masaring

自己チューの進行形日記でshow。

小椋佳さんの「歌談の会」。

2009年09月13日 | 音楽!何でも大好き

Himawari0910

【友人が撮影した我が家のヒマワリ。特技者は尊敬に価する。】

Akahana

人口20, 000人足らずの我が町の文化会館大ホールで
9月12日(土)小椋佳さんの公演が開催された。

タイトルは、小椋佳「歌談の会」。

主催者は、3年前から彼の事務所に
この田舎へ彼を招聘するため、ラブコールを送り続け
それがやっと実現したのだそうである。
もちろん、チケットは発売後一週間で完売となった。

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「歌談の会」とは?

1998年から毎年日本全国の市町村100カ所程度で
実施している、小椋佳さんが心に浮かぶ話を
普段着の姿勢でゆったりと語り、
気の向いた曲を歌いつづる
ソング(歌)&トーク(談)ショー、である。

銀行生活を終え、それから50過ぎて2度目の
学生生活も終え全国の市町村で開催するステージ。
それが『歌談の会』である。
彼の世界をより身近に感じられるライブなのだ。

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タイトルは歌談の会だが、会場ごとでテーマが異なる。
我が町でのテーマは「歌綴り『ママは変だ』。」であった。

私の青年期に、私に多大な影響を与えた彼の歌声。
懐かしさはもちろんだが、
現在の彼の生き様が直に伝わり、共感することが多い。

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長い間知らなかったが「少しは私に愛をください」
恋の歌ではなく、銀行マンとして、組織の中で自分を
見失いそうな思いに囚われた不安を歌った歌だそうだ。

銀行マンの彼が、歌を作り歌い始め、プロとなり
作詞家・作曲家として、様々な歌い手に提供。
ミュージカルや琵琶。自身のCD制作に
コンサート活動。私には羨ましいが
彼の人生にも山があり谷があることは間違いない。

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未来を担う子供達の感受性、組織に帰属し続けながら
自己確認をすることがもはや難しくなった若者達への
応援歌の数々。

若者たちにこそ聴いてもらいたいライブであった。

盛りだくさんのライブは「あっ♪」と言う間に
2時間が経過して、終演だ。優等生のライブである。

優等生というのは、生来の明晰な頭脳と
自分と闘うことを惜しまぬ努力をする人なのだと、
素直に感動してしまった私なのである。

Akahana

ちなみに、我が町での演奏曲目リストである。↓

①しおさいの詩⇒いわずと知れたデビュー曲
②さらば青春⇒私がフォークを始めた要因の一曲
③少しは私に愛を下さい
④シクラメンのかほり
⑤恋語り⇒自分の父親のことを歌った曲
⑥甘いオムレツ⇒自分の母親のことを歌った名曲
⑦モク拾いは海へ
⑧夜の帳
⑨歌綴り「ママは変だ」⇒今回のライブのテーマだ。
 メンバー全員でセリフと歌でつなぐひとつのストーリー。
 ハンカチで目頭を押える人が続出した。

⑩流されはしなかった
EC1.美しい暮らし
EC3.祭り創り
EC4.サヨナラ⇒ステージは夜空の星の世界という演出。

Akahana

 

Rindoh2

【今迄に数回、歌談の会に参加。でも我が町で聴くと感極まる。】

Akahana

コメント (4)
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