この本は、昔ロンドンの書店街、Charing Cross Road と St. Martins Lane をつなぐ Cecil Courtの小さな古本屋で見つけたものです。記憶が間違っていなければ確かそうです。当時つきあっていたピアニストの彼女がロンドンに留学していて(美人で才能豊かな女性でした)、私もR.C.A.にプチ遊学ついでにイースターの休みにフラットを借りて滞在していました。書店街では、たくさん画集などを買いました。
大きな画面で見るには、画面上のタイトルをクリックして、Youtubeのページを開き、フルスクリーン&ハイビジョンでご覧ください。BGMは、例によってGarageBandによる自作です。現在はパーツのアセンブリーにエフェクトをかけるぐらいですが、いずれはきちんと作曲してみたいと思っています。
『不思議の国のアリス』は、絵本やディズニーでは実写やアニメでなんども映画化されていてお馴染みです。少女が主人公なので男子の読むものではないと思っている人もいるようですが、原作の題名が「Alice's Adventures in Wonderland」とあるように、本来は『不思議の国でのアリスの冒険』と訳すべきもので、冒険小説です。
作者のルイス・キャロルが、偏頭痛持ちで、モノが小さく見えたり大きく見えたりする体験(不思議の国のアリス症候群)から、この本を書いたともいわれていますが、駄洒落やナンセンス、夢や幻覚、パロディや皮肉、ゲームやなぞなぞなどの要素がぎっしり詰まった、実は奥の深い物語なのです。故に世界で聖書の次に多く読まれる本といわれるほど人気があるのでしょう。
この本は、1907年に出版されたもので初版本です。挿絵はアーサー・ラッカム(Arthur Rackham 1867年9月19日 - 1939年9月6日)。『不思議の国のアリス』,『ニーベルンゲンの指輪』,『ケンジントン・ガーデンのピーター・パン』など妖精や動物たちを描いた可憐で繊細な絵を書いた画家です。本は1908年のクリスマスにプレゼントとして贈られたもののようです。ペンで書かれたLANCE HOUSEというメモが気になります。傷み方からすると、相当愛読されたようです。いったいどれほどの少年少女達の胸を躍らせたことでしょう。
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『不思議の国のアリス』は、絵本やディズニーでは実写やアニメでなんども映画化されていてお馴染みです。少女が主人公なので男子の読むものではないと思っている人もいるようですが、原作の題名が「Alice's Adventures in Wonderland」とあるように、本来は『不思議の国でのアリスの冒険』と訳すべきもので、冒険小説です。
作者のルイス・キャロルが、偏頭痛持ちで、モノが小さく見えたり大きく見えたりする体験(不思議の国のアリス症候群)から、この本を書いたともいわれていますが、駄洒落やナンセンス、夢や幻覚、パロディや皮肉、ゲームやなぞなぞなどの要素がぎっしり詰まった、実は奥の深い物語なのです。故に世界で聖書の次に多く読まれる本といわれるほど人気があるのでしょう。
この本は、1907年に出版されたもので初版本です。挿絵はアーサー・ラッカム(Arthur Rackham 1867年9月19日 - 1939年9月6日)。『不思議の国のアリス』,『ニーベルンゲンの指輪』,『ケンジントン・ガーデンのピーター・パン』など妖精や動物たちを描いた可憐で繊細な絵を書いた画家です。本は1908年のクリスマスにプレゼントとして贈られたもののようです。ペンで書かれたLANCE HOUSEというメモが気になります。傷み方からすると、相当愛読されたようです。いったいどれほどの少年少女達の胸を躍らせたことでしょう。





