普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

普天間基地は固定化に貢献した鳩山さん

2011-05-08 11:12:46 | 外交・安全保障
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 北沢俊美防衛相は7日、沖縄県庁で仲井真弘多知事と会談した。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)移設問題で名護市辺野古に建設する代替施設をV字形滑走路とする方針の政府と、県外移設を求める県側との溝は埋まらなかった。日米安全保障協議委員会(2プラス2)の日程調整も難航を極めており「普天間固定化」が現実味を帯びてきた。
 と産経新聞が報道しています。
・普天間基地固定化と言えば、基地の隣にある小学校の安全確保のために移転問題が起こった時に、これは固定化に繋がるとして反対した一部の市民のために白紙に戻り、結果は児童達を危険に晒すままに終わっています。
・最近の例で言えば今回の米軍の被災地の支援活動に対して、
地もと紙の琉球新報は米軍の災害支援 それでも普天間はいらないで、マイケル・シファー米国防副次官が米国議会に提出した書類の中で、「米軍の駐留によって日本の緊急事態に対応できたの証言書面を取り上げて、災害支援は売名行為ではない。人道上の見地から本来、見返りを期待しない、崇高な精神でなされるべきものだろう。と米国議会向けの発言を、いかにも彼が日本への恩を着せたような発言したかの様な論評に、ネット上で大きな批判を巻き起こしました。
・私は沖縄の人達の彼らが言う日本本土の人達に対する微妙な気持ちと、日本側に不利な日米地位協定、それを理由した所謂左派勢力による反米活動があるのは良く判ります。
・鳩山さんはそんな沖縄の人達の気持ちと、左派と言われる人達の多いのを知っていたのかどうか判りませんが、「国外、少なくとも県外」を訴え続けて、沖縄の人達にすっかりその気にさせた挙げ句、結局は元の自民党案に戻ってしまいまい、沖縄県民をすっかり硬化させ、今まで普天間基地移転に力を尽くして来た、仲井真知事まで県外移転のほうに向けて仕舞いました。
 普通の政治家なら「「国外、少なくとも県外」で頑張るが、日本としては安全保障、外交の継続性があるので直ぐには出来ないかもしれない。それが出来るまでは普天間基地周辺の安全対策や、地位協定の見直しなど実行する。」くらい誰でも言えるはずです。
 然し、結果は普天間基地問題を完全に暗礁に乗り上げさせ、日米間をぎくしゃくさせ、中国は尖閣諸島問題を起こし、ロシヤの大統領の北方領土視察などを起こしてしまいました。
 これらに就いて野党やマスコミから批判を浴びている民主党政権から言わせれば、普天間問題固定化の主犯は鳩山さんです。
 そのお蔭で民主党は参院選沖縄選挙区で公認候補の擁立断念の結果になりました。
 その鳩山さんは先日取り上げたように、中国に何も迷惑を掛けていなのに、空気、海水を汚染をさせたと陳謝、管政権批判など口害をまき散らせています。
 沖縄の左派と言われる人達やマスコミも困りますが、鳩山さんの動きを公認、是認または黙認している民主党の人達はどう思っているのでしょう。
 政権維持のために自党の不利になるとして見ざる、言わざる、聞かざるを決め込んでいる間に鳩山さんの言動は確実に民主党の支持率低下に貢献しているのですが。
 特に鳩山グループの人達は、まさか鳩山さんと金だけで繋がっているだけでは無いと思いたいのですが。
 彼らは鳩山さんについてどう評価しているのか本心を聞きたいものです。

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