夏至

「五月晴れ」は「梅雨の晴れ間」を言うのだそうですが、関東地方は「夏至る」がぴったりの天気が続いています。
今日は、暑くならない朝のうちに畑の草退治でトラクターを駆り出しました。畑のあぜにネジバナが咲いています。別の畑には今日もキジがきていました

東へ西へ

今日は、朝一番に小学校地区保護者会で通学路の草刈、午後から子供を塾に送った帰りにふれあい広場へ寄り、そのまた帰りに藤野さんの個展にお邪魔し、家に帰って公園の様子を見に行き、父と玉川の菖蒲園を見に行って、家に帰ると塾の迎えの時間でまた出かけ、夜は夜で蛍の具合を見に行き、といった具合に大忙しの一日でした。
ふれあい広場は町の社会福祉協議会の行事で、私も評議会の末席を汚しているのでお役目でもあるのです。同級生のボランティア・グループも毎年参加しています。
藤野さんの個展を開いた会場は、娘さんの同級生（私もそうなのですが）が開いているギャラリーで民芸品や骨董を主に扱っている所です。
夜になって、悦美さん（藤野さんの娘さん）からお礼のメールが届きました。
父の日に大勢の皆さんに来て頂き、善い親孝行が出来たので改めてお礼申し上げるとのことです。
八十坂の　道を楽しみ　初個展　
　　五十路の子の友　集いて明るき（無自名）

豊年エビ

今年も田圃に豊年エビが泳いでいます。
全部の田にいるというわけでもないようで、隣り合わせた田には見当たりませんでした。
エビのような形ですが、腹を上にして泳ぐ不思議な生き物です。
これが発生する年は「米の出来が良い」といわれることから豊年エビの名がついたとの事です。
江戸時代には金魚売りが売り歩いたとも言います。
私も以前、水槽で飼ってみたのですが一週間ぐらいは生きていました。

入梅だけど晴れ

今日は入梅です。
関東地方も梅雨に入ったようですが、今日は梅雨空ということでも無い様です。
梅雨に入ると梅の実を採ってもいいと昔からいわれていますが、今年はあまり実をつけていないようです。
梅の花が咲く時期に雨が多いと実を付けないといいます。
対照的にたくさんの実をつけているのは桑です。
童謡「赤トンボ」の歌詞にあるあの桑の実です。
ドドメとも言って、食べると甘く美味しいのですが洋服などに汁がつくと紫色に染まってたいへんです。

参道の石橋

朝から、御堂山・梅林の散策路とイチイガシの周辺の除草作業を行いました。
イチイガシの根元に「参道の石橋」といわれている石があることは以前から言われていました。
作業に参加した古老に聞くと、「厚さ五寸、幅二尺、長さ一間半で、以前は吉野橋に架かっていたものを『参道の石橋』にしたと聞いている。参道の改修でヒューム管を入れたので不要になり、今の場所に置いたのだが長い間に埋まってしまった。」とのことだった。
右端が一部見えていたので、木の葉や土を退かすと話のとおりの石が徐々に姿を見せ、居合わせた一同が「これを埋めて置くのは惜しい。」ということになり、山崎建築さんがショベルカーを持ってきて集落センターの庭へ移動しました。

風流

ここ連日、日が暮れると鳩川沿いの農道に大勢の人が繰り出しています。
田植えの終わった田圃に月の光が映り、蛙の大合唱とともに幻想的な光の共演が始まります。
あるものは草むらに、またあるものは川や田圃の上を、時には子供たちの小さな手の上で小さな光を点滅させながら訪れる人々を歓迎しております。
時にはフクロウが南のほうから「ホーホー、テレツクホー」と鳴くのも聞こえます。
今夜は少し肌寒い陽気で、昨晩ほど飛んではくれませんでしたが、集まった百数十人の人たちは皆一様に感嘆の声をあげていました。

初夏なのに秋

六月に入り半袖が似合うような陽気になりました。
家の前の田圃は、今年は転作で麦が作ってあります。
文字どうりに一面小麦色になり、間もなく刈り取りの頃となります。