隊長曰く/RFC名古屋

釣れた日には釣りのハナシでも(笑)

箸袋は手書きです

2015年07月07日 07時25分42秒 | 北海道釣行&こぼれ話

 独酌三四郎の箸袋です。ひとつひとつ異なるメッセージや図案が手書きされています。人気店なだけに毎日相当な数を用意しなくちゃいけないだろうに、そんな手間すら厭わないもてなしの心、響きますね。あ~早く再訪したいっ!


独酌三四郎にて昇天す

2015年07月04日 01時02分46秒 | 北海道釣行&こぼれ話

 さて独酌三四郎。カウンターの向こうには炭火の焼き台があり、炉端焼き店の風情。当然焼き物はすべて美味でした。特に竹の子(ネマガリタケを皮つきで焼いたもの)やアスパラは絶品でした。
 でもそれだけじゃないのが、この店の凄さ。刺し身盛り合わせ(写真は2人前)はツブ、ホタテ、ホッキ、ミズダコ、花咲ガニ、ボタンエビ、イカ、サバ、マグロ(たぶん脳天の部位)に湯葉と、何とも贅沢な構成。別注した竹の子(茹でたネマガリタケの薄切り)も同じ皿に盛られています。旭川は立地としては内陸ですが、味も鮮度も抜群でした。
 3枚めの写真は女将の知人が作っているという豆腐。豊かな大豆の風味と、ちょっと粗めの舌触りが、他にはない旨さです。薬味に盛られているのが山ワサビなのも北海道らしい。
 そしてHPで紹介した「おかみ旬の盆」では、おふくろの味的な煮物やサラダ。普通の料理の顔をしていながら、どれもきちんと料理人の技を感じるところが只者じゃない。酒、特に日本酒の揃えも素晴らしい。

 北海道らしさ満載で本州からの旅人にアピールしながらも、洗練された技、確かな目利きで、地元のウルサガタをも唸らせる、おそろしいほどの実力です。かねてより「独酌三四郎に行ければもう死んでもいい」なんて言っていた僕ですが、そんな期待以上でした。なのでこの記事はあの世から書いています、なんてね。いや、今回は4名で小上がりに通されたため、店名通りの独り酒で、あのカウンターの風情を味わうまでは死ねないか?まだまだ夢(釣り以外の)は尽きませぬ。

 う~ん週末を待ち構えていたかのようにまた野暮用が。今週も釣りには行けません。仕方がないから、どこかで近場のナマズやっつけに行こうか。


夢にまで見た独酌三四郎

2015年07月01日 07時35分12秒 | 北海道釣行&こぼれ話

 魚がな~んにも釣れなくても、僕自身は今回の道北遠征には大満足。それは独酌三四郎へ行けたから。外観は写真のように素っ気ないものですが、一歩足を踏み入れると、懐かしく、豊かで、心やすまる、独特の世界が広がっていました。時代を超えて「日本の居酒屋かくあるべし」という、信念というか矜持というか美学というか、そんなものさえ感じられます。さすがは太田和彦氏(楽しく酔っ払っているだけの吉田類氏と違い、文化性まで論じる居酒屋評論家。どちらが上ってものじゃないけれど)が北海道一の居酒屋と絶賛するだけのことはあります。旭川を訪れた人には、ぜったい立ち寄っていただきたい店です。今回泊まったパコ旭川からも歩いてすぐ、繁華街の一角にあります。次回に続く(笑)


天塩川の暴君

2015年06月30日 06時55分55秒 | 北海道釣行&こぼれ話

 道北遠征でうれしい誤算だったのは道の駅なかがわでのランチ。そこそこ美味くて、ボリュームたっぷりで、値段も高くなくて、道の駅の食事らしからぬ満足感(というか満腹感?)。期待していなかっただけにラッキーな発見でした。なかでも「スタミナ」の名が冠された2つのメニューには強烈なインパクトがありました。スタミナ醤油ラーメンはHPで紹介したとおり。写真はスタミナ焼きカレーです。熱された鉄板に乗せられグツグツいっているところ、名古屋人好みのプレゼンテーションですね。カツにかかっている粉がギョウジャニンニクのパウダー。ソーセージにもギョウジャニンニクが入っているらしい。パウダーもソーセージも地元の製品だそうです。

 これだけギョウジャニンニクが使われていて、けっこうデカ盛り系で、元気にならないはずがない!これらを食べた山本君とじゅんぺいが、このあと手が付けられなかったのは言うまでもありません(笑)そこで2つのスタミナメニュー、僕は勝手に「天塩川の暴君」と愛称をつけちゃいました。道の駅の目の前が天塩川ですから。本当は川の中にいる本物の暴君イトウ様と出会いたかったのですが...

 各地の物産展ではステーキ弁当が人気な道の駅なかがわですが、僕たちが訪れた時レストランでは売り切れ表示になっていました。たまたま売り切れていたのか、はなっから店頭で売る気がなく用意していないのかは不明です。


稚内の夜はペチカで

2015年06月27日 09時28分35秒 | 北海道釣行&こぼれ話

 サハリンが目の前にあって、稚内港からは定期航路があって、道路標識にはロシア語まで書かれていて、そんな土地なのに、探して見つけたロシア料理店はペチカ1軒だけ。でもいいんです、ここが抜群に美味かったから!シェフがロシア人ということで(ある程度日本人向けにしてあるかもしれないけれど)基本的には「本場の味」なんだと思います。海を挟んでいるとはいえ隣国ですからね、当然なのかもしれませんが、これが日本人の味覚にもよく合うんです。

 写真上は焼きペリメニ。焼き餃子あるいは焼き小龍包に近いかな。もっちりした皮と、ジューシィな餡が絶妙のマッチングです。ロシアと中国も隣国ですから、何か影響しあっているんでしょう。写真下はニシンの酢漬け。この手の料理はヨーロッパの人も好きですね。薄切りして握り寿司にしても違和感ないような味です。HPに載せたハチャプリはほぼチーズナンだし、他にもシャシリークはほぼトルコ(やイスラム圏)のケバブだし、ユーラシア大陸はひとつなんだなと思わせてくれます。 だからこそ喧嘩なんかしてちゃダメだよ。

 海鮮食べる店なら釧路の方が平均点が高いし、選択肢も多いみたい。稚内へ来たからにはペチカは絶対はずせませんね。

 道北でボウズ食らった厄落としに飛騨へ行きたいんだけれど、今週末は野暮用が重なっていて行けません。来週は行けるかな?