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波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

見せたい・言いたい・聞きたい

2022年04月09日 | 日記・エッセイ・コラム

うってことない暮らしの出来事や思いつきをブログにする老人生活。誰かから書けと言われるわけでないし、褒めてくれることもない。書き続けるのは、ぼんやりしていたことがはっきりしたり、はっきりしていると思ったことがそうでもないのに気づくからだ。言葉にしてまると、「これはまだ言葉にできるほどわかっていない」とか「この言葉をこんなふうに使って良いのかなあ」なんて、表面の皮を少し剥いて本心に近づけたり、知識の浅さ狭さを知る機会になる。

れなら不特定多数対象のブログでなく、日記で良いようなものだが、それでは駄目なのだ。誰かに読んでもらう責任というか義務みたいなものを勝手にこしらえ、ひとまとまりの文章に整えて、3日に一度ぐらいは更新しなければいけないと思うから書けるのだ。柔らかい緊張感に束縛されるから続けられるのだ。フェイスブックやツイッター、インスタグラム、ユーチューブは息子のやっているのを読むのでアカウント持っているが、自分でやる気は無い。だから、他人のSNSにもあまり関心が無く、『いいね』もあまりしない。結局、面倒なのだ。消費的な言葉表現も性に合わないのだ。その点、ブログは累積的でずーっと残り訂正可なので波風氏に合っている。イラストなんかも載せられるし。

 

し残念なのは、同じような老人ブログを見かけないこと。ブログランキングという不思議な視聴者数競争一覧表を見ても、ネコがどうしたとか、旅行や外食の体験ばかりで一番読みたい『そこはかとない暮らしの風景』が見当たらない。上手とか上手で無いとかはさておき、波風氏は「自分で見たいものが無いのなら、自分で作って楽しむ」という人柄。ブログという言葉遊びも、自分で作って自分で楽しむのが一番。やればやるほどそう思う。
こういう波風氏につきあってくれる方々(貴方様です)には、「ありがとうございます」という気持ちで一杯だ。老人は、好き勝手にさせてもらいつつ、「ちゃんと見ていますよ」と繋がっていてくれる人がいなければ、たちどころに元気なくなるのです。


ママヨさんがもらったカニでグラタン、波風氏がもらったアサリでパスタつくる。こういう海鮮久しぶりなので「あっ、これ入れるの忘れてた」続出しつつ、「素材が助けてくれる春の味」堪能 『マイナス50℃の世界』(米原万里著:角川文庫)読み、世界一寒いシベリアの暮らし思う。著者が生きていたらウクライナ侵略に何思うだろうなあ大雪で壊れた鹿よけ網の杭や扉を補修したり、波風食堂開店の準備などする。

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