今日のジャケ画は、
Red Hot Chili Peppers 「By The Way」
02年発表作品です。
この盤では更にルーツロックに根ざしたサウンドとなりました。
ルーツロック的なサウンドにラップを織り交ぜて
彼らならではのサウンドとなってます。
このルーツロックに根ざしたサウンドが
心の奥まで染み渡ります。
ジョン・フルシャンテのギターも
渋みが利いてとても聴かせてくれます。
タイトル曲の「By The Way」では
歌い出し部分の切ないメロディ部分が
この上ないくらいとても心に染み入ります。
が!次の瞬間からリズミカルなラップに。
そしてまたメロディックなサウンドに戻ったりの繰り返しで
メリハリのついた構成になってます。
この切ないメロディ部分は何度聴いても感動的です。
「Dosed」ではそれまでのレッチリとは思えないくらいの
実にUK的な憂いを帯びたメロディとなってます。
哀愁的なギターと味わい深いボーカルにグっとくる曲です。
「Don't Forget Me」では渋みの利いたサウンドとなってます。
ジョンのギターがとても映える曲です。
「Cabron」はアコースティックな曲ですが
どこかカントリーっぽさを感じる曲です。
ハモリも美しくて心地良いサウンドです。
「Tear」は落ち着いた雰囲気のノスタルジックな曲となってますが
なんと!コーラスはあのビーチボーイズを彷彿とさせるような
コーラスだったりするんです!
昔の洋楽好きのワタシとしては、
この曲を聴いたとき、何度もリピートして聴いてしまうくらい
ソッコーお気に入りの曲となりました。
このコーラス、思わず涙目になっちゃいそうなくらいの
美しくて哀愁的でノスタルジックなメロディ&コーラスなんです。
後半の間奏部分にはトランペットの音まで入ってます。
まるであのラヴみたい・・・!
とても良い感じです!
彼らはやっぱり西海岸のバンドだったんだ、と
しみじみ分かるサウンドです。
「On Mercury」ではラテンのリズムを取り入れて
ノリの良い陽気なサウンドとなってますが
サビ部分では哀愁的なメロディになって
美しいコラースがとても映えてます。
「Warm Tape」ではシンセの音で
アイリッシュサウンドのような幻想的な雰囲気を出してます。
サビ部分ではキレの良いギターが印象的に。
とても癒される曲です。
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この盤はジョン・フルシャンテの好みである
ルーツロックに根ざしたサウンドが前面に出たことから
制作時にはベーシストのフリーとギクシャクしてしまったようですが
昔の洋楽好きのワタシとしてはモロに好きなサウンドです。
これは人によって好みに分かれることと思います。
初期のファンクサウンドが大好きな人だったら
きっとこの盤は物足りなさを感じるかもしれません。
しかし、ファンクサウンドだけではない彼らの魅力が
充分に発揮されてると思います。
どの曲も佳曲ばかり。素晴らしい1枚です。
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ということで海外の某所からコチラをどうぞ^^
「Dosed」
(投稿者が撮影したと思われる映像だけどピッタリ合ってる♪)