DEATH NOTE ANOTHER NOTE

2006-11-22 20:03:02 | Weblog
19日の日曜日には近場のネット仲間数人でポタリングでもしようかと打ち合わせしていたのだが、都合で中止となった。
今回が輪行デビュー予定だった「ミセス空色号」が直前で都合が付かなくなった事もあるが、一番の原因は天気予報が雨だったということである。
予報どおり午前中から時折雨粒が落ち始め、何をする事も無い退屈な日曜日であった。
いや、何をする事も無いことはなかったのである。
しばらく更新していないHPに手を付けるのも可能であったし、午後からは「鼓韻の会」定期演奏会に出かけても良かった。
しかし、なぜかキーボードを叩くのも外出も億劫だった。
こんな日には某氏のようにJAZZでも流しながらバーボン片手に本でも読むのが似合っている。
とはいえ、JAZZのCDはスウィング・ガールズのサントラぐらいしかないし、バーボンにいたっては買ったことすらない。
しかも、しかも、である。
いつご帰宅とも分からぬお嬢様たちのアッシーも勤めなくてはならぬのでアルコールは厳禁と来たものだ・・・
そんな訳でコタツにもぐりこんで久々のハードカバーを読んで暇つぶしをする事になったのである。

「DEATH NOTE(デスノート)
  ANOTHER NOTE(アナザーノート)
   ロサンゼルスBB連続殺人事件」
著者:西尾維新 原作:大場つぐみ/小畑 健

「踊るレジェンド」風に言えば映画で公開されたデスノートのスピンオフだろう。
「デスノート」で殺人鬼「キラ」と文字通り一命を賭した推理合戦を展開し絶命した「名探偵L」が登場する小説である。
「L」のみならず、同じくデスノートに名を書かれたFBI捜査官「南空ナオミ」も登場する。
「南空ナオミ」の恋人「レイ」も彼女との電話連絡でチョビッと・・・
映画ではさほど詳しく描かれなかったが、オヒョイさん演じた「ワタリ」もフルネームで登場し、「L」との関係も書かれている。
「ワタリ」は「バットマン」で言う所の執事の「アルフレッド」なのかと思っていたのだがそうでは無いようだ。

物語は「L」の後継者となりえた(裏を返せばなり損ねた)人物が語り部となり、訳あってFBIを休職中の「南空ナオミ」とあの「竜崎」を名乗る探偵がロサンゼルスで起きた奇怪な連続猟奇殺人事件現場を検証しながら推理をめぐらせる形で進行していく。
映画のデスノートを見ている私には目の周りに隈があり、コーヒーに砂糖を入れるというより砂糖にコーヒーを垂らして飲む「竜崎」が松山ケンイチのあの口調、あの演技で脳内変換されてしまうのである。
まぁ、この辺も作者の意図した所ではあるのだろうが、私の脳が卵から孵化したてのが最初に見た動くものを親だと思ってしまう程度の幼稚な精神構造なのかもしれない。
犯人はあの「死神の目」を生まれつき持っている人間で、「L」との確執の中で事件を引き起こしているのだが、「南空ナオミ」の推理により意外な結末で逮捕され数年後には刑務所内で原因不明の心臓麻痺で死亡してしまう。
「死神の目」はデスノートを観るなり読んだ人間以外には分かりずらい所かも知れないのだが、逆にデスノートでは分からない部分がこちらには書かれていたりもする。

そういえばコミックのデスノートをまだ読んでなかった。
午前中から23時45分までヒマだったのだからコミックを先に読んだ方が良かったのかなぁ

画像は死神と鎌つながりでカマキリ・・・
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初雪オフ会 番外編

2006-11-18 20:51:35 | 
けいこさんが訊ねた。
「むじなさん、どうして今回参加したの?
むじなさんって登山はしないんでしょ?」
「いゃぁ、ハイキング程度の山歩きはしたんですよ~。
今までで一番高いところでは2000m級の車山とか那須の茶臼とかね。
もっとも、茶臼は最後のガレ場を三十分ぐらい登るだけですし、車山は山頂までリフトでいけるんですがねぇ~

