モリモリキッズ

信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

節分草

2008-01-27 | アウトドア・ネイチャーフォト
暖冬から一気に厳冬になったので、まだ咲いていないかなと思ったのですが、次男が行こうと言うので野川公園自然観察園へ。ところが途中で息子の自転車の前輪がペッタンコ。虫レスバルブが調子悪いようです。出鼻をくじかれましたが、戻って出直し。最短距離を行きました。花粉が飛んでいるのか、息子は鼻がかゆいと言うし、私は左目の涙が止まらない。

自然観察園は、ご覧の通り冬景色のまま。わずかにロウバイとソシンロウバイの花が目立つ程度。スイセンが盛りでした。去年の今頃は、セツブンソウ、ミスミソウ、フクジュソウが咲いていたことを考えると、やはり今年は寒さで遅れている様。入口の「今咲いている花」の看板にも写真がありません。これは、セツブンソウはまだだねと話しながら小径を辿ると、やはり無い。

と思ったら息子が「咲いている!」と指を指す。見ると落ち葉に隠れるように、小さな小さなセツブンソウが数輪咲いていました。1.5センチぐらいしかない花ですから。しかも、落ち葉に隠れていてはみな気が付かないはずです。花もまだ勢いが無く小さめ。色もやや寒い。スモーキーブルーの雄しべと黄色の蜜線が白い花びら(萼)に映えてなんとも美しい花ですが、なんとも小さい。

帰りながら振り返ると人は通るのですが、みな足元の小さすぎるセツブンソウには気が付かずに通り過ぎてしまいます。見ようと思わないと見えてこない。それが野草です。でも、来週になれば一斉に咲き出すでしょう。見頃は、本当に節分の頃かもしれません。そのころには、アオイスミレ、ミスミソウ、フクジュソウ、マンサク、ミツマタなども順に咲くでしょう。

帰りに寄った調布飛行場の空も、まだまだ寒空でした。それでも近所の梅は、ほころび始めました。春遠からじ。
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妻女山冬景色

2008-01-09 | アウトドア・ネイチャーフォト
年納めの登山は妻女山。年始めの登山も妻女山。
MORI MORI KIDSにて、12月30日の薬師山-土口将軍塚古墳-斎場山-妻女山トレッキングルポと会津比売神社・妻女山松代招魂社二年参りと、1月4日の斎場山険路登山-陣場平-妻女山…(長野電鉄屋代線)…松代城-象山神社初詣をアップしました。妻女山冬景色と歴史を堪能する山歩きでした。

今回のトレッキングのフォトレポは、モリモリキッズでご覧ください。

妻女山の真実について、詳しくは、本当の妻女山について研究した私の特集ページ「妻女山の位置と名称について」をご覧ください。

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