今日のジャケ画は、
The Jimi Hendrix Experience 「Axis: Bold As Love」
67年発表の2ndです。
これが出された67年という年は「サマー・オブ・ラヴ」と呼ばれた
ヒッピームーヴメント最盛の時期でした。
そういうこともあってなのかこの盤では
前作とはまた違ったサイケな雰囲気が感じられます。
前作もヘヴィーにサイケでしたが今作ではファルセットのコーラスや
鉄琴の音色なども取り入れてサイケ感を増幅。
ギターフレーズもサイケ感あるフレーズだったりします。
「Ain't No Telling」なんて特にサイケなノリですごく好きです。
「Little Wing」では鉄琴の音色がとても印象的に使われてます。
ブルースロックに鉄琴の音色が重なり、とても味わい深い曲です。
個人的には特に好きな曲です。
「Wait Until Tomorrow」は軽快なギターフレーズが印象的な曲ですが
所々入るファルセットのコーラスが好印象という感じです。
「She's So Fine」でもファルセットのコーラスが入ってますが
どこかビートルズっぽさを感じるようなサイケでポップな雰囲気です。
メインボーカルはジミではありません。
誰が歌ってるのかはワタシは分からないのですが(汗)、
これはやっぱりベースかドラムが歌ってるんでしょうか(^^ゞ大汗
ジミの曲とは思えないほどのポップな曲ですがとても良い曲です。
その次の曲「One Rainy Wish」では
ユッタリとしたブルースロックになりますが
ジミの歌声がとても味わい深いです。
ジャケもサウンドも67年当時の空気を
ギュっと閉じ込めたような感じですね。
サイケでソウルな1枚です。