「外道」といって加納秀人率いる三人組のロックバンドを思い出す方はかなり通なお方。
(ちなみに、いまだにLPを持ってる)
外道にはいろいろな意味があるのだが、一番分かりやすい所では魚釣り。
本命以外のお魚を外道と呼ぶ。
今回は植物写真が本命で参加者もそちらに興味のある方が集結した。
したがって、蝶やトンボなどは外道という事になる。
「何を撮ってらっしゃるんですか?」
同行のご婦人に声をかけられた。
いぶかしがるのも無理はない。
カメラの向いた先には枯れ草があるだけ。
スミレの花はおろか芽吹きらしきものもない。
「トンボを撮ってるんです。」
「トンボ?・・・どこにですか?」
ご婦人はカメラの向いたほうにトンボを見つけられず当惑していた。
「ちょっと待っていてください、撮ったら飛ばしますから。」
シャッターを切ってから手を伸ばすと飛び上がった。
「えっ!?あれがトンボなんですか??」
予備知識のない人には無理もない。
ガガンボと区別できないほどの大きさ。
(爪楊枝に羽をつけたぐらいと思ってください)
色も地味~で枯れ草にしか見えない。
オツネントンボかホソミオツネントンボなのだが、老眼の進んだ目では全く分からず
カメラのモニターで拡大してエコさんと二人で見ても分からず
PCに落として初めてオツネントンボだと
(ちなみに、いまだにLPを持ってる)
外道にはいろいろな意味があるのだが、一番分かりやすい所では魚釣り。
本命以外のお魚を外道と呼ぶ。
今回は植物写真が本命で参加者もそちらに興味のある方が集結した。
したがって、蝶やトンボなどは外道という事になる。
「何を撮ってらっしゃるんですか?」
同行のご婦人に声をかけられた。
いぶかしがるのも無理はない。
カメラの向いた先には枯れ草があるだけ。
スミレの花はおろか芽吹きらしきものもない。
「トンボを撮ってるんです。」
「トンボ?・・・どこにですか?」
ご婦人はカメラの向いたほうにトンボを見つけられず当惑していた。
「ちょっと待っていてください、撮ったら飛ばしますから。」
シャッターを切ってから手を伸ばすと飛び上がった。
「えっ!?あれがトンボなんですか??」
予備知識のない人には無理もない。
ガガンボと区別できないほどの大きさ。
(爪楊枝に羽をつけたぐらいと思ってください)
色も地味~で枯れ草にしか見えない。
オツネントンボかホソミオツネントンボなのだが、老眼の進んだ目では全く分からず
カメラのモニターで拡大してエコさんと二人で見ても分からず
PCに落として初めてオツネントンボだと
「これからご案内する所は結果によってはゴメンナサイと頭を下げなければなりません。」
エコさんがそう前置きして説明を始めた。
「アカネスミレがある場所なんですが、時間がなくて下見をしていません。
時期的には咲いているはずなのですが、もし見られなくても他の野草が見られると思います。
それから・・・
現場は樹が伐採されて見通しがよいのですが、森の中に入ってしまうと熊が出かねない場所です。
ローカルニュースで報道されないようにお願いします。」
熊がでるって・・・
まぁ見通しの良い場所なら熊の方が先に人間を見つけて逃げる可能性大で安全。
稜線を越えた場所でいきなり出会うとかなりヤバイ・・・
そんな話をしながら現地に着くと・・・
「あそこにいますね~!」
でちゃいましたか~!?
天然記念物のカモシカさんでした。
泰然自若。
遠くの丘の上からこちらをジ~ッと見ています。
そんなカモシカさんを眺めつつ目的の山へ入ると這いつくばるような傾斜地。
時間的にお昼なのでココでお弁当という事になったのだが、おむすびコロリンということにでもなったら撮影の体力が(笑)
あまり大きな株はなかったのだが、ヒゴスミレとのコラボを足場を確保しつつ撮ってきた。
ところが、メモリーの残り枚数が異常に少ない。
家に帰ってから判明したのだが、記録モードが途中からRAWになっていてメモリーを喰っていた。
バスの中で偶然にスイッチを触って切り替わっちゃったのか?
初めてのRAW現像。
コントラストがちょっと強すぎたか?