笑ってごまかしたが実は今回のオフ会参加には別の目的が・・・
それは一ヶ月前に納車になった車のテスト。
高速もあれば市街地も峠もあり、まったく土地勘の無い場所なのでナビのテストにも好都合!!
家からICまでの道中が約10km
関越道の小川嵐山ICから高崎ICまで約50km。
高崎ICから高崎市街を抜けて峠までが約40km。

あらかじめ登録しておいた二度上峠までのルート検索をすると所要時間約二時間と出たので家を七時前に出発とした。
ICまでは通いなれた道なのでわざと裏道などを走ったが、その都度自動的にルートを変更してくれるのに感心(今時のナビなので当然なのだが・・・)
然しながらチョッとガイド音声が小さくCDの音にかき消されてしまう。
走りながらマニュアル・ブックを読むわけにもいかずそのまま上里のSAまで。

十八年ぶりのガソリン車ということで合流部分での急加速や高速走行での静かさは当然だが、ライバル他社でこのクラスの車には5速や6速オートマがラインアップされている事を考えると4速というのは物足りない感じがするのは否めない。
また、今までの二台のミニバンはいずれも1BOXベースなので今回のセダンのフレームを利用したミニバンは視点の高さも違うし、ロールも少なくなかなか安定感がある。
もっとも、視点が低い分は渋滞時などに前車に視界を遮られ歯がゆい思いをしたりもするのだが・・・

群馬の峠道といえば秋名山の麓にある豆腐屋のハチロクが速いそうだがミニバンでは比べるまでも無い。(秋名山:榛名山をモデルにした架空の山)
もっとも、ドリフトすら出来ない腕では車以前の問題(爆)
峠の上りではほとんどが2速に入りっぱなし。ヘアピン左急カーブなどでは1速まで落ちるのだがスムーズなつながりとはいいがたい。この辺ももう少しクロスした多段ミッションが欲しい所ではある。
峠の下りではエンブレの効きが弱いような気もするが、今までの車がディーゼル車だったので余計にそう感じるのかもしれない。
後は定員フル乗車でどのぐらいの走りが出来るのかが気になる所である。
とにかく私一人での峠道にはこの程度の馬力と足回りが無理な走行をしない、というか出来ないので身分相応なのかもしれない。

当然のことながら、往路でのナビは全くルートから狂いもせず方角を示していてくれていたのだが復路で突然あらぬ方角への指示が出た。
「おいおい!!その道は違うだろう!?」
目の前には真っ直ぐ広い道路があるのだが、谷底へ降りる道に指示が・・・
ここは無視を決め込んで直進すると程なく元のルートに復帰した。
いったい私をどこへ連れて行こうとしていたのか

復路の高崎市内は渋滞。
関越道も藤岡JCT付近から先は大渋滞。
「いつもの事よ・・・」と花園ICまでノロノロ運転で。
花園ICで高速を降り、一般道で家まで。
いつも通っていたルートと別のルートが指示されていたが「通いなれた道に勝るものなし」とナビを切った。

結局、自宅に帰りついたときにモニターの燃費計では9.5km/Lと表示されていた。
翌日、GSで補給して計算してもほぼ同じ値。
通常では8.5km/L程度なので、峠道でかなり踏んだことやや高速の渋滞を差し引いてもまぁまぁの値かなぁ!?

そうそう、上里SAでは関越利用でお出かけしたときのお約束=笹団子を買って帰りました。
これだけで奥様のご機嫌は麗しくなるのですからお安いものです。
これが家内安全のお守りで¥1,050円也~
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初雪オフ会 後編

2006-11-17 08:07:37 | オフ会
予定よりだいぶ標高は下がったがそれでも1,300m級の山を征服し、いちじんさんが十八番の「群馬のお山(いちじんさんの作詞作曲)」をご披露。


しかし、時折つっかえたのは酸素不足か?
それとも今回はアルコール燃料が補給されなかった為?
周囲の景色を堪能してしまえば後は何もない山の上。
「さぁ下へ降りようか?」
下山も紅葉の写真を撮りながらのんびりと。
キャンプ場にたどり着くとなにやら黒いものが動いている・・・
なんとツ・キ・ノ・ワ・グ・マ
もっとも、相手は檻の中だったので事なきを得たのだが


