聖高原の紅葉が見頃ということで、聖山へ向かいました。今回は三和峠からのコースです。もちろん拙書でも載せています。気温は10度ぐらいでしたが、風もなく秋の穏やかな日差しがあり、急登では少し汗ばむほどでした。
国道403号の聖湖から三和峠へ向かう途中の展望が開けた場所から聖湖の上にそびえる三峯山。もちろん拙書でも紹介しています。箱庭のような聖湖畔の紅葉。山頂からはスライダーで下れます。ここも低山ですが、360度の展望が得られます。右後方にみえるのは、冠着山(姨捨山)。もちろん拙書で紹介しています。
(左)三和峠から出発。駐車スペースがあります。3人ほど地元のキノコ狩りの人がいました。別荘地の山林はキノコ狩り禁止なので要注意。(中)そう長くない急登をこなして1308mの風越山に乗ると見事な紅葉が待っていました。(右)ここから山頂手前の聖峠(塩の道・松本街道)までは、ほとんど高低差のない散歩道。ゆっくりと紅葉を楽しめます。
(左)聖峠の先の笹薮の中にクリタケ。これは見えないでしょうね。(中)ムキタケ。標高1000m以上だと毒のツキヨタケもあるので、確実な同定が必要です。(右)このブナが見えたら山頂はすぐです。山頂付近は落葉が始まっていました。とにかく知らないキノコ、確実な同定できないキノコは絶対に食べないように。図鑑で同定は危険。食べられるキノコでも、老菌や過食をするとあたることがあります。
三和峠から約70分で山頂。南方の眺望です。眼下に麻績村の里。奥に四阿屋山。向こうに美ヶ原。左奥に蓼科山と八ヶ岳連峰。右奥に筑北村。その向こうは安曇野と松本盆地です。左の谷を辿ると、修那羅峠を経て青木村へ。拙書の表紙に使っている台形の子檀嶺岳(こまゆみだけ)が見えます。なんでこんな難解な山名になったのか拙書では説明しています。
右に見える筑北村方面。野焼きの煙。くねくねと曲がる長野自動車道。善光寺街道の古道も通っています。古道を歩く人も増えています。
西を見るとアンテナの有るタララ山の向こうに蓮華岳の雄姿。仁科三山や白馬三山は稜線が雲の中でした。
東を見ると善光寺平、長野盆地です。長野盆地南部は、いくつもの尾根が北に伸びています。奥は志賀高原から奥志賀の山脈。眼下に千曲川の流れ。
南東を見ると、右手前に冠着山(姨捨山)。奥に浅間山や黒斑山の山脈。山頂では松本からいらした同性の林さんご夫婦と邂逅。色々な話をさせていただきました。もちろん拙書と当ブログも紹介しました。こういう出会が楽しいのです。拙書を持っている人とも何度も出会っています。
(左)帰路につきます。落葉松の黄葉。風が吹くとチリチリと音を立てて舞います。(中)山葡萄があちこちに。食べてみました。甘く渋みと酸味もあり美味です。(右)マムシグサの赤い実。誤って口にすると口内が酷くただれます。毒草ですが薬草です。
見事な紅葉。少し小さいのでコハウチワカエデでしょうか。
旧大岡村の聖山パノラマホテルに向かう途中で見つけた紅葉。ハウチワカエデでしょう。
聖山パノラマホテルの広い駐車場から左に先程までいた聖山山頂。右のススキの原は旧スキー場のゲレンデです。ここから登るコースも拙書では紹介していますが、幼児や老人でも登れるコースです。
帰路は、三峯山の尾根を南下し、大池から姨捨の棚田に寄りました。稲刈りはほぼ終わっていました。戸倉上山田の万葉温泉に入って温まって帰りました。拙書でも登山の後の立ち寄り湯を載せていますが、信州は温泉があちこちにあって本当に癒やされます。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。長野県シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
国道403号の聖湖から三和峠へ向かう途中の展望が開けた場所から聖湖の上にそびえる三峯山。もちろん拙書でも紹介しています。箱庭のような聖湖畔の紅葉。山頂からはスライダーで下れます。ここも低山ですが、360度の展望が得られます。右後方にみえるのは、冠着山(姨捨山)。もちろん拙書で紹介しています。
(左)三和峠から出発。駐車スペースがあります。3人ほど地元のキノコ狩りの人がいました。別荘地の山林はキノコ狩り禁止なので要注意。(中)そう長くない急登をこなして1308mの風越山に乗ると見事な紅葉が待っていました。(右)ここから山頂手前の聖峠(塩の道・松本街道)までは、ほとんど高低差のない散歩道。ゆっくりと紅葉を楽しめます。
(左)聖峠の先の笹薮の中にクリタケ。これは見えないでしょうね。(中)ムキタケ。標高1000m以上だと毒のツキヨタケもあるので、確実な同定が必要です。(右)このブナが見えたら山頂はすぐです。山頂付近は落葉が始まっていました。とにかく知らないキノコ、確実な同定できないキノコは絶対に食べないように。図鑑で同定は危険。食べられるキノコでも、老菌や過食をするとあたることがあります。
三和峠から約70分で山頂。南方の眺望です。眼下に麻績村の里。奥に四阿屋山。向こうに美ヶ原。左奥に蓼科山と八ヶ岳連峰。右奥に筑北村。その向こうは安曇野と松本盆地です。左の谷を辿ると、修那羅峠を経て青木村へ。拙書の表紙に使っている台形の子檀嶺岳(こまゆみだけ)が見えます。なんでこんな難解な山名になったのか拙書では説明しています。
右に見える筑北村方面。野焼きの煙。くねくねと曲がる長野自動車道。善光寺街道の古道も通っています。古道を歩く人も増えています。
西を見るとアンテナの有るタララ山の向こうに蓮華岳の雄姿。仁科三山や白馬三山は稜線が雲の中でした。
東を見ると善光寺平、長野盆地です。長野盆地南部は、いくつもの尾根が北に伸びています。奥は志賀高原から奥志賀の山脈。眼下に千曲川の流れ。
南東を見ると、右手前に冠着山(姨捨山)。奥に浅間山や黒斑山の山脈。山頂では松本からいらした同性の林さんご夫婦と邂逅。色々な話をさせていただきました。もちろん拙書と当ブログも紹介しました。こういう出会が楽しいのです。拙書を持っている人とも何度も出会っています。
(左)帰路につきます。落葉松の黄葉。風が吹くとチリチリと音を立てて舞います。(中)山葡萄があちこちに。食べてみました。甘く渋みと酸味もあり美味です。(右)マムシグサの赤い実。誤って口にすると口内が酷くただれます。毒草ですが薬草です。
見事な紅葉。少し小さいのでコハウチワカエデでしょうか。
旧大岡村の聖山パノラマホテルに向かう途中で見つけた紅葉。ハウチワカエデでしょう。
聖山パノラマホテルの広い駐車場から左に先程までいた聖山山頂。右のススキの原は旧スキー場のゲレンデです。ここから登るコースも拙書では紹介していますが、幼児や老人でも登れるコースです。
帰路は、三峯山の尾根を南下し、大池から姨捨の棚田に寄りました。稲刈りはほぼ終わっていました。戸倉上山田の万葉温泉に入って温まって帰りました。拙書でも登山の後の立ち寄り湯を載せていますが、信州は温泉があちこちにあって本当に癒やされます。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
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インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。長野県シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。