masaring

自己チューの進行形日記でshow。

スロー・ライフ。

2008年05月17日 | masaringの内緒話

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【太古から植物も自分の生態系を守りながら生きてきたのだ。】

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「幸せって、なんだっけ」
いう本が出版されている。
この本は、「幸せとは何か」
という本ではない。

「幸せ」についてじっくり考えたり、
ゆっくり話しづらいこの時代に、

幸せの前に立ちはだかる「豊かさ」
という名のモンスターを退治して、
しかるべきところへ
引っ込んでもらおうという本だ。

そして、もう一度、
「幸せって、なんだっけ」とみんなが
考え直せるように、
地ならしをするための本だ。

著者は文化人類学者で環境運動家、明治学院大学
国際学部教授の辻 信一さんだ。

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今日の記事は本の紹介では無く、全く別のところにある。
彼は「100万人のキャンドル・ナイト」を呼びかけ
スロー・ライフという考え方を広く浸透させているのだ。

「100万人のキャンドル・ナイト」←はここに詳細あり。

そもそも、彼がスロー・ライフというコンセプトに
行き着いた経験談が、ある月刊誌に掲載されていた。

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彼は長年、学術研究とともに世界中の貧しいと
言われている地域で、植林などの活動に携わってきたが
彼はむしろ、行く先々で豊かさを教えられたと言う。

老人はやさしい顔をしている。
子どもたちは生き生きしている。

先進国に住んでいる人々は、何でも手に入れたような
気がしているけれど、その反面、彼らのような笑顔を

失っているのではないか。私たちが求めていた豊かさとは
実は時間をお金に替えているようなものではないか。

そんな疑問が沸き、今、本当に必要なのは

スローダウンなんだと実感したというのだ。

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彼はまた「ナマケモノ倶楽部」なるNGOも立ち上げている。

合言葉は、省エネで循環型のライフスタイルの
ナマケモノになろう!!。

辻さんが訪れた南米のエクアドルでは、大規模な
森林伐採が行われていたそうである。

木々が伐採されるとき、たいていの動物や鳥たちは一斉に
逃げていくが、逃げられない動物がいたのだ。

それがナマケモノだったのだ。

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0000000275逃げ足は予想どおり遅かった。
人間は、つかまえた
ナマケモノを食べたり

あるいは、抵抗しないのを
いいことに、非常に
暴力的な行為をする。

弱者を痛めつける人間の象徴的な姿をそこに見たのだ。

地球上のあらゆる動物は、弱肉強食の厳しい世界に
生きているのに、ナマケモノはどうしてあんなにスローな
進化を遂げてきたのか。

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辻さんは、パナマやコスタリカなど、
ナマケモノが生息している地域に出向いて
その生態系なども調べるようになったのだ。

ナマケモノは、もの凄く省エネで、循環型の生活をしている。
高い木の上で食事をしたり昼寝をしたりして生活をし、

週に1回下りてきて排泄する。木から食料を分けて貰っている
ナマケモノが、木に栄養分をお返ししているのだ。

調べるほどに、ナマケモノを守れでなく
私達人間がナマケモノに学べ、

ナマケモノになろうって思ったのだと言う。

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この忙しい現代社会。がむしゃらに豊かになろうと
するだけでなくスロー・ライフのコンセプトを考えながら
生活することも必要ではないかと感じた次第。

今日の私、まっちゃんの心境であります。

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【豊かさを追求してきた経済は、人を幸せにしたのだろうか?。】

※冒頭の写真は、私の部屋の前のハクチョウゲ。満開です。

コメント (4)
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