誰一人として熊に喰われる事もなく全員無事に駐車場へ帰り着き、いよいよお汁粉+豚汁+おにぎりパーティの始まりである。


あらかじめ掲示板で材料や鍋などの分担を決めてあったのではあるが、予定では山頂で炊事の段取りであった。
しかし、駐車場での炊事という事で各自がほぼ常時車載しているアウトドアグッズが続々と登場!!
ほぼ人数分の折りたたみ椅子と折りたたみテーブルが二卓。
椅子にもなるしテーブルにもなる万能アイテム=「プラのビールケース」が数箱。
ドラム缶を輪切りにしたガスコンロの風除け(エコ家の飼葉桶が本来の使い方だとか)
極めつけはは餅を焼こうという段になってsagawaさんが持ち出した七輪!!
しかも、七輪で使う炭は別の人が持っていた。
さらに驚かせたのが炭の着火剤・・・
これまた別の人が取り出したのが、なんと、車の緊急時に使う発炎筒!!
ケースからはずしたものに火をつけて数本ぶち込んだ
聞けば仕事で期限切れの発炎筒が手に入る立場にあるらしい。
風が強い為か意外と煙くなく「これは便利だ!」と感心した。
sagawaさんのミニバンにはMTBまで積んであったが、炊事には全く役が立たず出番なし・・・

お汁粉、豚汁、おにぎり、どれも美味しゅうございました。
あまりに美味かったので食べるのに忙しく写真を撮り忘れた


食べている間にも時折雪が降ってきていた。
近くの木の枝にエナガの集団が飛んできたがすぐにまた何処かへ飛んでいってしまった。
かなり冷え込んできたので温泉に入って帰ろうということになり、記念写真を一枚。


撤収の段になってまた雪が降ってきたが皆が写真を撮り終えるまでのサービスだったのかすぐに止んでしまった。


温泉はキャンプ場から下った所にある「ハマユウ山荘」
「何故にこんな山奥でハマユウ?」
と思ったらもともとは横須賀市が建てて今は高崎市に委譲された施設だとか。
ともかくここでユックリと温まって初雪オフ会終了~~

次回は来春、キャンプ場で一泊しスミレオフ会はどうだろうかということになっている。
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初雪オフ会 前編

2006-11-16 05:58:56 | オフ会
何かに追い立てられるように灰色の雲の塊が山を越えてきては猛スピードで飛び去っていく。
時折、雪を降らせ紅葉を白いレースのカーテンで覆う。
今年の営業終了間際の閑散としたキャンプ場で、住んでいる所も年齢もバラバラなネットで知り合った男女のグループが輪になって七輪に火を熾している。
さて、なんとも怪しげな・・・

すると、眼鏡をかけた若い男が袋から何かを取り出し、七輪にかぶせた網の上で焼き始めた。
白くて四角い板状の・・・・お餅

秋のオフ会ということで、日帰り登山を企画。
場所は高崎市(旧倉渕村)と長野原町の境界にある浅間隠山(標高:1757m)。
参加者はいつものメンバー+初参加の「sagawa」さんと「エコさんのお友達」。
いつものメンバーのうち「りい」さん、「翼」さん、「sizuku」さんは都合で欠席(順不同)
頂上に無事登れた暁にはお汁粉&豚汁&けいこさんのおにぎりパーティというお楽しみつき~
のはずだった・・・

11月12日の日曜日、長野方面の山間部は雪が降っていた。
浅間山は雪化粧で頂上には雲がかかっていた。


集合場所の二度上峠付近は「木枯らし一号」がすごい勢いで。
目指す浅間隠山にも白いものが見えた。


私が到着した時には「アタック中止~!」の決定が隊長によって下されていて、メンバーが揃った段階で近くのキャンプ場へ移動となった。
途中、浅間隠山登山口には数台の車があり、リュックを背負ったパーティが頂上目指し歩き始めるところだった。

キャンプ場はちょうど風がよけられる位置で、辺りは唐松や雑木はすっかり葉を落としていたが紅葉が見ごろだった。


「せっかくここまで来たのだからハイキングコース級の山登りをしよう!」
ということでキャンプ場の裏山へと。
バードウォッチャー(と言うのか?)の面々は双眼鏡やらフィールドスコープをもちだし、
「ベニマシコの鳴き声だね」
「あれはカヤクグリじゃないか?」
「白い帯があるからカケスだね」
「頂上のほうで二羽旋回してるけど鷹かなぁ?」
「鳥ですね~(大爆)」


