アカウソ

2007-02-28 06:15:27 | 
暖冬の影響もあってか例年より早くお堂山のヤブ椿が咲きそろっている。
桜の花芽も桜前線の到着を待ちわびているかのようだ。

この頃の外歩きには70-300mmの望遠ズーム付き一眼に1.7倍のテレコンを持ち歩いている。
もちろんこの倍率で手持ちでは手振れ写真の量産必至!!
ということで安物三脚も常に持ち歩いている。
(ホントは安物以前で、カメラを買ったときのオマケ・・・)
こうなると素人目には格好だけでも一人前。

道を歩きながら椿の花や桜の枝を見上げているとなにやらチョコチョコ動いている。
かなりの確立で葉っぱが風に揺れてるだけだったりするわけだが、
望遠鏡代わりにカメラを覗くと首の辺りが鮮やかな赤色のウソが無心に桜の花芽を食べていた。
鳴き声は口笛のようだというのだが食事中の姿しか見たことがなく、どんな鳴き声なのかよく分からない。
もっとも、定期健康診断で高音が難聴気味などと書かれているようでは聞こえていないのかもしれないが(笑)
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ノスリ

2007-02-27 04:54:40 | 
「でっけえ鳥がいた!!
こんのぐれぇあるでかい奴があそこの木にとまってて
M作さんが『ホォーッ!!ホォーッ!!』って追っ飛ばしたら
うちらの頭の上をグルグル廻ってIちゃん家の方に飛んでった。
M作さんの話だとこの前もいたらしい。
いっつもあの木にとまってるらしいぞ!?」

出先から帰って来た爺ちゃんが興奮気味にまくし立てる。

「で、どんな色だった?」
「大きいってカラスぐらい?カラスよりも大きいの?」
私が話しかけても一向に構わずにベラベラと喋り続ける。
85歳になった父はかなり耳が遠くなった。
テーブルを挟んで話していてもかなり大きな声でないと聞き取れない。
女房はいつもの事と微笑みながら、
子供達は祖父と父親の「会話になっていない会話」に笑いをこらえている。

「爺ちゃんもだけど、お父さん(私)も結構耳が遠くなったよね?
特にパソコンいじってる時はかなり大きな声で呼びかけないと反応しないじゃん!?」
「俺のは仕事柄もあるけど歳相応。
都合の悪い事は聞こえないことにしておいた方が喧嘩にならなくて良いんだ!!」
(お前達だってTVやDVDを見てるときは人の話しなんて聞こえて無いくせに・・・)
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ブーケトス

2007-02-19 21:17:20 | Weblog
「ブーケトス」じゃなんだか分からないですよね・・・
「ブーケ・トス」と書けば昨日の続きということもあって「あぁ あれね!」と思い当たる方が大多数でしょう。
分からない少数派の為に解説すると、挙式後に花嫁が花束(ブーケ)を後ろ向きに投げ(トス)これを見事キャッチした独身女性が次に挙式できるというサバイバルゲームです(違うか・・・)


花嫁の投げたブーケは空しく地面に落ち、見事に失敗です。
なぜか皆さん笑ってましたが笑ってる場合じゃないです(笑)
オバさん達が言ってました
「見てたってだめだよねぇ・・・
回転レシーブでもスライディングタックルでもかまして取りに行かなきゃ縁が無いよねぇ!?」

再度挑戦です。


見事に成功!!

新郎の姉がまだ独身なのですが、余裕をかましてこの中に混ざってませんでした。
実は五月に式場が予約してある。
でも、余裕じゃなくって、これに混ざって取り逃したらゲンが悪いから混ざらない方がいいかぁ(笑)

新郎新婦は私と同じ町の住民になりました。
先ほど新居の前を通ってきたら今風の可愛い家に明かりがついてました。
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優しさに包まれて

2007-02-18 22:03:55 | Weblog
久々に白いネクタイで美味しくて楽しいお酒をいただいてきました。
同じテーブルには次姉&妹夫婦が勢ぞろい。
もちろん料理も美味しく、和やかな雰囲気の中、優しくも暖かな時間を過ごしてきました。
やはりお祝いの席っていいですね。
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東風吹かば・・・

2007-02-10 20:28:30 | Weblog
東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花
主なしとて 春を忘るな

