今日のジャケ画は
The Attack 「About Time!」
60s英国サイケ&ガレージバンド「ジ・アタック」の編集盤です。
これまでにもいくつか編集盤が出てましたが
これは06年発売のUK盤で、全19曲収録されてます。
これまでの編集盤よりも収録曲が若干多めです。
私はアタック関連で最初に聴いたのは「アンドロメダ」の変名バンド、
「ファイヴ・デイ・ウィーク・ストロウ・ピープル」から入ったんですが
ギターリストのジョン・カンのアングラなテイストが大好きなので
アタックもジョン・カンが作った曲が好みです。
ライナーを見ると、66年結成時から68年の解散までの
メンバー遍歴が順を追って載ってますが
ジョン・カンは途中からの参加だったようです。
ジョン・カンがたずさわってない曲は
ポップだったりサイケだったりモッズテイストだったりと
当時のスウィンギング・ロンドンの空気が感じられます。
「Any More Than I Do」は疾走感あふれるビートが最高!
この編集盤の1曲目にしたのも正解!という感じです。
作詞作曲者名には「O'iList / Shirman」の名が。。。
「Shirman」はボーカリストのリチャード・シャーマン、
「O'iList」はデイヴィー・オリスト、、、
そう、彼はキース・エマーソンの「ナイス」のギターリスト。
ナイスで活躍する前はアタックにいたのでした。
そしてジョン・カンが作った曲はというと
なんてアングラ!なんてフリーキー!
とにかくキケンなニオイがプンプンするビートロックばかりで最高!
まさに「フリークサイケ」という言葉通りの音だったりします。
そんな中、カンの曲で後にアンドロメダでもやった「Too Old」は
アングラでもフリーキーでもない、温かい感じの曲となってます。
シンプルな曲だけど温かみある曲で
サビ部分の「Too Old! Too Old!」って部分のメロディが
いつまでも耳に残ります。
ちなみにこの英文ライナーは
ボーカリストのリチャード・シャーマン(Richard Shirman)の
コメントが多数載ってるんですが
彼らについてのエピソードが少しでも分かるのが嬉しいです♪
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