登山道のあちこちに紅葉が真っ盛り。
足元には竜胆のツボミもあった。
風の通り抜ける場所では冷たくて強い風が吹いていたが、急坂で火照った体には心地よかった。
もっとも、私は雪に備えてスキーウェアのジャケットを着ていたのだから無理もない
頂上からは浅間隠山頂が見えた。
フィールドスコープで覗くと頂上にいる人が見えたが強風にタジタジのようだった。


「子供の団体がいたけど、こんな日が登山の初体験じゃぁ山が嫌いになるよねぇ?」
などと言いつつkanさんの子供達を見れば・・・
レジ袋に一杯の木の葉やら唐松のマツボックリを集めごきげんであった。

とりあえず眠いので続きは後日
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デス・ノート 後編

2006-11-11 17:04:41 | Weblog
そろそろトンボや蝶もシーズン終了。
とは言っても今日は雨模様でカメラを持ち出す事も、年末に向けての一仕事(植木屋の真似事)も出来ずにやる事な~し。
そんな訳で、午前中に女房と末娘を連れて映画を見に行ってきた。

お目当ては「デス・ノート 後編」
でも前編を見ていない
実は先日、前編はDVDで発売もされないうちにTVで放送するという異例の大サービスがあり、それを録画。
それをまたDVDにする為に前編早送りの音声なしの時折コマ送りでCMカットの編集をしたので登場人物の配役やあらすじの想像はつく。
例によって細かい映画の展開は書かないが、そんなに感情移入するような場面じゃないはずなのにやはり涙が出た
もしかしたら涙もろいのは画面を擬視するせいなのかも知れない

コミック本も全巻揃っているのだが、まだ読んでない・・・
昔のコピーで「読んでから観るか、観てから読むか」というのがあったが、これから暇があったらコミック本のほうを読んでみようと思っている。
でも、TV放送された映画、ドラマ、音楽番組などをセッセとDVDにしているのだが、これを観る時間ってあるんだろうか?
リアルタイムですら見きれないのに・・・
と思いつつ、昨晩も御狸様を録ってしまった

写真は記事内容と全く関係ないヤマトシジミ
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キノコ狩り

2006-11-04 16:18:11 | キノコ
このシーズンになると道端に車を停めて山に入っていく人たちがいる。
言わずと知れたキノコ狩りの人たちである。
裏山にもそういった人たちが現れるのである。
家の持ち山ではあるのだが、そういった人と出会っても身分を明かす事はしない。
マツタケでも出るなら即立ち入り禁止にするのだが・・・

今年は今日が初めてのキノコ狩り。
例年出ている辺りを目を凝らして歩く。
すぐに落ち葉を持ち上げている手のひらほどの大きさのがいくつか見つかった。
アカモミタケである。
大きなモミの木の下を重点的に周り八本ほどが採れた。
すでに人が歩いた後もあったのであるが三連休の中日にしては上出来だったと思う。

私にはアカモミタケ以外のキノコは自信が無いので手をつけない。
というか、そもそも裏山にはアカモミタケ以外に食べられそうなキノコが無いのである。
俗にイッポンシメジと呼ばれるキノコによく似たのもあるのだが、人によってはそれはイッポンによく似ている毒キノコだとも言われるので食べた事は無い。
試す勇気も必要も無いので採らずにいる。

成果を妻に自慢したのだがケンもホロロに
「私はあまり・・・」
そう!!スーパーで売ってるキノコと家で採った椎茸以外は信用しない人なのである
結局、料理しても私と父以外は手をつけないというのがホントの所

午後から母の見舞いに出かけてきて家に帰ると
妻:「熊が出たとか何とか行ってるけど・・・」
私:「この間となり町に出たといってたからその話しじゃないの?」
と言ってる間に消防車がスピーカーで
「本日、午前中~、町内の~○×地区で子熊が捕獲されました~。
親熊が~付近にいる可能性が有りますので~ご注意ください~。」
おいおい、それって私が山に入ってた時間じゃないか!?
しかも、○×地区って尾根を超えた所だぞ
今年は自主的判断によりキノコシーズン終了~。
後は椎茸だけが楽しみ。
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