二日目 二十七日(月)朝ホテルからタクシーで原爆の爆心地原爆ドームへ向かう、ドームを見学さらに慰霊碑に参拝して、近く取り壊される広島市民球場を見学、お別れをする。
広島駅から新幹線こだまで新尾道へ、ここからジャンボタクシーで四国今治へ向けてしまなみ海道を走る。
向島から因島へ、かってこの水域を支配した村上水軍の本拠地の山の上の城を下から見学、すぐ下に資料館があった が見学しないで次へ。
長い橋を渡って生口島へ入る、この島には珍しい外国や日本のお寺や何かのコピーの施設が、赤や黄色のケバケバしいと言うか派手派手と言うか纏まって出来ている。
またここはあの有名な東京芸術大学の学長をした平山郁夫先生の生まれた島だそうだ、きれいに手入れされた植えこみのなかに平屋の和風の建物がある、これが平山郁夫美術館である 。幹事が予定外と言うので見学せずに次に、土産物屋で不参加の三人に土産を送り出発。
世界で2番目に長い吊橋を通り愛媛県の大三島へ渡る、なんとも長い橋とのことだが、渡って見るとどうってことも無いただの橋である。途中にひょうたん島があるという、NHKの人形劇のモデルと言うヒョッコリ瓢箪島に似た島が有る、成る程そっくりだ。 昼が近づき腹の虫がグウグウ、食い物屋を見つけながら引き上げ何と言う店か忘れたか海鮮料理屋で昼に有りつく、一人で穴子重を頼む、関東と焼き方が違うのか少し堅い感じがするが堪能する。
尾道に帰り千光寺公園に山登りをする、展望台からの眺めはまさに絶品よい眺めだ、ただし掘地君は大変だったろう。
山上から見ると海は山の間を流れる川のようだ、これを〇〇水道などと言うのかな?。
街中に入ると狭い道に山にへばりつく様に古い家がびっしりと並んでいる。
商店街のいり口に珍しい物が在った、かってこの町に住んだことのある放浪記などの作家林芙美子の銅像である。
いよいよ今夜の宿のある鞆の町に向かう、この町も狭い道に商家や民家が押し合うように並ぶ、広い道に出ると左手に今夜の宿ホテル鴎風亭が海に突き出るように見える。
今夜も海の幸で一献頂き喝采か。