なんともピンと来ない最近である。日本は・・・ ブログを書く気が起きない最近である。
アメリカは遣ったね、最低で世界経済をぶっこわし、混乱させたブッシュに変って若き民主党のエース,オバマ氏に変った。オメデトウ
でも今日の朝刊に中曽根康弘さんが載っていた、「モラルなき拝金主義 背景に」との見出しで、あしたを考えるという欄に物を言っている。この処この欄は経済危機の行方世界はと言う特集を組み、世界の学者や経済人が発言している。今日は中曽根さんの番である。
10月二十五日はマサチュウセッツ工科大のポール・サミュエルソン氏、三十日は人口統計学・歴史学者エマニュエル・トッド氏、十一月三日はコロンビア大のジョセフ・スティグリッツ氏と順に意見を発表し、一昨日は前日銀副総裁だが省略し、きょうである。
上州宰相の中では一番好きな人だが、これほど世界の経済や政治、思想に深い関心と思い入れががあったとは知らなかった。特に国連が機能しなくなった現在と言うか、させなくなったと言うか、に変るG7 であったがG20 にして司令塔にしようと言うことも今では的を射たことである。
次に日本主導でアジアの声を上げよと言っている、麻生政権はいま起きている問題の歴史的意味や、今後日本が世界に示すべき政策まで思いが至っていない。
本来なら日本が主導して世界に新たな体制作りを訴えるチャンスでもある。アジアの総意、アジアの「連合意思」と言ったものを形成し、欧米に説いていくことがあってもよい。と言っている。
我々アジアの人々が持つ基本思想、基本哲学は欧米的なものとは違う。アジアは自然主義的な観点から出発する思想が普遍的だ。中国や韓国、そして他のアジアの国々でも、米国発の病に苦しむ世界でアジアが声を上げることには賛成するのではないか。
そこにはモラルが一貫して付随し、偏狭なナショナリズムは排されなければならない、と言うような意味を言っている。
よく言ってくれた、前出の方々もアジアに期待しているようだし、我々にも意気上がることだと思う。
大賛成である。