1/48 Hobby Craft Polikarpov I-16 Type24 & ICM Yak-7DI 続き
ハセガワ/タミヤのキットに慣れていると考えられないような状況になることがあります。
Yak-7DIの機首カバーの中、エンジンの上にフレームのようなものを取り付けるのですが、どう工夫してもカバーが閉まらなくなります。
エンジンの上のグレーのフレームです。
結局、カバーを被せて固定してしまえば全く中は見えないので、取り付けは断念しました。
このほかにも、このエンジンの上、フレームの下から機銃が付くのですが、このパーツもありません。
欠品ということで取り付け無し。
見えないところの機銃は無くてもかまわないのですが、大変なことに気が付きました。
水平尾翼が片方無いのです。
これだけは、欠品ということで、などどのんきなことを言っている場合ではありません。
飛行機として完成できないじゃありませんか。
暫くボーっと考えていて、無ければ作る、ということにしました。
幸い、片方はあります。
見たところそんなに複雑な形でもないようで、プラ板を貼り合わせて作ることにしました。
0.3mmのプラ板を現物に合わせて切り取り、貼り合わせます。
尾翼の厚さが最大28mmなので、3枚+2枚+3枚 計8枚を貼り合わせます。
厚みが足りないのは、それぞれに塗るボンドの分を差し引いてあるからです。
ひたすら現物に合わせて削っていきます。
(置き方が左右逆ですが)
何とか形になってきたところで、羽布張りをどうしようか、・・・
削るのは大変、プラ板を貼ると厚ぼったくなってまた削るのが大変、というわけで、紙かテープを張ることにしました。
紙ではちょっと厚みが足りないかと思い、マスキングテープを切って貼ればいいかもしれない、ということで、さっそく、
裏面も同じように細く切って貼ってます。
一応幅、間隔、長さは測ってみたものの、貼ってみると微妙に現物と合いません。
半艶のクリアーで保護してから、グレーのサフでわざと厚ぼったく筆塗りし、テープとの境目を軽く削って段差を無くしてみようと試みましたが、手間の割にはいい結果は出ませんでした。
塗装してしまえば、何とかなるでしょう。
なかなか良い感じにできたと思いませんか。
いろいろな角度から見るとやはり少し厚ぼったい感じがして、微妙な違和感がありますが、言われないと判らないと思います。
待ち時間に簡単にササっと作ってしまおうと思っていたら、やはり手間暇かかる外国製キットでした。
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