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自己チューの進行形日記でshow。

立春・坂本冬美さんのコンサート

2007年02月04日 | 音楽!何でも大好き

Pict0121_1坂本 冬美さんは、
和歌山県出身の演歌歌手だ。
20年以上前。NHKの
「勝ち抜き歌謡天国」(和歌山大会)で
名人となり、その時、審査員だった
猪俣公章さんの内弟子となった。
それまでは、梅干工場で品質管理をしていた。

たまたま我が家はこの番組を見ていた。
その時、準名人は、わが町の人だった。

C200702_01_11987年に『あばれ太鼓』でデビュー。
あれよあれよという間にスターになった。
初期は『あばれ太鼓』『男侠(おとこぎ)』
など男歌を歌うことが多かった。
1991年に細野晴臣さん
忌野清志郎さんとHISを結成。
アルバム「日本の人」発売。
多方面で活躍している。

なお、その時の準名人と言えば、
「焼肉店」を経営しているはずだ。
人生なんて、不思議なものだ。

順風満帆に見えたが、
一時期、芸能界から消えた。
噂は噂を呼び、病気説となった。
杉良太郎・伍代夏子夫妻がヘリコプターで
大学病院に見舞いに駆けつけたという話もあった。
悪性の病気で、余命いくばくも無い。という噂。

しかし、一年後彼女は見事に復活した。
二葉ゆり子さんを師匠にボイストレーニングを続け
歌唱力も前に増しアップし、歌声も安定した。

20070204113729_12年前まで親孝行にと毎年1月か2月に
私の母、奥さんの母と連れ立って
大阪新歌舞伎座に観劇に出かける
恒例行事があった。
ところが、一昨年の秋。奥さんの母親の
突然の死により、それが縮小された。
昨年からは、私の母と私達の
計3人の行事となった。
今年は、お芝居も疲れるしと思っていたところ
坂本冬美さんの20周年コンサートが
新歌舞伎座で開催されることを知り
いつものとおり、ネットで
チケットを購入した。
あくまでも、歌を聴きに出かけたのである。

坂本冬美さんのこのコンサートにかける
意気込みが自身のホームページに掲載されていた。
引用させていただく。

★☆『星に祈りを』再発売が決定!★☆
「皆様お元気ですか。
 私は今日から始まる新歌舞伎座コンサートで
 張り切って大阪に来ました。
 皆様とお会いするのを楽しみにしています。
 そしてもうひとつ、都はるみさんのお陰で、
 『星に祈りを』の再発売が決まりまして、
 今日から皆様に聞いて頂ける事になりました。
 初めてコンサートで歌うので少し緊張してますが、

 他の歌と同様に心を込めて歌わせて頂きます。
 どうかこの四日間、
 御声援の程よろしくお願いします。m(__)m 」

※この曲は、坂本冬美さんがデビュー20周年記念に
  故、猪俣公章先生の作品の中から
  選んで新たに歌いなおした新録音の
  アルバムのラストの曲。。
  ところがこの歌「星に祈りを」は
  都はるみさんの15年前の「北旅情」と
  同一のメロディであることが発売後に判明。
  本アルバムは、著作権等の問題が浮上、
  これを受けて回収扱いとなっていたのだ。

4988006206151_large_1コンサートは期待以上だった。
ヒット曲はもちろん。歌謡浪曲あり
自身の好きな歌あり、新曲あり。
おまけに、舞台セットに自身が
師匠について習ったという書道、
大筆で歌詞を書いた幕も使用。
MCも会場を拍手喝采にさせた。
例の「星に祈り」は見事のひと言。

Images_7芸能生活20年でお世話になった人を
裏切らない、いや自分の宝物として
感謝している姿勢が、大いに伝わった。
色んな意味で、素敵なコンサートでした。

☆★☆★☆★☆★☆(暦では今日から春)

コメント (2)
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