歌手の槇原敬之(37)が作詞・作曲し、
人気デュオCHEMISTRY(ケミストリー)が
歌っている「約束の場所」の
歌詞の一部について、
漫画家の松本零士さん(68)が自作
「銀河鉄道999」からの無断使用だと
抗議していることが19日分かった。
槇原さんの所属事務所は、盗用を否定した上で
「弁護士と相談中なので詳細はお話しできない」
とコメントしている。
松本さんが無断使用としているのは、
10月に発売された「約束の場所」の
「夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して裏切らない」
という歌詞。
漫画の方には
「時間は夢を裏切らない、夢も時間を裏切ってはならない」
という文章があり、
松本さんは「文章の前後を入れ替えただけ」と指摘している。
槇原の事務所によると、抗議に対して、
レコード会社の担当者が16日に
松本さんの元を訪れ「騒動を起こしたこと」は謝罪したという。
松本さんは「若者を励ます意味で
約10年前から講演会でもこのフレーズを使っている。
訴訟などを起こすつもりはないが、
きちんと本人が謝罪してほしい」としている。
(2006年10月19日17時42分 スポーツ報知)
漫画家の松本零士氏(68)が
「銀河鉄道999」のフレーズを
盗作されたとして
歌手の槇原敬之(37)に
抗議している問題で、
松本氏は19日も「本人が謝罪してほしい」と繰り返した。
槇原の所属事務所が
「銀河鉄道というタイトルも先人がつくった言葉」と
したことに対しては
「開き直り。勝手にしてくれ」とあきれ気味。
法的手段については
「今のところ訴えるつもりはない」とした。
槇原の事務所では一方的に
週刊誌上で非難されたこともあり、
名誉棄損を含めた法的手段について
「現在、弁護士と協議中」。
ただ「大ごとにはしたくない」ともしており、
泥仕合は避けたい考え。
(スポーツニッポン) - 10月20日6時4分更新
私の好きなアーティスト「槇原敬之」さんが、
私の好きな漫画家「松本零士」さんに
『このフレーズは盗作だから、謝りなさい!』
と言われたそうで、大変ショックです★
ネットや新聞などでも見ましたが、
確かに「そっくり」♪
これだけ似てりゃ・・・
「盗作だ」って言われても仕方ない
と思ったんですが、、、。
でも、松本先生、これ
「他人に言われてもっと
大問題になってから」のほうが良かったのでは?
「問題提起する」にはまだ早すぎるような気がします。
これだけそっくりな代物ですから
近い将来「マニア」が提示して
もっと大問題になってた可能性もあります。
ご自分でお姿を披露して
おしゃべりするにはちょっと早過ぎたかも。
「ヤマト」の一件でプロデューサーと
一悶着あってから「何か急いでいる感」がします。
マッキーさん。
私より、ずっと若い世代のあなたですが、
当然「999」は知らない訳ないと思います。
でも、だからといってこのフレーズを
「記憶していた」かどうかってのは別問題です。
マッキーのような方ならこのフレーズが
自然に出てきてもおかしくはないと思います。
ただ・・・その割にはあまりに似すぎです。
疑われても仕方ないかも、、、。
「パクリ」ではなく、
実際に自分の言葉として出てきた。
実際は「好きな言葉」だったので
「パクって」しまった?
どちらにしても
<事務所にまかせっきり>体質に、なり始めて
来ているのかもしれませんネ♪
せっかくの素晴らしい曲なのに、
「自分の言葉」「パクリ」のどちらがホントなのか
実際のところは、マッキーしか知らないのです。
この一件で「松本ブランド」「槇原ブランド」に
またもや、傷がつかないか、それだけが心配です。
マスコミにいいように利用されないように
して欲しいと願うばかりです。<芸能界は恐いところ>
パクリ専門のmasaringは、素人で良かった。
でも、時々、私の作った歌とか、、、、。
無断で使われてることがあります。
その時、勿論、腹立ちしますがネ。
(著作権に関係のない世界の私でさえ、、、。)
参考、引用、盗用、盗作?難しいですネ♪♪♪
〔余白〕
有名な有森裕子さんの言葉、「自分をほめてやりたい。」
でも、これって、高石ともやさんの歌からの引用です。
高石さんは、有森さんが、この言葉を使ってくれて、
とても嬉しいと、かつて、コンサートで言ってたことを
ふと思い出しました。関係ないかナ?
以下、毎日新聞の記事です。
<ゲド戦記>挿入歌の歌詞が朔太郎の詩と酷似
ヒット中のアニメ映画「ゲド戦記」の挿入歌「テルーの唄(うた)」の歌詞が萩原朔太郎(1886~1942)の詩「こころ」と酷似している――。現代詩作家の荒川洋治さん(57)が月刊誌「諸君!」11月号で告発し、波紋を広げている。
「テルーの唄」は「ゲド戦記」監督の宮崎吾朗さん(39)の作詞。一方、萩原朔太郎は大正・昭和期を代表する詩人。詩集「月に吠える」や「青猫」で知られ、「こころ」は25年刊行の「純情小曲集」に収められた。
両者の類似部分を荒川さんは列挙する(こころ、テルーの唄の順)。「こころをばなににたとへん」/「心を何にたとえよう」▽「音なき音のあゆむひびきに」/「音も途絶えた風の中」▽「たえて物言ふことなければ」/「絶えて物言うこともなく」――など。
荒川さんは「道行くふたりという人物設定、状況、空気、語調は、たいへんにている。構成もにている」と指摘する。
荒川さんは、宮崎さんがインタビューで朔太郎の詩を参考にしたことを明らかにしていることや、「ゲド戦記」の公式サイトでも「こころ」を「参考資料」として掲げていることを認めた上で、「問題がある」と批判。「『作詞・宮崎吾朗』とすることに、少しのためらいも感じなかったのだろうか。ここは『原詩・萩原朔太郎 編詞・宮崎吾朗』とでもするべきではないか」と主張する。
荒川さんの主張に対し、映画を製作したスタジオジブリは「一切ノーコメント」としている。
【米本浩二】
著作権問題に詳しい日本文芸家協会副理事長、三田誠広さんの話 表現を微妙に変えていて、「こころ」の盗作とは言い難い。しかし、朔太郎の詩がなければこの歌詞が書けないことは明らか。モラルの問題として、朔太郎への感謝の言葉を入れるべきだ。ネットなどには出ているというが、シングルCDの購入者には分からない。先行する芸術への尊敬の気持ちが欠けている。
(毎日新聞) - 10月21日3時6分更新