これが薬研(やげん)と言います。時代劇などで良く見ますよね。
これは、保存するために乾燥させた生薬(しょうやく)は硬い為に、煎じて(煮る)ても成分が上手くでません。そこで生薬を粉にする為に使う道具です。
これも年代物の顕微鏡。光学顕微鏡で対物レンズの所にプレパラートに見たいもの(光を通すくらい薄くします)を載せて、それにカバーガラスを載せて見ます。
これは軟膏板(なんこうばん)と言います。白い部分は今は軽い素材で出来ていますが、古いものは陶器(焼き物)で作られていて結構重たいです。これは、軟膏を混ぜる時に使います。
この天秤(てんびん)は、もう見ることも無い位骨董品です。今は電子秤が主流ですが、昭和の時代は、これくらいしかなく、粉の薬を混ぜて作る時に量るのにとても手間ヒマがかかりました。風の影響も考えてガラスの空間で仕切られるようになっています。(昔の調剤室は、隙間風が・・・)