時の左大臣:藤原時平が右大臣となった菅原道真公の出世の速さを嫉妬し、謀によって道真公は失脚させられ、九州の大宰府に流される事になった。
大宰府に向かう際に道真公は庭の梅の木に向かってこう詠んだといわれている。

「匂いおこせよ」は「にほいをこせよ」や「にほい遣せよ」であったり、「春を忘るな」も「春を忘れそ」と書かれる場合もあるのだが、どれが本家なのかは不勉強でよく解らない。
解釈のほうはどこぞの検索エンジンで調べてもらえば済む事なのであえて書かないが、今風の言葉なら「匂いおこせよ」を「匂い遣(よこ)せよ」とした方が誤解が無いかもしれない。

この二年後に道真公は大宰府で失意のうちに没するわけだが、そのときにこの梅の木は一晩で京から大宰府に飛んでいったという。
これが、いわゆる「飛梅伝説」で今も太宰府天満宮にこの木があるのだそうだが、どう考えても梅の木が飛んでいくはずもない。
さしずめ今なら関空辺りから空輸も出来るだろうが、おそらく陸路の方が運賃が安いのでは(夢がないですなぁ・・・)
まぁ、誰かが道真公を偲んで植えたものなのだろう。

さらにその後、道真公を嫉妬心から失脚させた藤原時平の身辺に不幸が相次ぎ、京の町には天変地異が続き、陰陽師の安部清明などが・・・
と書くと「夢枕 獏」や「荒俣 宏」の世界になるわけだが、その手の小説やコミック本を捲ってみるのも面白いものである。

今年は暖冬のため梅の咲くのが例年になく早い。
わが家の地続きにある隣家の畑にあるやや小振りの梅の木がきれいに咲いている。
先日、この木の主が輪禍により急逝した。
私と歳が近いこともあって、小さなころからお互いの家へ行ったり来たりで遊んだ仲である。
長じてからもいろいろな場面でお世話になり、これからもまだまだ付き合いが続くものだと思っていた。
いや、付き合いが続くなどとは思っていなかった。
いつまで続くかなどと考えた事もなかった。
逝ってしまう、終わりが来るという事が考えも及ばない事だったのだ。
新聞にも載ったし、確かにこの手で骨も拾ってやったのだが、10日が過ぎた今でも信じがたい事実である。

東風が吹いたら西国浄土に梅の香も届くのであろうか
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ガビチョウ

2007-02-01 08:22:41 | 
夜勤明けで家人が起きるころにご帰宅。
世間的には朝食であるが、私的にはディナーである純和風の朝食メニューを頂き、娘を駅まで送るころには7時半を回ってしまう。
それから朝風呂に入り御就寝と相成るわけだが・・・

わが家の裏はすぐに山で、ミツバムラサキツツジが数十株植えてある。
冬の間は葉が落ちているのだが、枝が込み合っている低木で小鳥には外敵から身を隠すには都合が良いらしい。
ホオジロ、ジョウビタキ、メジロ、シジュウカラなどが時折見られる。
もちろん、どこにでも顔を出すヒヨドリも(お前には外敵なんかいないだろうというほど図々しいくせに・・・)
先日は初見のアカウソもきて、ツツジの花芽をついばんでいた。

朝の八時ごろになると、なにやら騒がしい一団がやってくる。
数にして4~5羽はいるだろうか。
最近(1980年代からといわれている)数が増えてきているガビチョウである。
観賞用に飼われていたものが逃げ出して繁殖しているのだそうだ。
地泣きの声はヒヨドリにも似たような声だが、囀り(さえずり)はかなり大きな声で「ビィージュル ビージュル ジュルルル」などとせっかちなウグイスのようにも聞こえる。
一説に「聞きなし」では「ホイコーロー オイシー オイシー」と鳴くとか?
さすがに中国原産の鳥である。

隣家のキウイフルーツの棚の下が餌場のようでそこに毎朝集まってくる。
風呂上りで、すでにパジャマに着替えているのだがジャンバーをひっかけてニット帽を被り望遠レンズにテレコンを漬けて物陰から狙ったのがこの写真。
昨春の山吹の例もあるので風邪をひかないようにするのと、モロ不審者の風体であるので通報されないよう気をつけて今日もチョッと行ってみるか

一回りしてきたが今日はカラスとヒヨドリの先客がありチョッと遠慮したみたい・・・
天気は申し分ないのだけれど
もう寝る!!
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