基左衛門の独り言

坂東の風上毛の空と風景をブログで皆様へ、八十爺

「梅は咲いたか桜はまだかいな」

2011-02-28 18:40:17 | 日記・エッセイ・コラム

 もう二月の最終日だ、今月は早い気がする僅か二日か三日の違いなのだが、今日は朝から雨だ冷たい雨が一日ふり続いていている。

 一昨日の地方紙トップの三山春秋に寄席の落語の出囃子の話から、いよいよ春本番の深山の桜までよくまとめていた。その中で三代目春風亭柳好の出囃子は「梅は咲いたか、桜はまだかいな」と続きさらに「柳ゃなよなよ風次第、山吹ゃ浮気で色ばっかりしょんがいなー」何とものどか。 などと何とも懐かしい何となく節までつけて唄いたいような記事が載っていた。

 何で憶えたか思い出せないが、叉なんて歌だかも知らないが、何となく俗曲とでも云うのかぐらいで憶えていた、不思議な物だ。戦前のラジオかな、その頃だら十歳位だから自然に覚えてもおかしくない、本物の寄席に行くのはそれから二三十年経った戦後三十台以降だし、テレビで寄席というか落語というかは余り見る機会は少ないので、「そうだそうだきっとそうだ、ラジオに違いない」 と思った次第である。

 昨日一昨日は暖かい日で、そんな事で家の梅はどうしたか庭の梅の盆栽を見ると、もう少しまさに綻びる寸前で、梅ノ木を見るとあるある知らない内に二三輪咲いているではないか、いよいよ春か桜はあと一ヶ月か、桜はまだかいな、遠いなあ・・・大分。

 

Rimg0165 盆栽の古木に咲いた梅の花

 

Rimg0166_2 知らないうちに咲いていた庭木


あれもう雛祭りか

2011-02-24 18:21:36 | 日記・エッセイ・コラム

 関東地方は今日は曇りだが気温は高いとのことだった、この辺もその通り時々日が差し午後は暖房なしで過ごせた。

二三日前から庭の福寿草が開いたなと思っていたら、今日はもう「あれこんなに咲いたか」と思うほど開いている。

Rimg0156 こんなに開いた福寿草

 もう春だと思うがまだ二月という思いと、いやあと一週間で三月三日の雛祭りだという思いが交錯する今日この頃である。

 だがまだ我が家の梅は開かない、開きそうで。


大変な白菜の収穫

2011-02-22 18:17:40 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日も今日も此処上州は暖かい良い日になった、こんな時こそオジンは羽を伸ばして足慣らしをして置かないと大変だ。

 家を出て東に向かうとしたけの風が冷たい、いくら暖かいといってもやはり二月下旬である、支度は自宅にいるときと変わらないのだから十日前とはだいぶ違う、十字路を北に向きを変えると右後ろからの風になるので冷たさがずっと内場になる、保泉の変電所を過ぎる頃から背中が汗ばんできて暑い、広幹道の工事現場の歩道を通り西へ、畑はいまや白菜の収穫の真っ最中である。

Rimg0150 二人仲良く白菜の収穫

Rimg0153 取り終えた畑次はなにを植えるのか

Rimg0154 隣の畑は覆いの中に牛蒡の葉がもう茂っている

  ほうれん草を取り入れている畑も見える、いつも思うのだがこの白菜は一個幾らに成るのだろう、どの畑も一反歩か二反歩は植えてある。

 九月に植えて四ヶ月とと少し、そのあいだにそれぞれ手を掛てこの大変な作業の収穫、我々はそれを幾何かを払い食べている、農家の方には幾ら行き、流通の過程で農協、卸、小売と幾らづつ儲けているのだろうと、いつも大変な労働をしている生産者の方々に感謝をしているだが、尤もこの中間の人たちもそれで食べているのだが、ぜひ公平な分配をお願いしたいところである。


久し振りのお江戸、お疲れさん

2011-02-14 18:27:55 | 日記・エッセイ・コラム

 今日は群馬大学付属病院へ甲状腺癌の治療の為の検診に行って来た、次のアイソトープのヨウドを飲むのは五月の九日で、その前後の準備を打ち合わせてきた。

 昨日の十三日(日)は、孫の良君の入っている合唱団立正大グリークラブの定演を見るため、一年半ぶりににお上りさんをしてきた。男の子なのでなにかスポーツの試合の応援でもと思っていたが、高校では入ったアメフト部が生憎部員不足で試合の出来る状態でなく、残念ながら応援も実現せずに終わった。

 そんななか、大学では合唱団だと言うので、定演にはには家内を連れて行かなければと思っていたが、聞くところ定演実行委員長とのこと、二年生では珍しい事のようと云うので倅も連れて行ってきた。

 会場はめぐろパーシモンホールと言う所で、渋谷から東急東横線の都立大駅の北口を出て北へ7分程の所、久し振りの江戸村だし渋谷は地下鉄銀座線だけの時代(六十年くらい前)きり知らないので、様変わりしていて眼を回してしまった。

