息子とコンビニで買い物。荒馬さんの目を盗むように買った「甘い物」。ベンチに座り、息子と2人でさっそくパクリ。うまい! 隠れて食べてる訳ではないが、どことなく内緒にしてるという雰囲気が、甘さを引き立てる。
落ちそうなホッペを気にしながら舌鼓を打っていると、息子が突然「あっ、やせないゴミだね」とポツリ。空になったプリンの容器を手にドキッとする凡師。なるほど、子どもの発想は素晴らしい。父親が母に内緒で食べたプリンの空き容器を「やせないゴミ」と表現するあたり、本好きの荒馬さんの血を引いているに違いない。「すごい発想だね!」と褒めようとした凡師に息子が、「じゃあ、やせるゴミってなあに?」とポツリ。「やせないゴミ」と「やせるゴミ」を対比するあたり、国語好きの荒馬さんの血を再確認。「やせるゴミっていうのは、油っぽくない食べ物の袋や、甘くないお菓子の袋とかだよ」と息子に向かって話す凡師。
凡師の後ろで、遠慮がちにたたずんでいる「2つの箱」に気づいたのは、息子との心温まる会話が一段落し、「やせないゴミ」を捨てようとした時だった。
2つの箱には「燃やせるゴミ」と「燃やせないゴミ」と書かれていた。
小1に「燃」は読めないよなぁ・・・。