波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

『高貴高齢者』をめざして

2025年03月16日 | 日記・エッセイ・コラム

ふたたび言葉遊び 少し前のブログ記事『老いる好感』の続編。辞書は友だち。老いるほど辞書を引くようになったが、おっくうがらずに続けたい。普段使いの言葉の意味と使い方を、実は全然わかっていないことに毎回気づく。真面目に辞書を引いても楽しくないから、合間合間に独り言葉遊びするで好奇高齢者。

●口気高齢者・・・・歯周病のせいかな、入れ歯の清掃が理由かな
●公器高齢者・・・・庶民に奉仕する立派な老人。自称する奴はほぼ危ない(笑)
●好奇高齢者・・・・何か面白いことは無いかと目を輝かせている老人、好き。
●好機高齢者・・・・チャンスは前髪、後ろ髪は後の祭り。心技体養って待とう
●香気高齢者・・・・光源氏みたいなご老体。風呂に入らないと臭気老人
●高貴高齢者・・・・未だこんな老人を見たことが無い、では自分が・・・
●巧技高齢者・・・・普通の人には真似できない○○○の達人老人、ウーム
●抗議高齢者・・・・普通の老人。何でもイチャモンつけるのが老人の生きがい
●講義高齢者・・・・長話と説教と自慢話
●豪毅高齢者・・・・勇気あるご老人。強気高齢者と似ているが違う
●合議高齢者・・・・当事者が集まって相談する時に年相応の配慮できる老人


見栄・見得(みえ)について少し考える。承認欲求から来る身体表現だから根は深い。体裁保って社会維持するのが人間だから一概に否定出来ない。考えまとまったらブログ記事にしたい知人から電話来て「小鳩サブレー、何枚残りました?」と聞かれ15枚と答えた。昨日このブログ訪ねてくれた方137名でそのうちの1人判明。

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オヤツ考

2025年03月14日 | 日記・エッセイ・コラム

も煙草もやめた。成人病満載の身体改造につき「食べ過ぎない」を3年継続し予想以上の効果に「それまでの異常」に驚く。年明けに、これまでの仮寿命72歳を79歳に設定変更した。
さて、食欲と性欲と睡眠欲が人間の三大欲求と言われる、子孫継続のための性欲は限りなく影薄く、睡眠欲は何時でも何時までも実現できる環境になり永眠だって無縁でないお年頃になり、残りは業の深い食欲だけ。

 

食足りているが、「エンゲル係数が高いのはずうっと変わらないけれど(波風氏の買ってくる)オヤツの割合が前より増えている」と言われた。ふーん、と答えながら「では買わない」と思ったのは、予想より内臓脂肪減らず骨格筋増えないのはそこらが問題と自覚しているから。食べる前の買いもの欲を節制しなければ。

 

を捨てるには代替え欲を用意するべき、そうしなければ持続できないと俳句の金子兜太氏(99歳没)が言っていた。オヤツの場合、買わない代わりに作る、高級品を抑止力として用意しておくと決めた。前者は、プリンや揚げ餅やアンパン、アイスクリームや燻し柿の種も「これしかないのだから心して作り心して食べる、但し間隔空けて」ということにする。後者は、ほぼ防災用食料品扱いとなり期限切れ待って腹に。市販品オヤツは、乾パンと塩煎餅がでーんと出てくるようになった。


画像は、前回ブログで触れたママヨ作『小鳩サブレー』。珈琲タイムでつまむ。余った生地で顔作ったら何となく食べずらい、良いかも全部顔サブレー  三大欲望はすべて生理的欲望、それに生存欲、怠惰欲、感楽欲、承認欲を加えてあの仏陀様が提言した七大欲望、とサイトにあった。怠惰も欲望なんだ(感)

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冬の月を描く

2025年03月12日 | 図工・調理

しぶりにイラスト描く。ここら辺の事情は3/9公式裏ブログ『冬の月』に書いたので説明略。パジャマにチャンチャンコ羽織って長靴履いてママヨさんの後について外に出て高いところに出ている月を黙って見上げた。