 定演はなかなか凝った演出で見応えと言うか聴き応えというか、中々のものでやはり全国合唱コンクール金賞の常連クラブだけの物はある。

 ヒィナーレの近松門左衛門狂想はなかなか凝った演出で、長期の練習の成果が出たようだった。

Rimg0137 近松の二の段の合唱

Rimg0136 さすが四十七人の合唱は迫力ある

Rimg0143 終演後友人と孫の良君


今冬の初雪

2011-02-09 18:22:05 | 日記・エッセイ・コラム

 暮れから実に四十日余で雪が降った、久し振りの良いお湿りでインフルエンザも一息か、であれば学級閉鎖の続く小中学校も大喜びと言うところだろう。

Rimg0055 初雪に植木もほっとしている

               我が家の庭

Rimg0057 太陽も薄日を射す(9時過ぎ)

 だが予報では前日夕刻六時頃からの降りだしと言うのが、約11時間遅れの今朝五時頃のようだった。まあ良いお湿りには違いないのだからこの程度の違いは問題とならないか。

 しかし関東平野の北東隅の上州が何時ものようにべと雪はわかるが、九時ごろまでに数センチの積雪で、その頃からドンドン解けてゆく、後々雪かきなどの面倒が無く助かったが、さて十一,十二日(金曜土曜)の予報は大雪になるようだが、どんな結果になるかのお楽しみ。

 ただし十三日(日曜)の孫の立正大グリークラブの定演に行け無いようでも困るが、と心配は尽きない。


昨日の確認

2011-02-05 18:11:30 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日と同じコースを今日は歩く、昨日より暖かく春霞にかすんで周りの山々は見えない、広幹道の現場は歩道の舗装工事をしていた。

Rimg0051 本道でなく歩道の舗装工事だった

                東方面至る境町

Rimg0052 西方面至る市街地 

                前に見えるのは伊勢崎高校校舎

 まだまだ本格的に工事を進める時期ではないのか?。大きな進展なし、残念。

 


立春あったかーい

2011-02-04 17:52:48 | 日記・エッセイ・コラム

 天気予報も暖かくなると言うし、部屋の中も暖かい、と揃ったので久し振りに歩いてみようと、大寒に備えた重装備をして出発、なるほど裏の保泉の畑の辺まで来るといつもクッキリと見える赤城山も、榛名、浅間の山々も今日は霞がかかって全然見えない、その内に背中がぽかぽかと暖かくなって来て、「ナアルホド今日は立春だったな暖かいわけ」?と思ったが、「さてこんな暖かな立春があったかなあ」などと戸惑いながら「今年は暦に忠実すぎるな、この後寒の戻りが怖ろしい、いや大寒の戻りになるとなお怖い」と思いつつ広幹道に出ると、休工だった現場に作業車が動いている、ああいよいよ全線開通に向けて作業再開か期待が大きくなる。

 然しこの辺はもう四十日位雨が降っていない、カラカラ天気である、畑の白菜もまわりの葉を茶色に枯らしているが、巻いているので中は大丈夫で売り物になる、刈り取り出荷を始めている畑も見える。

 しかし皮肉な物で日本海側は大雪で倒壊家屋も出ているようだ、どうも日本列島の宿命なのか、大雪、大雨、地震、台風さらに宮崎県の新燃岳の噴火ときている。

 宮崎ではこれに牛の口蹄疫が片づいたら、今度は鳥インフルの騒ぎ、こんな時に国会では民主、自民の与野党が足の引っ張り合いで、国民の事など何処吹く風、こんな時に第三党がいい知恵と動きをすれば株が上がるのになあー公明さん、何とも早遺憾ともし難い。

 立春の良い日の話も脱線である。


節分は何とも面映い

2011-02-03 16:26:33 | 日記・エッセイ・コラム

 寒い寒いと言っているうちにもう節分となっていた。だが節分と言うと何となく面映い瞬間を毎年しなければならない、この分譲団地に移転してきてちょうど二十年に成るが、節分の鬼払いの豆まきをする人が殆ど居ないので、我が家一軒が毎年声を張り上げて「福は内、福は内、鬼はあー外」と叫んで家の中を巡り、最後は玄関を開けて「鬼は外、鬼はー外」と外へ向かい唱えて豆を闇の中へ向かって投げて終わっている。これが何とも面映い次第である。

 子供の頃は(勿論戦前であるが)お袋(我が家では育ての親の伯母御)が炒った豆で、豆まきの後をついて周り播いた豆を拾い食べたものだ、その豆は今の様のスーパーで売っているガサガサの物でなく、作ったか穀屋で買った大豆を炒ったもので、食べると堅いが噛んでいる内に甘みが出て美味かった。

 何とも早いもので正月もあっと言う間に過ぎ、節分翌日は立春と続き暦は正確に時を刻んでゆく、先日の一輪咲いたシンビジュウムも今日はもう満開である。

Rimg0046 満開のシンビジュウム

               まだまだ咲く花芽が一杯

Rimg0048_3 こちらは疣のような花芽をつけたデンドロビュウム