でも、プリントするとこれぐらいの方がいい感じかもしれない。
しかし・・・
ピンボケは如何ともしがたいんだよねぇ
エコさんがそう前置きして説明を始めた。
「アカネスミレがある場所なんですが、時間がなくて下見をしていません。
時期的には咲いているはずなのですが、もし見られなくても他の野草が見られると思います。
それから・・・
現場は樹が伐採されて見通しがよいのですが、森の中に入ってしまうと熊が出かねない場所です。
ローカルニュースで報道されないようにお願いします。」
熊がでるって・・・
まぁ見通しの良い場所なら熊の方が先に人間を見つけて逃げる可能性大で安全。
稜線を越えた場所でいきなり出会うとかなりヤバイ・・・
そんな話をしながら現地に着くと・・・
「あそこにいますね~!」
でちゃいましたか~!?
天然記念物のカモシカさんでした。
泰然自若。
遠くの丘の上からこちらをジ~ッと見ています。
そんなカモシカさんを眺めつつ目的の山へ入ると這いつくばるような傾斜地。
時間的にお昼なのでココでお弁当という事になったのだが、おむすびコロリンということにでもなったら撮影の体力が(笑)
あまり大きな株はなかったのだが、ヒゴスミレとのコラボを足場を確保しつつ撮ってきた。
ところが、メモリーの残り枚数が異常に少ない。
家に帰ってから判明したのだが、記録モードが途中からRAWになっていてメモリーを喰っていた。
バスの中で偶然にスイッチを触って切り替わっちゃったのか?
初めてのRAW現像。
コントラストがちょっと強すぎたか?
でも、プリントするとこれぐらいの方がいい感じかもしれない。
しかし・・・
ピンボケは如何ともしがたいんだよねぇ
その場でメモってこなかったのでもうお手上げです
アオイスミレかエゾアオイスミレのどちらか(爆)
NYANさんの所で聞いてくる・・・
名前が似ているだけあって極々近い種類なのだが、横に這っていて越冬葉があればアオイスミレ。
だけど写真じゃそんなところまで写ってない。
一縷の望みは撮影時間。
みんなで撮ってるはずだから誰かが根元まで鑑定してるはず。
便利だなぁ・・・他力本願
5/01 追記
NYANさんにお尋ねしたところエゾアオイだそうです。
この状態での見分けポイントは葉の尖り具合だそうです。
ただし、数多く観察しているベテラン氏だから出来ること。
(ベテラン氏といっても私よりズ~ッと若い方です)
NYANさん、ありがとうございました。
アオイスミレかエゾアオイスミレのどちらか(爆)
NYANさんの所で聞いてくる・・・
名前が似ているだけあって極々近い種類なのだが、横に這っていて越冬葉があればアオイスミレ。
だけど写真じゃそんなところまで写ってない。
一縷の望みは撮影時間。
みんなで撮ってるはずだから誰かが根元まで鑑定してるはず。
便利だなぁ・・・他力本願
5/01 追記
NYANさんにお尋ねしたところエゾアオイだそうです。
この状態での見分けポイントは葉の尖り具合だそうです。
ただし、数多く観察しているベテラン氏だから出来ること。
(ベテラン氏といっても私よりズ~ッと若い方です)
NYANさん、ありがとうございました。
ドコンジョウヒナスミレという分類があるはずもなく(笑)
しかし、一目瞭然「ど・根・性」なのである。
見つけたのは車道と歩道の境にあるカマボコ状のコンクリートブロックの上。
偶然とはいえこんなところに発芽し、あまつさえ花を咲かせるのはどれほどの確率なのだろう。
それを見つけた無自名さんの運の良さ
ただし、これ一枚きり。
運の良さと腕の良さは比例しないのか・・・
しかし、一目瞭然「ど・根・性」なのである。
見つけたのは車道と歩道の境にあるカマボコ状のコンクリートブロックの上。
偶然とはいえこんなところに発芽し、あまつさえ花を咲かせるのはどれほどの確率なのだろう。
それを見つけた無自名さんの運の良さ
ただし、これ一枚きり。
運の良さと腕の良さは比例しないのか・・・
ヒナスミレの葉に斑(フ)が入ったもの。
他の植物で斑入りというと白い部分が斑点状だったり、葉の縁や中心部に現れたりするものもあるのだが、スミレの場合は葉脈の部分が色違いになっていることが多いようだ。
もうちょっと立ち上がっていてくれると画としては良かったのだが、四月末だというのに雪に降られるような環境では致し方ないのかもしれない。
