【↑大阪の団体。万葉・山野草ウォーク。我が家の楸を見てる。】
2年連続で観光客が100万人を突破した和歌山県かつらぎ町。
滞在型の観光客誘致を図るため、都会の人に農家の生活を
体験してもらう「農家民泊」推進に乗り出した。
今月中に100人が宿泊できる態勢を整え、来年度から
スタートする予定で、町は「四季を通じてフルーツ狩りが
できることをもっと売り出して、町のファンを増やしたい」と
意欲的だ。
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■豊富な観光資源
かつらぎ町は県内でも有数のフルーツ産地として知られる。
イチゴ、梅、スモモ、モモ、ナシ、ブルーベリー、リンゴ、
栗、ブドウ、ミカン、キウイ、柿のほか、シイタケ狩りが
できる観光農園がある。
このためシーズンを問わず、大阪を中心に観光客が訪れる。
1昨年は104万人で初めて100万人を突破し、
昨年も112万人と順調に伸びてきた。
ところが町内の宿泊施設が少ないこともあり、
昨年の宿泊者は3万8500人で、観光客全体の3%程度しかなく、
大半が日帰りというのが実情だ。
町内には観光農園のほか、世界遺産に登録された
丹生都比売神社や町石道、万葉の道、伝統の格子造りなどの
町家、商家が並ぶ大和街道といったノスタルジーあふれる
観光資源もあり、都会の人には魅力いっぱいの町だ。
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■「いやしの里へ」
農家民泊は、農家の空き室を利用し、食事は地元でとれた
食材で「安全・安心」を売り物にし、豪華さよりも
素朴さを前面に出して「いやしの里」として
都会の人にくつろいでもらうコンセプトだ。
第一段階として20戸を予定しているが、最終的には
40戸程度の登録を期待している。
和歌山県も2年前から、都市と農村の交流などを掲げて
農家民泊を推進し、認定制度を設けた。
認定を受けると旅館業法、消防法など法制面での許認可が
容易になるほか、消火器購入などにも補助があり、
現在、県内7市町村で20戸が認定を受けている。
町内では来年度の営業に向けて6戸がすでに認定を受けた。
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■町のファン獲得
農家の中には、子供が成長して都会に働きに出て、
空き室があるところも多い。
都会との交流で、地元の人たちにとっては当たり前の
風景や農作業、食事などが、大きな“財産”に
なるということを再認識できるメリットもある。
将来的には町のファンを育て、移住する家族の
獲得を目指す考えだ。
恥ずかしながら私、まっちゃん。かつらぎ町に住みながら、
新聞記事〔抜粋〕を読むまで、この取り組みを存じませんでした。
まっちゃんの毎日見てる風景って、都会の人の憧れ?
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この新聞記事を読んで、ふと大昔。和歌山県の黒潮国体当時
のことを思い出してしまいました。
「かつらぎ町」はテニス会場。あの家もこの家も選手の
皆さんのために宿舎として自宅を提供。所謂、民泊。
町ではサルビア花壇を至る所に作り、毎日お祭り騒ぎ。
もちろん、まっちゃん。まだ高校生で眺めてただけですけど。
しかし、今回新聞を読んで「絵に描いた餅」にならないかな。と
ちょっと不安な気持ちになってしまいました。
ごめんなさいね。本心は、盛り上がりを願っております。
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※楸↑はキササギと読む。腎臓病に、煎じ汁がよく効くという。
【我があばら家は、民泊なんて無理も無理。誰も来ませんネ。】