妻女山は、ここのところ午後から夕方にかけて猛烈な雷雨に襲われています。今日は近くに落雷があり、火の玉が落ちて、コンセントから火花が散ったとみなが言っていました。34、35度の猛暑とばれば雷雨も仕方ないのですが、夏山の落雷は本当に怖いので、早出早帰が鉄則です。場合によっては昼頃から始まるので、少なくともなにもない尾根筋にはいないようにしないといけません。
日曜日は、仲間が集まって午前中は妻女山 里山デザインプロジェクトの作業をしました。いつもの3人に、先日知り合ったフランス人のお宝ハンターのテディさんも手伝いにきてくれて、カブトムシのベビーベッドを作りました。1m四方の板枠を作り、防腐剤を塗って、キノコ栽培の大鋸屑と広葉樹のチップを混ぜて入れました。キノコの大鋸屑ならなんでもいいというわけではなく、エノキダケのものはだめで、針葉樹のものもだめ。ということで友人が、知り合いからわざわざ広葉樹の大鋸屑を大量にもらってきてくれました。チップは前に除伐したカラコギカエデです。カブトムシが気に入ってくれるといいのですが。
その前に丸太切りしておいた1m、直径20センチのコナラ十数本を滑車で20m引き上げる作業が一番きつかったわけで、汗だくになりました。これは椎茸栽培に使います。桜はチップにして薫製に使います。みな機械や道具の扱いには精通しているので、一応安心して任せられます。ひとり蜂に刺されましたが。山の作業には、ポイズンリムーバーは必須です。場合によっては命にかかわるので。
作業は順調に進み、手伝いもあって予定より早く昼までには終わりました。昼は蝶の研究家のTさんと、色々差し入れてくれたKさんも加わってバーベキュー大会。ラム、ソーセージ、地鶏、信州丸ナス、ズッキーニ、ピーマン、タマネギ。タレはBBQソースと自家製ニンニク醤油。自家製の唐辛子ソース等々。キュウリは丸ごと信州味噌をつけて丸かじり。冷やしトマト。野菜はもちろん採れたて。
話題は、当然山の保全の話から蝶や昆虫の話、放射能の話や、海外の旅の話、歴史の話から下ねたまでバラエティに富んでいました。自然の話では、今年はツバメが異常に多いということ。放射能のせいで関東に虫が居なくて、みんなこっちに飛んで来たのではとか。山でニイニイゼミやヒグラシは鳴いているのに、里でアブラゼミやミンミンゼミが全く鳴かない。蜂、特にハナバチやハナアブが非常に少なくなっている。モンサントの除草剤ラウンドアップやグリホサート系除草剤や殺虫剤のせいではとか。自然現象の異常について色々。下ねたについては割愛しておきます。
妻女山山系の自然情報も、蝶の研究家のTさんから色々得る事ができました。ニホンカモシカのシロには、どうやら子どもが二頭できたらしいです。双子なのか年子なのか分かりませんが、双子かもしれません。そうするとシロの母親もクロ、シロと双子を生んだのかな。そういう家系なのか。ちょっと興味があります。シロは、頭の毛色の文様が鞍骨城跡を塒としていた彼女の父親とそっくりです。黒は母親とよく似ています。
〆は激辛ラーメンに野良坊菜、ターサイ、ケールを入れて。途中、個人で古墳を持っているKさんが通りかかり、かき氷を差し入れてくれました。というような訳で、男達だけの色気のないバーベキュー大会は、コナラの日陰でだらだらと続いたのでした。ニイニイゼミの鳴き声をBGMに話している上を、時折オオムラサキやカラスアゲハなどが舞って行くのでした。今年は、コナラやクヌギのあちこちで樹液が出ているので、散っているため一見数が少ない様に見えますが、例年通り発生しています。
次回は、9月に大キノコ狩りパーティーを企画しています。11月は、椎茸栽培用にコナラの伐採と、暴風雨で地上5mに宙づりになっている赤松の大木の上半分の除去。これは大変危険な作業になりそうですが。そして闇鍋パーティーとだらだら企画は続きます。
■オオムラサキは、チョウ目(鱗翅目)・タテハチョウ科に分類されるチョウの一種。日本の国蝶。学名はSasakia charonda(Hewitson, 1863)、中国名は「大紫蛺蝶」。スミナガシもタテハチョウ科。墨流しで作ったような模様の中に、青緑や群青、紺色など和風の色合いが美しい蝶。
★Youtubeスライドショー(BGMは、GarageBandで作曲したオリジナルです)
■Omurasaki butterflies in Japan 2011 Part 1of3【オオムラサキ】
■Omurasaki butterflies in Japan 2011 Part 2of3【オオムラサキ】
■Omurasaki butterflies in Japan 2011 Part 3of3【オオムラサキ】
■Suminagashi butterflies in Japan 2011 Part 1of2【スミナガシ】
■Suminagashi butterflies in Japan 2011 Part 2of2【スミナガシ】
