うららかな陽射しに誘われて自転車で野川公園自然観察園へ。暖冬だからもう咲いているだろうと節分草を見に行きました。いつも通り野川沿いに自転車を走らせていると葦の枯れ枝の先っぽにカワセミが留まっています。先に行った息子を呼び寄せて教えていると、近くで鳥を撮影していた男性が、それよりもっと珍しい鳥がいると教えてくれました。
どれどれと教わったところを見ると、枯れ草にまぎれてウズラのような小さな鳥がいました。タシギというのだそうです。カワセミはいくらでも見つけられるけれど、タシギは多くて7回ぐらいしか見たことがないという野川では貴重な鳥だそうです。しかも保護色なので見えない。おそらく目に留める人もいないでしょう。その隣にはバンの幼鳥がオナガガモと一緒にエサを探していました。他には、チュウサギ、カルガモ、ユリカモメなども。
まずは、次男が調布選抜の練習試合をしている東京スタジアム北の関東村運動公園へ。陽気のせかもひとつ気合いの入らない試合を眺めてから、調布飛行場の北にある新しい「武蔵野の森公園」へ。ここは調布飛行場から飛び立つセスナが間近で見られる芝生の丘がポイント。戦争中の「飛燕」を隠したドーム型のコンクリートの格納庫もふたつあります。
そして、いよいよ野川公園自然観察園へ。暖冬で例年より咲き始めは早いものの、寒さが足りないせいか勢いがもうひとつ。それでも林下の日溜まりに可愛らしく咲いていました。ただし、開いても2センチ程度と小さいので、注意して見ていないと通り過ぎてしまうかも。スモーキーブルーの雄しべと黄色の蜜線が白い花びら(萼)に映えてなんとも美しい。ちょっと北欧っぽい色合いでしょうか。
他にはスイセン、ソシンロウバイ、ロウバイも咲いていました。マンサクはこれからのようです。まもなくミスミソウ(ユキワリソウ)も咲くでしょう。深大寺の「玉乃屋」でいつものように大盛りを食べて、深大寺城跡に寄り、再び野川沿いに帰路につきました。
●セツブンソウ(節分草)キンポウゲ科セツブンソウ属。本州の関東地方以西に分布する、高さ10センチほどの小さな多年生草本。花の直径は約2センチ。花びらに見えるのは萼です。先が黄色く見えるのが退化して蜜腺になった花びらです。山地の落葉広葉樹林の林床に生え、石灰岩地を好む傾向があります。節分の頃に咲くのでこの名があります。早春に咲き、2、3ヵ月でその年の生活サイクルを終え消えてしまう植物は、スプリング・エフェメラル(Spring Ephemeral、春の妖精、春のはかない命)と呼ばれますが、カタクリと共にその代表的な花といえるでしょう。条件が整うところでは、広い林床を埋め尽くすように咲くようですが、心ない人の盗掘で各地で絶滅が心配されている植物でもあります。
詳しくは、モリモリキッズにフォトドキュメントをアップしました。ご覧ください。
どれどれと教わったところを見ると、枯れ草にまぎれてウズラのような小さな鳥がいました。タシギというのだそうです。カワセミはいくらでも見つけられるけれど、タシギは多くて7回ぐらいしか見たことがないという野川では貴重な鳥だそうです。しかも保護色なので見えない。おそらく目に留める人もいないでしょう。その隣にはバンの幼鳥がオナガガモと一緒にエサを探していました。他には、チュウサギ、カルガモ、ユリカモメなども。
まずは、次男が調布選抜の練習試合をしている東京スタジアム北の関東村運動公園へ。陽気のせかもひとつ気合いの入らない試合を眺めてから、調布飛行場の北にある新しい「武蔵野の森公園」へ。ここは調布飛行場から飛び立つセスナが間近で見られる芝生の丘がポイント。戦争中の「飛燕」を隠したドーム型のコンクリートの格納庫もふたつあります。
そして、いよいよ野川公園自然観察園へ。暖冬で例年より咲き始めは早いものの、寒さが足りないせいか勢いがもうひとつ。それでも林下の日溜まりに可愛らしく咲いていました。ただし、開いても2センチ程度と小さいので、注意して見ていないと通り過ぎてしまうかも。スモーキーブルーの雄しべと黄色の蜜線が白い花びら(萼)に映えてなんとも美しい。ちょっと北欧っぽい色合いでしょうか。
他にはスイセン、ソシンロウバイ、ロウバイも咲いていました。マンサクはこれからのようです。まもなくミスミソウ(ユキワリソウ)も咲くでしょう。深大寺の「玉乃屋」でいつものように大盛りを食べて、深大寺城跡に寄り、再び野川沿いに帰路につきました。
●セツブンソウ(節分草)キンポウゲ科セツブンソウ属。本州の関東地方以西に分布する、高さ10センチほどの小さな多年生草本。花の直径は約2センチ。花びらに見えるのは萼です。先が黄色く見えるのが退化して蜜腺になった花びらです。山地の落葉広葉樹林の林床に生え、石灰岩地を好む傾向があります。節分の頃に咲くのでこの名があります。早春に咲き、2、3ヵ月でその年の生活サイクルを終え消えてしまう植物は、スプリング・エフェメラル(Spring Ephemeral、春の妖精、春のはかない命)と呼ばれますが、カタクリと共にその代表的な花といえるでしょう。条件が整うところでは、広い林床を埋め尽くすように咲くようですが、心ない人の盗掘で各地で絶滅が心配されている植物でもあります。
詳しくは、モリモリキッズにフォトドキュメントをアップしました。ご覧ください。