で撮影。ここは竹山城跡の郭です。(右)象山から今回の最高地点825mまでは急登続き。重い撮影機材もあるし、先生は高齢だし、正直大丈夫かなと思いました。11時半ごろから登り始めたのですが、825mに着いたのはなんと3時近く。私がひとりで登る時間の倍以上かかりました。ここでやっと昼食です。
(左)鞍骨城跡手前に二つある展望岩。9月は一年で最も葉が生い茂っているので、展望が効きません。残念。(中)鞍骨城跡の本郭に着いたのは3時45分ごろ。ポイントで撮影しながらなので時間がかかります。(右)本郭から見下ろす松代城址方面。鞍骨城跡探訪は、冬枯れの季節か4月上旬の芽吹き前がおすすめです。
(左)本郭の石垣。(中)清野氏ではなく、その後に布陣した上杉景勝時代のものといわれています。(右)天城山(てしろやま)は巻き、謙信の陣城跡と伝わる陣馬平を経て、最初の本陣の場と伝わる斎場山(旧妻女山)へ着いたのは、6時少し前。日没となり、妻女山駐車場へ下る途中で真っ暗になり、善光寺平の夜景が瞬き始めました。先生が駒止で転落とかスタッフが両足痙攣とかトラブル連続でしたが、皆無事下山できました。
説はともかく、三池先生の山城の解説などは非常に面白いものでした。また地元ならではの私の解説にも非常に興味を示していただきました。私にとっても非常に有意義な山行となりました。放映時間など詳細が分かりましたら、こちらで発表します。私も少し出るかもしれません。
(左)そして、週末は久しぶりに妻女山山系の奥を歩きました。渡来人のものといわれる積石塚古墳。左下に制癌作用が高いといわれるカワラタケ。(中)全草が猛毒のヤマトリカブト。(右)こんな登山道も獣道もないところを歩きます。もちろん私はどこにいるか、どこへ行けばいいのか全部分かっています。
(左)キノコは皆無だったので、もう終わりの山栗を少し拾いました。ほとんどはリスやタヌキなどによって食べられていました。(中)ノコンギクも終わりに近づいています。(右)ノコンギクで花粉を食べるハナムグリ。
(左)帰化植物のマルバフジバカマ。群生地が減った様な気がします。(中)シソ科のヤマハッカ。(右)飯山の富倉蕎麦で有名なオヤマボクチ。
(左)帰りに亡き山仲間のログハウスがある堂平大塚古墳へ。久しぶりに彼の慰霊碑に参拝しました。(中)そこから西の風景。北アルプスは雲の中。左に前回登った聖山が見えます。(右)クマノミズキの小枝が赤く染まり始めました。秋が深まると真っ赤になります。森の珊瑚。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。長野県シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
メンバーは、歴史作家の三池先生、TBSのディレクター、地元のカメラマンとミキサー、そして私の5人です。電話で打ち合わせの際に、ディレクターから、三池さんは謙信の妻女山布陣はなかったという説で、林さんとは異なるのですが大丈夫ですかと聞かれたのですが、当時生きていたひとは現在誰もいないので、色々な説があって当然ですと。話を聞くと、三池さんもガチガチの凝り固まった方ではないとのことで、これは面白い山行になるかなと思いました。今回のガイドの依頼は、長野コンベンションビューローと松代夢空間です。
◉◉それから私がガイドしたBS-TBS「諸説あり!」川中島の戦い(仮)の放送時間です。
11月11日(土)夜10:00〜10:54 興味があったら観てください。私も少し映るかもしれません。
BS-TBSの歴史番組のガイドで鞍骨城跡へ。秋めいてきた妻女山山系(妻女山里山通信)
◉夢空間松代主催の「妻女山 紅葉と歴史のハイキング」 10月29日(日)。インタープリターをします。お問い合わせ・お申込みは松代夢空間へ。 026-278-1277 リンクは昨年の様子です。 今年は「はなや」での昼食がないので各自用意してください。昨年はたくさんキノコが採れましたが、今年はどうでしょう。前日に下見をしてお連れしますが、こればっかりは自然が相手なのでなんともいえませんね。幸運を祈りましょう。
妻女山展望台から合戦の舞台となった川中島のパノラマ。千曲川の堤防の両側に広がるのは長芋畑。葉が枯れると掘り始めます。晩秋の葉を焼く煙は風物詩。向こう側の堤防の向こうには、長野冬季オリンピックの開閉会式場だった野球場やサッカースタジアムがあり、公園の南西の端には、山本勘助が討ち死にしたと伝わる「勘助宮(かんすけのみや)」があります。
(左)展望台から松代城方面。戦国当時は海津城。(中)象山神社を抜けて登山開始。象山の山頂手前の広場で撮影。ここは竹山城跡の郭です。(右)象山から今回の最高地点825mまでは急登続き。重い撮影機材もあるし、先生は高齢だし、正直大丈夫かなと思いました。11時半ごろから登り始めたのですが、825mに着いたのはなんと3時近く。私がひとりで登る時間の倍以上かかりました。ここでやっと昼食です。
(左)鞍骨城跡手前に二つある展望岩。9月は一年で最も葉が生い茂っているので、展望が効きません。残念。(中)鞍骨城跡の本郭に着いたのは3時45分ごろ。ポイントで撮影しながらなので時間がかかります。(右)本郭から見下ろす松代城址方面。鞍骨城跡探訪は、冬枯れの季節か4月上旬の芽吹き前がおすすめです。
(左)本郭の石垣。(中)清野氏ではなく、その後に布陣した上杉景勝時代のものといわれています。(右)天城山(てしろやま)は巻き、謙信の陣城跡と伝わる陣馬平を経て、最初の本陣の場と伝わる斎場山(旧妻女山)へ着いたのは、6時少し前。日没となり、妻女山駐車場へ下る途中で真っ暗になり、善光寺平の夜景が瞬き始めました。先生が駒止で転落とかスタッフが両足痙攣とかトラブル連続でしたが、皆無事下山できました。
説はともかく、三池先生の山城の解説などは非常に面白いものでした。また地元ならではの私の解説にも非常に興味を示していただきました。私にとっても非常に有意義な山行となりました。放映時間など詳細が分かりましたら、こちらで発表します。私も少し出るかもしれません。
(左)そして、週末は久しぶりに妻女山山系の奥を歩きました。渡来人のものといわれる積石塚古墳。左下に制癌作用が高いといわれるカワラタケ。(中)全草が猛毒のヤマトリカブト。(右)こんな登山道も獣道もないところを歩きます。もちろん私はどこにいるか、どこへ行けばいいのか全部分かっています。
(左)キノコは皆無だったので、もう終わりの山栗を少し拾いました。ほとんどはリスやタヌキなどによって食べられていました。(中)ノコンギクも終わりに近づいています。(右)ノコンギクで花粉を食べるハナムグリ。
(左)帰化植物のマルバフジバカマ。群生地が減った様な気がします。(中)シソ科のヤマハッカ。(右)飯山の富倉蕎麦で有名なオヤマボクチ。
(左)帰りに亡き山仲間のログハウスがある堂平大塚古墳へ。久しぶりに彼の慰霊碑に参拝しました。(中)そこから西の風景。北アルプスは雲の中。左に前回登った聖山が見えます。(右)クマノミズキの小枝が赤く染まり始めました。秋が深まると真っ赤になります。森の珊瑚。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。長野県シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。