読書の秋。たくさん買った本を日本酒のように「ちびり
ちびり」と読んでいる。改めて「新しい知識」を頭に入れるという行為は素晴らしいことだと実感している。
レセプター(受容器)という言葉を本で知った。レセプターが開いている状態の人は、周りからの情報をいくらでも受け入れられる。逆にレセプターが閉じている状態の人は受け入れられないという。凡師のレセプターは今、ビンビンに開いている。1ページ、1ページ、「ほほう」「ホホウ」の連続である。肌寒くなるこの季節。毛穴がギュッと閉じるような感覚を覚える日が増える。もしかしたら、毛穴の閉じ具合とレセプターの開き具合は微妙な関係があるのかもしれない。
だとすれば、「読書の秋」というのは「周りからの情報(本の内容)がスッと頭に入りやすい季節」ということになる。(冬はもっと頭に入ってしまうが・・・)
まあ、荒馬さんのような読書好きな人にしてみれば、季節は年中「秋」かもしれない。うらやましい限りである。
熱燗が似合う季節になってきた。「ちびりちびり」と本を飲み干したい。