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カート・ベッチャー、ミレニウム前後の作品集

2012-07-23 11:43:51 | 60sジャケ絵日記
今日は米ソフロの代表格・ミレニウムの中心人物で
コーラスの魔術師カート・ベッチャー関連です♪

ミレニウムの前後の彼の作品を
ざっと書いていきますよ~。

まずはミレニウム前に結成してたこちらを!

The Goldebriars - s/t



64年、1stです。
ドッティ&シェリーのホルムバーグ姉妹を
メインボーカルにしたコーラスグループ。
とても透明感あって美しい。

しかも64年当時にこのソフトなポップ感というのは
なかなか他では見当たらないと思います。
数年先を行っているような洗練された音楽性ですね。


そして彼らの2ndがこちら

The Goldebriars - Straight Ahead



こちらも同年、64年作品です。

こちらのほうはアコースティックな曲調が多いかも。
ドリーミーポップな雰囲気と
透明感溢れる姉妹のボーカルが美しくて大満足。

ハイレベル&ハイセンスなハーモニーポップ!

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そしてミレニウム後、73年のソロ作品を。

Curt Boetcher - There's an innocent face



姓名の綴りもTの字がひとつ減った綴りに。
曲のほうもミレ&サジから比べてとてもシンプルな
ウエストコースト・フォークやカントリーロックの路線。

でも彼ならではのポップセンス炸裂で
フォーキーサウンドでもキラキラしたサンシャインポップ!
とても透明感あってポップで素敵です。

正直、そんなに期待してなかったので
これを最初聴いたときはビックリでした!
素晴らしい作品です…!

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そしてこの1stを発表後、2ndの録音作業に入ったものの
諸事情から未完成のままお蔵入りとなったのがこちらの音源集。

Curt Boettcher - Chicken Little Was Right



録音日時の詳しいことは書いてませんが
1st発表後と書いてあるので73年以降の音源ということでしょう。

こちらも1stのフォーキー&カントリーロック路線。
キラキラした木漏れ日フォークです。

曲によっては少々ポップな曲や、ファンキーな曲もあったりして
その後のファンキー&ディスコなプロジェクトグループ、
「カリフォルニア」を彷彿とするようなものを少し感じます。

なにしろ驚きなのが、このライナーノート!
この時期、何故カートが録音作業を中止してしまったかというと
カートは奥さんとの離婚問題があって
録音作業を中止してしまったようだと書かれてるのです!

…女性と結婚してた時期があったなんて
今までライナーを丁寧に読んでなかったので知りませんでした(汗)
そっか、そういう時代があったのね…

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さて、最後に登場は、
69年前後に録音していた未発表音源集です。

Curt Boettcher - Misty Mirage



69年という時代なので
ミレニウム、サジタリアス的な
ドリーミーな重厚アレンジの曲が満載!

なんでこれが未発表だったのか不思議に思うほど
ミレ&サジの延長線あるドリーミーポップな音源集です。
大満足の1枚。


The Goldebriars - Railroad Boy



The Goldebriars - I've Got to Love Somebody



Curt Boetcher - Such a Lady



Curt Boettcher - I Call You My Rainbow



Curt Boettcher - Baby It's Real