他の植物で斑入りというと白い部分が斑点状だったり、葉の縁や中心部に現れたりするものもあるのだが、スミレの場合は葉脈の部分が色違いになっていることが多いようだ。
もうちょっと立ち上がっていてくれると画としては良かったのだが、四月末だというのに雪に降られるような環境では致し方ないのかもしれない。
イブキスミレ・・・
もうこのあたりになるとタチツボとの違いが判らない(爆)
実際にはタチツボよりアオイスミレの系統らしい。
(見当ハズレだったらごめんなさい。)
葉質が柔らかい。
距が白い。
托葉が全縁。
などといっても・・・
エコさんもよくあんな所で見つけてくるなぁ。
もうこのあたりになるとタチツボとの違いが判らない(爆)
実際にはタチツボよりアオイスミレの系統らしい。
(見当ハズレだったらごめんなさい。)
葉質が柔らかい。
距が白い。
托葉が全縁。
などといっても・・・
エコさんもよくあんな所で見つけてくるなぁ。
「エ~ッ!?ココを車で降りちゃうの~!!」
誰もがそう思ったはず。
私もこの坂を運転して下りろといわれたら「どうぞどうぞ」としりごみするほど道幅極狭の急坂。
いや、坂というより崖ですから・・・
しかし、安心召され。
降りていったのは地元で林業をしているお父さん。
車は四駆の軽トラ。
たまたまだったのだろうが、バスを停めて山に入ろうとした時にお父さんが現れた。
おそらくこの山の地主さんだったのだろうが、快く了承してくれて撮影会となった。
スミレサイシンは日本海側を縄張りにして、太平洋側はナガバノスミレサイシンの縄張り。
ところが、新潟県境となる群馬県の山中でもスミレサイシンが見られるのだそうだ。
葉がほとんど展開しないうちに花が咲いている。
前頁のウスバサイシンに葉が似ているというのだが、この状態では確認できない。
えっ?
正面からの写真は?って・・・
撮ったけど、公開不能(笑)
誰もがそう思ったはず。
私もこの坂を運転して下りろといわれたら「どうぞどうぞ」としりごみするほど道幅極狭の急坂。
いや、坂というより崖ですから・・・
しかし、安心召され。
降りていったのは地元で林業をしているお父さん。
車は四駆の軽トラ。
たまたまだったのだろうが、バスを停めて山に入ろうとした時にお父さんが現れた。
おそらくこの山の地主さんだったのだろうが、快く了承してくれて撮影会となった。
スミレサイシンは日本海側を縄張りにして、太平洋側はナガバノスミレサイシンの縄張り。
ところが、新潟県境となる群馬県の山中でもスミレサイシンが見られるのだそうだ。
葉がほとんど展開しないうちに花が咲いている。
前頁のウスバサイシンに葉が似ているというのだが、この状態では確認できない。
えっ?
正面からの写真は?って・・・
撮ったけど、公開不能(笑)
スミレサイシンやナガバノスミレサイシンという名前のスミレがあるのだけれど、これはスミレではない。
って見れば分かるか・・・
しかし、サイシンの名がついているのはこちらが本家。
ウマノスズクサ科の多年草で漢方薬云々というのはググってください。
それより気になるのはヒメギフの食草ということ。
この辺りにはいないのかなぁ?
根元付近にある焦げ茶色のヘンテコなものがお花。
花弁のようなものはガクで中の部分が花なのだとか。
サイズ的には10mmぐらい。
ノギスで測ったわけじゃないから正確にはわからない。
ノギス?
機械加工などで使う計測器の一種で0.1mm単位まで正確に測れます。
デジタルノギスだと0.01mmまで表示してくれるけど植物の世界じゃそこまで測る意味が無いよね。
って見れば分かるか・・・
しかし、サイシンの名がついているのはこちらが本家。
ウマノスズクサ科の多年草で漢方薬云々というのはググってください。
それより気になるのはヒメギフの食草ということ。
この辺りにはいないのかなぁ?
根元付近にある焦げ茶色のヘンテコなものがお花。
花弁のようなものはガクで中の部分が花なのだとか。
サイズ的には10mmぐらい。
ノギスで測ったわけじゃないから正確にはわからない。
ノギス?
機械加工などで使う計測器の一種で0.1mm単位まで正確に測れます。
デジタルノギスだと0.01mmまで表示してくれるけど植物の世界じゃそこまで測る意味が無いよね。