念願の上総、下総の六か寺を巡るため6月11日(月)8時5分車で出発する、天気もよし家内の体調も良さそうだし、東に向かい走り東京に近づくに従い雲が増え外環を走る頃は猛烈な盥をひ繰り返したような雨、柏で下り16号を千葉へ向かうが久し振りのことで高速道になっていて面食らいながら走っていると、またまたワイパーの効かない様な雨で、千葉北出口を通り越してしまい又戻りなどしてやっと千葉寺へ着いたのは昼を回ってしまった。納経帳へ御朱印を頂き写経を収めて駐車場で家内の用意したお握りを頂く。
「こうゆう時のためにお結びを用意したけどやはり良かった」と言われながら背に腹は帰ら
れぬで黙って頂
く。
さて腹ごしらえが済み次の木更津の高蔵寺へ向かう、ここも高速自動車道で館山自動車道である、木更津北で降り県道を暫らく走り山道にはいる、平野山高蔵寺というが平でない最も近い第一駐車場へ車を止めて参詣し写経を収め納経所で御朱印を頂き、「綺麗なお寺さんですね」などとと言いながら境内の中と思われる喫茶店に入り紅茶を頂く、参詣人と思われる先客が三組ほどいた。
木更津市内に帰りホテルロイヤルヒルズ八宝苑にはいる、高台の見晴らしのよいホテルだ、夜景は夕食を食べながら東京湾が横浜まで一望できるロケイションがよいし、東京湾産の穴子の天ぷらが記憶に残った。
さて二日目の始まりだ、朝飯を済ませ笠森寺へ向かうホテルのある太田山公園から4-50分房総山地の中間ぐらいか、寺への上り口前に長南町の町営駐車場があり端に食堂を兼ねた山荘があった。車を置いて案内板を見て登りやすい女坂をえらび登る、それでもきつい、うっそうとした森と古木の間を登ると山門が見えてくる、境内に入ると見上げるように高いやぐらが見えその上が観音堂である。靴を履き替え階段を登る汗ばんだ背中に又汗が噴く、入場料100円と納経料を払い参詣,厨子がしまり前立ち観音に祈る、よい見晴らしだ回廊は隙間から下が見え気味が悪いがよく掃除の行き届いた寺である。
下の食堂でソフトクリームを頂き一息入れて次の長谷寺へと向かう。
ここから南に向かい山中の集落入り口で道に迷ったりしながら長谷寺の駐車場に着く、近くの人か「未だ上が長いですよ車も行けるし駐車場もありますよ」と言うので車で登る。ここも立派なお寺で納経所へ寄ると子供の声が賑やかだ、中学生か「今日はなんだい休み」「学校は麻疹がはやって休校です」との事僧侶に飴玉などを貰っているよく来るのか仲良しらしい、納経帳に御朱印と飴玉を頂き次の銚子市の円福寺へと向かう。
さて今度は長いぞ九十九里を飛ばさなければならない、2時間で着くか国道より混まなくていいだろう海を見ながら走ろう、途中で蕎麦や見つけて昼飯にざる蕎麦を頂く女将は埼玉の出だそうだ。
ここ円福寺は銚子の街なかに在ってすごく立派だが納経所は少し離れた大師堂のある寺でしているかっては一緒だったのか?
御朱印を頂き万願寺へよるよう勧められ向かうが道を間違えたか見つからないで今夜の宿犬吠崎観光ホテルへ行くこととした。
チョッと名前に似遣わないたたずまいだが止むを得ない、チェックインを済ませて一休み、4時チョッと前か何と長い一日だったことか。しかし海の直ぐ端で岬の突端の犬吠崎灯台が絵のように見える、夜は波頭をライトアップして又珍しいい眺めだ。
今日は最終日、残すは滑河山龍正院のみとなった、昨日の寄り残し万願寺へ最初寄る、まあ壮麗というか煌びやかというか金ぴかのサザエ堂や赤い本堂など拝観参詣納経を済ませ、途中の水郷あやめ祭りを見ようと佐原の水生植物園へ寄る、行くとこ何処も人の波ジジババの多いこと売店のあやめを写し本命の龍正院へ向かう、ここは品のある古色蒼然としたよいお寺だ、参詣を済ませ方丈の納経所で御朱印を頂き話好きそうなご婦人が「どちらからお出でですか」「伊勢崎からです」などと話し「先日八十三歳の方が一人で石川県から車で見えました、お寺の境内で車の中へ泊ってきたというので注意をしたんですよ」との事、六歳も上だ最近は活動的なご老人が多くなったものだ。
これで今回の予定完了、一路帰宅だが遠い県道
国道を常
磐道柏ICへ 途中蕎麦や見つけ、たぬき蕎麦を食べる一時頃か、所変わればというが大葉や餅の天ぷら卵焼きなどが入りつけ麺でもかけ麺でもお好みとの事、家内が騒ぐのでガソリンを二十リットル入れようやく柏ICより高速へ乗る。東北ジャンクションを素通りするハプニングはあったが、関越本庄ICへ三時に着く怪我の功名で三時十七分には我が家だった。
走行距離 605.4キロメートル お疲れ様でした。