五年前の三月十一日はこんなに寒かったか、八日はアチチーなどと言っていたが昨日から真冬が来たよう、予報は坂東も雪が降る事もありそう山手を除けば積もるほどではない様だ、上州のこの辺は偶には日中日も射した、しかし外は寒そうだ。
五年前のあの時上州も震度五弱や強の混在だったか、とに角経験した事のない揺れに恐れおののいたものだった。その後の北陸沿岸のあの大津波のテレビ画像の恐ろしさ、目を瞠るばかりの惨事であった。
どうも東北三県の復興は遅々として進まぬよう、こんなに小さな国土の日本で地震津波で大損害、そこへ東京電力福島原発被災のあの騒ぎ、当時理系総理の菅さんが東電本社まで乗り込んでも相手がさっぱり解らない連中ときて、現地の話の分かる理系の連中は対策対応に掛り切りだったろうし、その間にメルトダウンと言うところか。
その後の五年間を見ていると我が国は原発を稼働させる資格は全然ないと言うべきだろう、メルトダウンをした燃料を含め、使用済み核燃料の始末廃炉の機器や隔壁、作業員の防護服、各地から出る汚染されたゴミなど、未だ何等処理方針も決まって居ないでの再稼働などトンデモナイという事だ。
そこへ二千二十年の東京オリンピック招致が絡んで余計おかしい事になる、古い競技場でもよかったろうに、余分に造りもしない施設の設計料を払ったり、設計が決まって見れば、最近ではどこに聖火台を置くのかなどと大騒ぎ、お蔭様で建設材の値上がりや工事関係者の不足などと復興工事は遅れるばかり、呆れたものだ。
我々が税金、特に消費税の値上げに賛成したのは東日本の復興財源としてであり、オリンピックなどには一銭も使ってほしくない。
三寒四温と云うけれど、今回は四寒になるかも、早くも春の気配も近づいて来ている、東北に春を、早く・・・ 。
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