二ヶ月ぶりの「妻女山 里山デザイン・プロジェクト」の作業は、オオムラサキの食樹である榎に絡み付いたノイバラやミツバアケビ、クズを除伐する作業でした。強力な台風17号が接近中で、いつ降り出すか分からないという状況でしたが、鰯雲がたなびく極めて穏やかな朝を迎えました。
とはいえ、明日から10月とは思えない蒸し暑さで、ヤブ蚊が飛んでいる始末。総勢5名で作業開始。鉈鎌でつるを切り、榎から引きはがしていきます。ノイバラがはねたり刺さったりと、これがえらい作業でした。棘が下を向いているので、ちょっと油断するとズボンや腕に刺さるのです。そしてもっと痛いのがヤマガシュウの針の様な棘。時折あちこちから痛い!と叫び声が聞こえるわけです。
次に、二台の草刈機でつるの上と根元を切って、風の通る空間を作ります。つるで榎が覆われていると、オオムラサキが卵を産めないからです。また樹下が薮だと幼虫が越冬する枯葉のマットができません。大変な作業でしたが、思ったよりも順調に進み、お昼前には終わりました。除伐の指導は、シジミチョウの研究家のTさんにお願いし、イボタノキとコナラの幼木は切らないでとか、指示を出してもらいました。今回は初参加で、植物写真を撮っている開業医のKさんも駆けつけてくれて助かりました。
昼近くにお宝ハンターの仏人Tさんも参加、同級会でいつもこちらが先生ですかと言われるKさんも肉持参で参加。コナラの樹下でバーベキューが始まりました。里はちょうど会津比売神社の秋祭り、花火があがったり、神楽のお囃子が聞こえたりと、なんだか里山らしいのどかな雰囲気の中でのひと時でした。しかし、蚊取り線香を焚かないといけないほど、ヤブ蚊がまだ飛んでいる状況は、皆変だと言っていました。それでも、樹間から千曲川や川中島、遠く戸隠が見えるというローケーションには、「ここいいね」と皆満足。
話は、オオムラサキや里山保全の話、粘菌や野草の話、放射能の話、肉を焼いていたら熊が出た話(笑)等々。信州牛や馬のおたぐり、ジンギスカンや採れたて野菜を焼きながら話は進みました。特にお宝ハンターの仏人Tさんの、金属探知期のデモンストレーションと話は大受け。相当怪しい人に見られるのは分かっているので、必ず微笑んで挨拶するとか、さもないと間違いなく通報されるそう。私も最初陣場平で出合った時は、ロシア人のスパイかと思いましたから(笑)。しかし、彼の福島からの高級中古車が5μSv/hだったという話には、問題の深刻さを認識せざるを得ませんでした。
バーベキューをしていると、堂平大塚古墳の持ち主で、ボランティアで林道整備をしてくれている、Kさんが通りかかり、西山で採れたというウラベニホテイシメジとショウゲンジをくれました。西山なら放射能も大丈夫だろうと思いましたが、念のため塩水に浸けて除染。ウラベニは天ぷらで、ショウゲンジはお吸い物にして、信州の秋の味覚を堪能しました。
今回、妻女山山系では始めてカラハナソウを見ました。カナムグラはそこいらじゅうにあるのですが。カラハナソウは、アサ科のつる性多年草で、あのホップの仲間ですね。よく似ています。なんでもこれを乾燥させて酒に一ヶ月ほど浸けると、苦みのある美味しいカラハナソウ酒ができるそうです。健胃、鎮静、利尿作用があり、お茶にしてもいいそうです。ただホップに比べると苦みが少ないためか、これでビールを作っても美味しくないそうですが。
とにかくつると薮をある程度除去できたお陰で、来年はもっとたくさんの卵を産みつけてくれると期待して、雨が降り出した3時過ぎに解散しました。
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■【必読!】「内部被曝」について:き坊の棲みか:長いので少しずつ読むといい。珠玉のレポート。