 

を聞いた時には三日月より細かったはずなのに、だいぶ膨らんでいた。まだ3日ぐらいしか経っていないよな。
月が明るいせいで星の少ない深夜(といっても9時半頃)。5つぐらいしか星座名を知らないけれどオリオン座見つけると嬉しい。星が多くても少なくてもわかる星座、凍てつく冬に似あう。

 

ガキの縦半分左にこのイラスト、右に「もうすぐ待ち遠しかった春ですね」の近況を書いて知人に。絵心にスイッチ入ったのか、短冊にクレパスと色鉛筆でも描く。これ、裏に定形外分の切手貼ったら出せるよなあ。この短冊入る額も作る。


ママヨさんの『小鳩サブレ―』作りの手伝い。友だちの集まりに持って行くという、何枚残るかしっかり聞く(笑)。目と羽と尻尾が本家『鳩サブレ』みたく見えるよう竹串とスプーンで。簡単な作業だが共同でオヤツ作っている気分。

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絵ハガキ【黒うさぎ】もらう

2025年03月10日 | 日記・エッセイ・コラム

ずうっとお会いしてない方から絵ハガキ貰う。「波風立男・ママヨさまの日々の暮らしにココロが温まります。ご無沙汰しておりました。このハガキを見たとき真っ先に先生と奥様を思い出されました。」(原文ママ)。ブログを見てくれて、時々こうやって励ましていただく。会わなくとも、離れていてもこのブログで繋がっているご縁。面白いなあ、ありがたいことだなあ。

タンポポ咲くのどかな風景にしっかり栄養とって佇んでいる黒うさぎ、平和だ。心なしか目つきや口元が賢そう(笑)。何かの拍子に、波風ご両人を思い出してくれる人がいるのは本当に嬉しい。


ハガキの文末に「これからもユーモアと笑いで雪解けを早めて下さいますようにお願いいたします。」とあった。「わかりました、早めますから安心してください。」と心で約束した。明後日雨、次の日大雪の予報だけど、それを越えたら冬も終わるだろう、なんとかなるだろう。

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高校入試問題【国語】をやってみる

2025年03月07日 | 日記・エッセイ・コラム

3月4日公立高入試1日目、2年ぶりに国語を解いてみた。話には聞いていたが、小説と詩が無い。少なくなったとはいえ中学でも高校でも学習し大学共通テストにも必らず出題されるのに。国語=コミニケーション能力と情報処理能力を育てる科目?変なの。昨年、頼まれて読書感想文審査したが応募数の少なさと作文力の低さに驚いた。その理由がこの問題傾向で何となく分かる気がした。説明文の理解が国語の最大目的に傾斜したのか、と。

大問題4つ。問1は漢字、過剰と遮るの読み、ソクホウとヨるの書き。煮ると同じ部首が使われている行書の漢字(者 鳥 緒 熱)、趣と同じ部首の(迎 起 取 聴)という少し捻った問題も。問2は『表現』とは何かを読み取らせる問題で面白い。表現と表出の違いは勉強になった。問3は「地域食堂」(「子ども食堂」とは言わない/笑)を扱い時代に即した良問。問題文を使い70~90字で「地域食堂」と地域のつながりについて書かせるのも悪くない。問4、これは国語でなく社会科の問題だろう。「根拠を明確にして自分の考えを表現する力」をみるためらしいが。目が疲れ散歩のせいでオヤツ欲しくなり最後の3問残して鉛筆置いた。ここで-14点、合計86点。


北海道は長く詩と小説と説明文と古文の問題が続いたが、ここ数年で様変わり。点数的には昔より取れる気がする。心配は、こんな問題だと小中学校の国語授業がたぶん楽しくないこと、高校に入って苦労すること  国語の力は、読めること、そして話せること、その上で書けること。薬だって電化製品だって説明書読めなくては暮らせない、だが言葉には自由に思いを巡らせたり楽しんだり出来る力があるのを忘れちゃ困るな。 

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