★ネイチャーフォトは、【MORI MORI KIDS Nature Photograph Gallery】をご覧ください。オオムラサキの写真は「蝶・蜻蛉 4 5」にたくさんあります。
日曜日は、仲間が集まって午前中は妻女山 里山デザインプロジェクトの作業をしました。いつもの3人に、先日知り合ったフランス人のお宝ハンターのテディさんも手伝いにきてくれて、カブトムシのベビーベッドを作りました。1m四方の板枠を作り、防腐剤を塗って、キノコ栽培の大鋸屑と広葉樹のチップを混ぜて入れました。キノコの大鋸屑ならなんでもいいというわけではなく、エノキダケのものはだめで、針葉樹のものもだめ。ということで友人が、知り合いからわざわざ広葉樹の大鋸屑を大量にもらってきてくれました。チップは前に除伐したカラコギカエデです。カブトムシが気に入ってくれるといいのですが。
その前に丸太切りしておいた1m、直径20センチのコナラ十数本を滑車で20m引き上げる作業が一番きつかったわけで、汗だくになりました。これは椎茸栽培に使います。桜はチップにして薫製に使います。みな機械や道具の扱いには精通しているので、一応安心して任せられます。ひとり蜂に刺されましたが。山の作業には、ポイズンリムーバーは必須です。場合によっては命にかかわるので。
作業は順調に進み、手伝いもあって予定より早く昼までには終わりました。昼は蝶の研究家のTさんと、色々差し入れてくれたKさんも加わってバーベキュー大会。ラム、ソーセージ、地鶏、信州丸ナス、ズッキーニ、ピーマン、タマネギ。タレはBBQソースと自家製ニンニク醤油。自家製の唐辛子ソース等々。キュウリは丸ごと信州味噌をつけて丸かじり。冷やしトマト。野菜はもちろん採れたて。
話題は、当然山の保全の話から蝶や昆虫の話、放射能の話や、海外の旅の話、歴史の話から下ねたまでバラエティに富んでいました。自然の話では、今年はツバメが異常に多いということ。放射能のせいで関東に虫が居なくて、みんなこっちに飛んで来たのではとか。山でニイニイゼミやヒグラシは鳴いているのに、里でアブラゼミやミンミンゼミが全く鳴かない。蜂、特にハナバチやハナアブが非常に少なくなっている。モンサントの除草剤ラウンドアップやグリホサート系除草剤や殺虫剤のせいではとか。自然現象の異常について色々。下ねたについては割愛しておきます。
妻女山山系の自然情報も、蝶の研究家のTさんから色々得る事ができました。ニホンカモシカのシロには、どうやら子どもが二頭できたらしいです。双子なのか年子なのか分かりませんが、双子かもしれません。そうするとシロの母親もクロ、シロと双子を生んだのかな。そういう家系なのか。ちょっと興味があります。シロは、頭の毛色の文様が鞍骨城跡を塒としていた彼女の父親とそっくりです。黒は母親とよく似ています。
〆は激辛ラーメンに野良坊菜、ターサイ、ケールを入れて。途中、個人で古墳を持っているKさんが通りかかり、かき氷を差し入れてくれました。というような訳で、男達だけの色気のないバーベキュー大会は、コナラの日陰でだらだらと続いたのでした。ニイニイゼミの鳴き声をBGMに話している上を、時折オオムラサキやカラスアゲハなどが舞って行くのでした。今年は、コナラやクヌギのあちこちで樹液が出ているので、散っているため一見数が少ない様に見えますが、例年通り発生しています。
次回は、9月に大キノコ狩りパーティーを企画しています。11月は、椎茸栽培用にコナラの伐採と、暴風雨で地上5mに宙づりになっている赤松の大木の上半分の除去。これは大変危険な作業になりそうですが。そして闇鍋パーティーとだらだら企画は続きます。
■オオムラサキは、チョウ目(鱗翅目)・タテハチョウ科に分類されるチョウの一種。日本の国蝶。学名はSasakia charonda(Hewitson, 1863)、中国名は「大紫蛺蝶」。スミナガシもタテハチョウ科。墨流しで作ったような模様の中に、青緑や群青、紺色など和風の色合いが美しい蝶。
★Youtubeスライドショー(BGMは、GarageBandで作曲したオリジナルです)
■Omurasaki butterflies in Japan 2011 Part 1of3【オオムラサキ】
■Omurasaki butterflies in Japan 2011 Part 2of3【オオムラサキ】
■Omurasaki butterflies in Japan 2011 Part 3of3【オオムラサキ】
■Suminagashi butterflies in Japan 2011 Part 1of2【スミナガシ】
■Suminagashi butterflies in Japan 2011 Part 2of2【スミナガシ】
★ネイチャーフォトは、【MORI MORI KIDS Nature Photograph Gallery】をご覧ください。オオムラサキの写真は「蝶・蜻蛉 4 5」にたくさんあります。