■【驚愕!】「こんな怖いものが知らない人から送られてきました! :放射能防御プロジェクト群馬:群馬県富岡市、驚愕の汚染実体。首都圏は相当汚染されている。
とはいえ、明日から10月とは思えない蒸し暑さで、ヤブ蚊が飛んでいる始末。総勢5名で作業開始。鉈鎌でつるを切り、榎から引きはがしていきます。ノイバラがはねたり刺さったりと、これがえらい作業でした。棘が下を向いているので、ちょっと油断するとズボンや腕に刺さるのです。そしてもっと痛いのがヤマガシュウの針の様な棘。時折あちこちから痛い!と叫び声が聞こえるわけです。
次に、二台の草刈機でつるの上と根元を切って、風の通る空間を作ります。つるで榎が覆われていると、オオムラサキが卵を産めないからです。また樹下が薮だと幼虫が越冬する枯葉のマットができません。大変な作業でしたが、思ったよりも順調に進み、お昼前には終わりました。除伐の指導は、シジミチョウの研究家のTさんにお願いし、イボタノキとコナラの幼木は切らないでとか、指示を出してもらいました。今回は初参加で、植物写真を撮っている開業医のKさんも駆けつけてくれて助かりました。
昼近くにお宝ハンターの仏人Tさんも参加、同級会でいつもこちらが先生ですかと言われるKさんも肉持参で参加。コナラの樹下でバーベキューが始まりました。里はちょうど会津比売神社の秋祭り、花火があがったり、神楽のお囃子が聞こえたりと、なんだか里山らしいのどかな雰囲気の中でのひと時でした。しかし、蚊取り線香を焚かないといけないほど、ヤブ蚊がまだ飛んでいる状況は、皆変だと言っていました。それでも、樹間から千曲川や川中島、遠く戸隠が見えるというローケーションには、「ここいいね」と皆満足。
話は、オオムラサキや里山保全の話、粘菌や野草の話、放射能の話、肉を焼いていたら熊が出た話(笑)等々。信州牛や馬のおたぐり、ジンギスカンや採れたて野菜を焼きながら話は進みました。特にお宝ハンターの仏人Tさんの、金属探知期のデモンストレーションと話は大受け。相当怪しい人に見られるのは分かっているので、必ず微笑んで挨拶するとか、さもないと間違いなく通報されるそう。私も最初陣場平で出合った時は、ロシア人のスパイかと思いましたから(笑)。しかし、彼の福島からの高級中古車が5μSv/hだったという話には、問題の深刻さを認識せざるを得ませんでした。
バーベキューをしていると、堂平大塚古墳の持ち主で、ボランティアで林道整備をしてくれている、Kさんが通りかかり、西山で採れたというウラベニホテイシメジとショウゲンジをくれました。西山なら放射能も大丈夫だろうと思いましたが、念のため塩水に浸けて除染。ウラベニは天ぷらで、ショウゲンジはお吸い物にして、信州の秋の味覚を堪能しました。
今回、妻女山山系では始めてカラハナソウを見ました。カナムグラはそこいらじゅうにあるのですが。カラハナソウは、アサ科のつる性多年草で、あのホップの仲間ですね。よく似ています。なんでもこれを乾燥させて酒に一ヶ月ほど浸けると、苦みのある美味しいカラハナソウ酒ができるそうです。健胃、鎮静、利尿作用があり、お茶にしてもいいそうです。ただホップに比べると苦みが少ないためか、これでビールを作っても美味しくないそうですが。
とにかくつると薮をある程度除去できたお陰で、来年はもっとたくさんの卵を産みつけてくれると期待して、雨が降り出した3時過ぎに解散しました。
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■【必読!】「内部被曝」について:き坊の棲みか:長いので少しずつ読むといい。珠玉のレポート。
■【驚愕!】「こんな怖いものが知らない人から送られてきました! :放射能防御プロジェクト群馬:群馬県富岡市、驚愕の汚染実体。首都圏は相当汚染されている。